前場コメント No.1 東エレク、 北里コーポ、カバー、オンコリス、HMT、黒崎播磨

2025/06/25(水) 11:30
★9:00  東京エレクトロン-買い気配 米ハイテク株高を好感 AMDが7%近い上昇
 東京エレクトロン<8035.T>が買い気配。米ハイテク株の上昇が好感されている。

 前日の米国市場は主要3指数ともに上昇。イラン・イスラエルの停戦維持に対する期待が高まったことなどにより買いが優勢だった。また、アナリストによる目標株価引き上げを受けてアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が7%近い上昇。エヌビディアやインテルなども大きく上昇し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.77%高で終えた。

 この流れを受けて、国内の半導体関連にも買いが入っている。ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>も買い気配スタートとなり、アドバンテスト<6857.T>が2%近い上昇となっている。

★9:00  北里コーポ-買い気配スタート/東証プライム上場 寄り前は1900円
 不妊治療に関する医療機器などの製造販売を行う北里コーポレーション<368A.T>はきょう、東京証券取引所のプライム市場に上場した。公開価格1340円の買い気配で始まり、差し引き約291万株の買い越し。直前の寄り前気配は1900円前後だった。

 主幹事は野村証券、SMBC日興証券で、公開株数は1610万株。不妊治療の医療機器メーカー。人工授精や体外受精、細胞凍結保存、再生医療における生殖工学技術に特化し、不妊治療のための製品を開発・製造し、国内外に販売している。主な製品は高度生殖医療とも呼ばれる体外受精や顕微授精で利用する研究用試薬や医療機器であり、一般的な不妊治療で使用する製品に比べ高度な専門性を必要とする。

★9:01  カバー-売り気配 プライム市場移行への申請取り下げ 改めて申請する予定
 カバー<5253.T>が売り気配。同社は24日、東京証券取引所プライム市場への市場区分変更申請を取り下げると発表した。

 24.3期決算を基準期として変更申請をしたが、審査に時間を要していたほか、6月26日に開催予定の第9期定時株主総会において25.3期決算が確定する見込みとなった。これにより申請した変更申請の内容に変更が生じるため、変更申請をいったん取り下げることとした。市場区分変更の方針に変更はなく、改めて変更申請を行う予定。なお、変更申請時期は未定であり、引き続き適切な時期について見定めているとした。

★9:01  オンコリス-3日続伸 OBP-301の先駆け総合評価相談が進展
 オンコリスバイオファーマ<4588.T>が3日続伸。同社は24日、医薬品医療機器総合機構と進めている、腫瘍溶解ウイルス「OBP-301」の先駆け総合評価相談について、3月18日「臨床」、5月13日「非臨床」、5月23日「品質」に続き、「GCTP(再生医療等製品の製造管理および品質管理)」も新たに先駆け総合評価相談が開始されると発表した。
 
 なお、残る「信頼性」の先駆け総合評価相談は、2025年12月期3Qに開始する計画で、食道がんを最初の適応とする再生医療等製品としての承認申請は、2025年12月期に行う計画としている。

★9:01  ヒューマンメタボ-3日ぶり反発 7月1日付で東証スタンダードに市場変更
 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090.T>が3日ぶり反発。同社は6月24日、東京証券取引所の承認を受け、7月1日付けで、現行の東証グロース市場から同スタンダード市場へ上場区分を変更すると発表した。

★9:01  黒崎播磨-買い気配 通期最終益を上方修正 固定資産売却で特別利益75億円計上へ
 黒崎播磨<5352.T>が買い気配。同社は24日、26.3期通期の連結純利益予想を従来の100億円から155億円(前期比23.7%増)に上方修正すると発表した。

 経営資源の再配分ならびに持続的な成長に向けた投資資金の確保を目的として、大阪府泉佐野市の固定資産(土地および建物)を譲渡するという。これにより、26.3期2Qにおいて約75億円の固定資産売却益(特別利益)が計上される見込みとなったことを踏まえた。


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