前場コメント No.2 FフォースG、西部技研、YEDIGIT、エプコ、イクヨ、メディカネット

2025/06/27(金) 11:30
★9:02  フィードフォース-売り気配 今期営業益16%増見込む 前期は計画下回る
 フィードフォースグループ<7068.T>が売り気配。同社は26日、26.5期通期の連結営業利益予想を18.5億円(前期比16.2%増)に、年間配当予想を10円(前期は10円)にすると発表した。

 プロフェッショナルサービス事業では安定的な運用体制を構築するとともに、将来の収益基盤構築のための人材投資を継続する。SaaS事業では各サービスでの継続的な機能拡張、DX事業ではShopifyアプリに関連する収益の積み上げなどに取り組むとしている。
 
 25.5期通期の連結営業利益は15.9億円(前の期比28.7%増)だった。会社計画は18.0億円。DX事業の採算性向上により前の期比では増益となった。一方、SaaS事業でのリカーリング収益増加水準の鈍化などにより計画を下回った。

 併せて、中期経営計画(26.5期~28.5期)を策定したことも発表した。最終年度の数値目標として、営業利益30億円、ROE30%以上(25.5期実績は33.4%)をめざす。株主還元については、DOE(株主資本配当率)5%を目安に配当を行う方針。自己株取得は、投資・配当を上回るキャッシュフローがあった場合に機動的に実施するとしている。

 なお、株価は前期の計画下振れ着地を嫌気した売りが優勢となっている。

★9:02  フィードフォース-売り気配 立会外買い付けで上限80万株の自社株買い 割合3.47%
 フィードフォースグループ<7068.T>が売り気配。同社は26日、立会外買付取引(ToSTNeT-3)により80万株・4億0100万円を上限とする自己株式の取得を行うと発表した。
 
 取得日は27日。上限株数を取得した場合の発行済株式総数に対する割合は3.47%となる。株式の流動性向上を目的に実施する。同社の代表取締役社長である塚田耕司氏、および取締役の阿部圭氏が、保有する同社株の一部を売却する意向としている。

 なお、株価は同時に発表した決算を受けて売りが優勢となっている。

★9:02  西部技研-買い気配 ペロブスカイト太陽電池製造工場向けの案件受注 約4億円
 西部技研<6223.T>が買い気配。同社は26日、国内総合エンジニアリングサービス会社より、ペロブスカイト太陽電池製造工場向けの案件を受注したと発表した。受注先、エンドユーザーの名称、現場名称、販売台数およびその他具体的内容については、受注先およびエンドユーザーに対する営業秘密保護の観点から、開示内容が限定されるという。
 
 受注金額は約4億円、売上計上は26.12期の予定としている。

★9:02  YE DIGITAL-売り気配 1Q連結営業利益3%減 人的投資の増加など響く
 YE DIGITAL<2354.T>が売り気配。同社は26日、26.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は3.2億円(前年同期比3.2%減)だったと発表した。IoTソリューションの減収や、賃上げなどによる人的投資の増加が響いた。

★9:02  エプコ-買い気配 通期営業益を上方修正 想定超の太陽光パネル関連工事を受注
 エプコ<2311.T>が買い気配。同社は26日、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の3.0億円から4.3億円(前期比27.5%増)に上方修正すると発表した。

 子会社のENE’sにおいて2Qに期首の想定を上回る太陽光パネル関連工事を受注したことなどを踏まえた。

★9:03  イクヨ-買い気配 定款変更し新たに投資業務開始 ビットコイン購入へ
 イクヨ<7273.T>が買い気配。同社は26日、同日開催された定時株主総会において、定款の一部変更が決議され、新たに投資業務を行うことが可能となり、成長戦略および資産運用の多様化を目的として、暗号資産であるビットコイン(BTC)の定期購入を行うことを決議したと発表した。
 
 2025年7月より、向こう1年間にわたり毎月最大1億円程度のビットコインを購入する。同方針に基づく総投資額は最大12億円程度の予定。購入にあたっては、市況動向を注視しつつ、適切なリスク管理のもと実施するという。
 
 暗号資産市場の拡大およびビットコインの認知度・流動性の向上を背景に、ビットコインを長期的視点からポートフォリオの一部として保有することで、資産の分散化と企業価値の向上をめざす。また、ブロックチェーン技術をはじめとしたデジタル経済の発展に積極的に対応することで、同社の中長期的な成長基盤の強化につなげていくとした。

★9:03  メディカルネット-7日ぶり反発 歯科医療機器メーカーのヨシダと資本業務提携
 メディカルネット<3645.T>が7日ぶり反発。同社は26日、歯科医療機器メーカーであるヨシダ(東京都台東区)との資本業務提携、およびヨシダを割当先とする第三者割り当てによる自己株式処分を発表した。

 自己株処分の払込期日は7月18日。処分株数は53万8600株。処分価額は1株あたり288円。差引手取概算額として1億5381万6800円を調達し、中期経営計画の最終年度である2028年5月末日までに事業拡大のためのM&A資金に充当する予定。同社に対するヨシダの持ち株比率は5.81%となる見通し。

 資本業務提携により、ヨシダの顧客である歯科医院に対して同社の歯科医療プラットフォームを活用しウェブマーケティング支援、開業・経営支援サービスを強化する。同社の顧客基盤を活用してヨシダの販路拡大に寄与するほか、両社で共同して海外事業や予防分野にも展開するとしている。


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