後場コメント No.3 リクルートHD、バンドー、日立、三晃金、オルガノ、パナソニックH
★13:58 リクルートHD-大幅に5日続伸 米国の早期利下げ期待などから買い優勢
リクルートホールディングス<6098.T>が大幅に5日続伸。米国の早期利下げ期待などが手掛かり。
関税による物価上昇や景気悪化が懸念されるなか、26日に発表された米1-3月期国内総生産(GDP)確報値は前期比年率-0.5%と、予想の-0.2%を上回る悪化だった。また、新規失業保険申請件数は23.6万件と予想の24.5万件を下回る強い結果となり、早期利下げ期待が高まったことで米10年債利回りも低下した。
同社は世界最大級の求人検索エンジン「インディード」を展開しており、米国での収益規模が大きい。米国の利下げによる景気や人材需要の持ち直しを織り込む形で株価も買われている。
リクルートホールディングス<6098.T>が大幅に5日続伸。米国の早期利下げ期待などが手掛かり。
関税による物価上昇や景気悪化が懸念されるなか、26日に発表された米1-3月期国内総生産(GDP)確報値は前期比年率-0.5%と、予想の-0.2%を上回る悪化だった。また、新規失業保険申請件数は23.6万件と予想の24.5万件を下回る強い結果となり、早期利下げ期待が高まったことで米10年債利回りも低下した。
同社は世界最大級の求人検索エンジン「インディード」を展開しており、米国での収益規模が大きい。米国の利下げによる景気や人材需要の持ち直しを織り込む形で株価も買われている。
★14:07 バンドー化学-5日続伸 屋外用放射冷却フイルム「Silver Arrow」販売開始
バンドー化学<5195.T>が5日続伸。同社は27日14時に、独自のフイルム加工技術を用い、省エネルギーに寄与する放射冷却フイルムを開発し、2025年7月からテスト販売を開始したと発表した。
開発した屋外用放射冷却フイルム「Silver Arrow」は、反射層に銀を活用することで、高い近赤外線反射効果を引き出し、熱放射性にも優れているため、建物や機器、貨物室などの内部温度上昇を抑制するとしている。
バンドー化学<5195.T>が5日続伸。同社は27日14時に、独自のフイルム加工技術を用い、省エネルギーに寄与する放射冷却フイルムを開発し、2025年7月からテスト販売を開始したと発表した。
開発した屋外用放射冷却フイルム「Silver Arrow」は、反射層に銀を活用することで、高い近赤外線反射効果を引き出し、熱放射性にも優れているため、建物や機器、貨物室などの内部温度上昇を抑制するとしている。
★14:08 日立製作所-大幅に4日続伸 製造ライン立ち上げと歩留まり向上を支援する技術開発
日立製作所<6501.T>が大幅に4日続伸。同社は26日、グループ会社の日立ハイテクと共同で、製造ライン立ち上げと歩留まり向上を支援するプロセスインフォマティクス技術を開発したと発表した。
今回、リチウムイオン電池の試作ラインを用いた検証において、限られたデータでも従来よりも高精度な性能予測ができることを実証した。今後は顧客との協創により、同技術による製造ライン高効率化の実証を進める。また、多様な製造業への適用も視野に研究開発を進めるとしている。
日立製作所<6501.T>が大幅に4日続伸。同社は26日、グループ会社の日立ハイテクと共同で、製造ライン立ち上げと歩留まり向上を支援するプロセスインフォマティクス技術を開発したと発表した。
今回、リチウムイオン電池の試作ラインを用いた検証において、限られたデータでも従来よりも高精度な性能予測ができることを実証した。今後は顧客との協創により、同技術による製造ライン高効率化の実証を進める。また、多様な製造業への適用も視野に研究開発を進めるとしている。
★14:14 三晃金属工業-8日続伸 今期から中間配当実施
三晃金属工業<1972.T>が変わらずをはさみ8日続伸。同社は27日14時、26.3期より中間配当を実施すると発表した。
中間配当予想は170円、期末配当予想は株式分割前換算で175円(分割後35円)となる。年間配当予想は株式分割前換算で345円となるため、年間配当金の合計額に変更はないとしている。
三晃金属工業<1972.T>が変わらずをはさみ8日続伸。同社は27日14時、26.3期より中間配当を実施すると発表した。
中間配当予想は170円、期末配当予想は株式分割前換算で175円(分割後35円)となる。年間配当予想は株式分割前換算で345円となるため、年間配当金の合計額に変更はないとしている。
★14:17 オルガノ-岩井コスモが目標株価引き上げ 半導体産業強化の動きを追い風に成長続く見通し
オルガノ<6368.T>が10日続伸。岩井コスモ証券では、世界的な半導体産業強化の動きを追い風に、成長続く見通しと判断。投資判断「A」を継続、目標株価を9600円→1万円と引き上げた。
同社は半導体製造に必要な超純水装置で高いシェアを持ち、TSMCの熊本工場向けにも装置を供給している。岩井コスモでは、世界的な半導体産業強化の動きを追い風に、同社の成長が続きそうだと指摘している。
オルガノ<6368.T>が10日続伸。岩井コスモ証券では、世界的な半導体産業強化の動きを追い風に、成長続く見通しと判断。投資判断「A」を継続、目標株価を9600円→1万円と引き上げた。
同社は半導体製造に必要な超純水装置で高いシェアを持ち、TSMCの熊本工場向けにも装置を供給している。岩井コスモでは、世界的な半導体産業強化の動きを追い風に、同社の成長が続きそうだと指摘している。
★14:32 パナソニック-大和が目標株価引き下げ 固定費見直し後の収益改善策具体化を待ちたい
パナソニックホールディングス<6752.T>が反発。大和証券では、固定費見直し後の収益改善策具体化を待ちたいとコメント。投資判断は「3(中立)」を継続し、目標株価を1650円→1600円に引き下げた。
大和では、今後はポートフォリオマネジメントや2026年1月以降スタートする新体制の在り方、注力領域の成長シナリオの具体化がポイントになると想定。現在の株価は車載電池に対する懸念と構造改革による収益改善への期待の両方がすでに織り込まれた水準と推察しており、固定費見直しの先の持続的な収益性改善ポテンシャルの明示が評価改善には求められると考えている。
パナソニックホールディングス<6752.T>が反発。大和証券では、固定費見直し後の収益改善策具体化を待ちたいとコメント。投資判断は「3(中立)」を継続し、目標株価を1650円→1600円に引き下げた。
大和では、今後はポートフォリオマネジメントや2026年1月以降スタートする新体制の在り方、注力領域の成長シナリオの具体化がポイントになると想定。現在の株価は車載電池に対する懸念と構造改革による収益改善への期待の両方がすでに織り込まれた水準と推察しており、固定費見直しの先の持続的な収益性改善ポテンシャルの明示が評価改善には求められると考えている。
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