前場コメント No.7 ラウンドワン、三菱UFJ、イリソ電子、ウエストHD、カーブスHD、データSEC
★9:50 ラウンドワン-SMBC日興が目標株価引き上げ 中期での米国への期待の高さは不変
ラウンドワン<4680.T>が続伸。SMBC日興証券では、関税の不確実性は残るが、中期での米国への期待の高さは不変と判断。投資判断「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を1500円→1700円と引き上げた。
SMBC日興では、短期的には米中関税の動向による不確実性は残るが、少なくとも上期までの業績悪化リスクは小さいとみている。足元までの月次では日本・米国とも好調が続いていることを確認。中期での米国を中心とした成長期待の高さに対する評価は不変。米国に対する成長期待が一段と高まることで、マルチプル評価もさらに高まっていくと考えている。
ラウンドワン<4680.T>が続伸。SMBC日興証券では、関税の不確実性は残るが、中期での米国への期待の高さは不変と判断。投資判断「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を1500円→1700円と引き上げた。
SMBC日興では、短期的には米中関税の動向による不確実性は残るが、少なくとも上期までの業績悪化リスクは小さいとみている。足元までの月次では日本・米国とも好調が続いていることを確認。中期での米国を中心とした成長期待の高さに対する評価は不変。米国に対する成長期待が一段と高まることで、マルチプル評価もさらに高まっていくと考えている。
★10:01 三菱UFJ-反発 国内長期金利が一時1.595%まで上昇 銀行・保険に買い
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が反発。国内長期金利の上昇が材料視されている。
15日の取引で国内10年債利回りは一時1.595%(前日比+0.025%)まで上昇し、3月27日に付けた1.590%を上回った。20日の参院選後は財政拡張的な政策が出やすいといった観測などから、このところ長期金利の上昇が続いている。
長期金利上昇による収益改善への期待から銀行株が買われており、同社のほか三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、第一生命ホールディングス<8750.T>なども高い。東証の業種別騰落率は、足元で銀行業が値上がり率1位、保険業が同3位となっている。
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が反発。国内長期金利の上昇が材料視されている。
15日の取引で国内10年債利回りは一時1.595%(前日比+0.025%)まで上昇し、3月27日に付けた1.590%を上回った。20日の参院選後は財政拡張的な政策が出やすいといった観測などから、このところ長期金利の上昇が続いている。
長期金利上昇による収益改善への期待から銀行株が買われており、同社のほか三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、第一生命ホールディングス<8750.T>なども高い。東証の業種別騰落率は、足元で銀行業が値上がり率1位、保険業が同3位となっている。
★10:02 イリソ電子工業-SMBC日興が目標株価を引き上げ 株価のアップサイドを意識も米関税の懸念残る
イリソ電子工業<6908.T>が小幅高。SMBC日興証券では、株価のアップサイドを意識も米関税の懸念残ると指摘。投資評価を「2(中立)」を継続し、目標株価は2400円→2600円に引き上げた。
SMBC日興では、25/3期通期決算及び取材を踏まえ、業績予想を更新。25/3期4Qでは、中国における自動車販売台数が好調であったことを背景に、パワトレ向け売上高が当初想定を上回り、営業利益がコンセンサスを上回った点に注目している。一方、米国における売上高は全体の約10%(25/3期)を占める点に言及。会社の試算によれば、米相互関税が実施された場合、グローバルでの自動車販売台数減少によって売上高で約25億円のマイナス影響を受けるという。限界利益率が約50%とみており、営業利益には約12.5億円のマイナス影響になるとSMBC日興では試算している。
イリソ電子工業<6908.T>が小幅高。SMBC日興証券では、株価のアップサイドを意識も米関税の懸念残ると指摘。投資評価を「2(中立)」を継続し、目標株価は2400円→2600円に引き上げた。
SMBC日興では、25/3期通期決算及び取材を踏まえ、業績予想を更新。25/3期4Qでは、中国における自動車販売台数が好調であったことを背景に、パワトレ向け売上高が当初想定を上回り、営業利益がコンセンサスを上回った点に注目している。一方、米国における売上高は全体の約10%(25/3期)を占める点に言及。会社の試算によれば、米相互関税が実施された場合、グローバルでの自動車販売台数減少によって売上高で約25億円のマイナス影響を受けるという。限界利益率が約50%とみており、営業利益には約12.5億円のマイナス影響になるとSMBC日興では試算している。
★10:07 ウエストHD-急落 通期営業益を下方修正 一転減益へ 3Q累計は52%減
ウエストホールディングス<1407.T>が急落。同社は15日10時、25.8期通期の連結営業利益予想を従来の132.2億円(前期比24.8%増)から87.0億円(同17.9%減)に下方修正すると発表した。
27.8期以降の本格展開を視野に大規模蓄電所の開発事業に着手したが、同事業マーケットが想定を超えるスピードで拡大しつつある。今後当面の市場地位を確保するためには早急かつ一気に開発案件を固める必要が生じたため、再生可能エネルギー事業セグメントより当該事業に経営資源を大きく振り向けることとした。この結果、従来予想を下回る見通し。
25.8期3Q累計(9-5月)の連結営業利益は20.2億円(前年同期比51.8%減)だった。人員を蓄電所開発事業に大きくシフトしたことや、新規顧客に対する新たな物件引き渡し手続きの定着に時間を要したことが響いた。
ウエストホールディングス<1407.T>が急落。同社は15日10時、25.8期通期の連結営業利益予想を従来の132.2億円(前期比24.8%増)から87.0億円(同17.9%減)に下方修正すると発表した。
27.8期以降の本格展開を視野に大規模蓄電所の開発事業に着手したが、同事業マーケットが想定を超えるスピードで拡大しつつある。今後当面の市場地位を確保するためには早急かつ一気に開発案件を固める必要が生じたため、再生可能エネルギー事業セグメントより当該事業に経営資源を大きく振り向けることとした。この結果、従来予想を下回る見通し。
25.8期3Q累計(9-5月)の連結営業利益は20.2億円(前年同期比51.8%減)だった。人員を蓄電所開発事業に大きくシフトしたことや、新規顧客に対する新たな物件引き渡し手続きの定着に時間を要したことが響いた。
★10:08 カーブスHD-大幅続落 3Q累計営業益13%増もコンセンサス下回る
カーブスホールディングス<7085.T>が大幅続落。同社は11日、25.8期3Q累計(9-5月)の連結営業利益は50.4億円(前年同期比13.2%増)だったと発表した。市場コンセンサスは52.1億円。
国内カーブス(メンズ・カーブスを除く)会員数は、前期末81.7万名から2.6万名純増し、84.3万名(前年同期末比4.3万名純増)となった。顧客満足度の一層の向上により、月次退会率も過去最低水準に抑えることができており、会員向け物販においては会員への「食生活の相談強化月間」を展開した結果、プロテインの定期購入契約増につながっているという。売上高、営業利益はともに同期間として過去最高となったとしている。
なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
カーブスホールディングス<7085.T>が大幅続落。同社は11日、25.8期3Q累計(9-5月)の連結営業利益は50.4億円(前年同期比13.2%増)だったと発表した。市場コンセンサスは52.1億円。
国内カーブス(メンズ・カーブスを除く)会員数は、前期末81.7万名から2.6万名純増し、84.3万名(前年同期末比4.3万名純増)となった。顧客満足度の一層の向上により、月次退会率も過去最低水準に抑えることができており、会員向け物販においては会員への「食生活の相談強化月間」を展開した結果、プロテインの定期購入契約増につながっているという。売上高、営業利益はともに同期間として過去最高となったとしている。
なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
★10:14 データセクション-急落 15日より増し担保金徴収措置を実施
データセクション<3905.T>が急落。日本証券金融(日証金)は14日、同社株について15日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率が50%(うち現金担保分20%)に引き上げられる。株価は規制措置による需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。
データセクション<3905.T>が急落。日本証券金融(日証金)は14日、同社株について15日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率が50%(うち現金担保分20%)に引き上げられる。株価は規制措置による需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ