前場コメント No.7 木徳神糧、アイシン、日揮HD、三菱ガス、フリー、マツダ
★9:48 木徳神糧-急落 コメ価格下落を懸念か トランプ氏、日本とコメ市場開放で合意と発表
木徳神糧<2700.T>が急落。トランプ米大統領が23日に、日本とコメ・自動車の市場開放で合意したと発表したことが嫌気されているもよう。
トランプ氏が自身のSNSアカウント上で日米関税交渉の合意について発表し、上記の内容を明らかにした。輸入米の増加による相場下落への懸念から、コメ卸の同社には業績懸念の売りが出ているようだ。
木徳神糧<2700.T>が急落。トランプ米大統領が23日に、日本とコメ・自動車の市場開放で合意したと発表したことが嫌気されているもよう。
トランプ氏が自身のSNSアカウント上で日米関税交渉の合意について発表し、上記の内容を明らかにした。輸入米の増加による相場下落への懸念から、コメ卸の同社には業績懸念の売りが出ているようだ。
★9:50 アイシン-大和が新規に「中立」でカバレッジ 堅調な業績推移も資本政策の強化等が待たれる
アイシン<7259.T>が急反発。大和証券では、堅調な業績推移も資本政策の強化等が待たれるとコメント。投資判断は新規に「3(中立)」とし、目標株価は1950円に設定した。
大和では、26/3期営業利益をYoY1.7%の1994億円 (会社計画2050億円)、27/3期2444億円(同+22.6%)、28/3期2667億円(同+9.1%)を予想(145円/ドル前提)。米国関税影響について、OEM への価格転嫁が進もうが、26/3期予想には期ずれや同社負担分の発生など250億円の減益要因を見込んだことが会社計画との乖離の主因という。27/3期以降は北米でのHEVトランスミッションの生産ライン立ち上がりなど堅調な業績推移を見込んでいる。株価アップサイドを見込むには、資本政策の強化、トヨタグループ外AT事業の集約などのカタリストが必要とみている。
アイシン<7259.T>が急反発。大和証券では、堅調な業績推移も資本政策の強化等が待たれるとコメント。投資判断は新規に「3(中立)」とし、目標株価は1950円に設定した。
大和では、26/3期営業利益をYoY1.7%の1994億円 (会社計画2050億円)、27/3期2444億円(同+22.6%)、28/3期2667億円(同+9.1%)を予想(145円/ドル前提)。米国関税影響について、OEM への価格転嫁が進もうが、26/3期予想には期ずれや同社負担分の発生など250億円の減益要因を見込んだことが会社計画との乖離の主因という。27/3期以降は北米でのHEVトランスミッションの生産ライン立ち上がりなど堅調な業績推移を見込んでいる。株価アップサイドを見込むには、資本政策の強化、トヨタグループ外AT事業の集約などのカタリストが必要とみている。
★9:55 日揮HD-急騰 トランプ米大統領 「LNGで日本とディールへ アラスカで合弁設立」
日揮ホールディングス<1963.T>が急騰。トランプ米大統領が日本時間23日早朝、「液化天然ガス(LNG)に関して日本とディール(取引)を行う」と述べたことが材料。
同日配信されたロイター通信の記事によれば、トランプ氏は日本が米国とアラスカでLNGの合弁事業を立ち上げると、ホワイトハウスでのイベントで語ったとしている。
これを受けてプラント開発を手がける同社に買いが入っている。
日揮ホールディングス<1963.T>が急騰。トランプ米大統領が日本時間23日早朝、「液化天然ガス(LNG)に関して日本とディール(取引)を行う」と述べたことが材料。
同日配信されたロイター通信の記事によれば、トランプ氏は日本が米国とアラスカでLNGの合弁事業を立ち上げると、ホワイトハウスでのイベントで語ったとしている。
これを受けてプラント開発を手がける同社に買いが入っている。
★10:05 三菱ガス化学-SMBC日興が新規「1」 成長・還元・再構築の三拍子を評価
三菱ガス化学<4182.T>が続伸。SMBC日興証券では、成長・還元・再構築の三拍子を評価。投資評価は新規に「1(アウトパフォーム)」とし、目標株価3000円でカバレッジを開始した。
SMBC日興では、現中計で成長ドライバーとして掲げるICT3事業が全社業績のけん引役になると予想。構成比が高まることにより、課題である全社利益率の向上にも寄与するとみている。25.3期はBT材料、EL薬品の成長減速が悪材料となったが、26.3期以降は出荷数量の伸びが加速、中期的に成長投資の刈り取りにも期待できると考えている。経営施策の面では、PBR1倍割れ解消に向け、株主還元、重点管理事業の再構築への取り組みが加速していると評価。ROEの見通しを踏まえれば割安感が強く、投資妙味があると判断している。
三菱ガス化学<4182.T>が続伸。SMBC日興証券では、成長・還元・再構築の三拍子を評価。投資評価は新規に「1(アウトパフォーム)」とし、目標株価3000円でカバレッジを開始した。
SMBC日興では、現中計で成長ドライバーとして掲げるICT3事業が全社業績のけん引役になると予想。構成比が高まることにより、課題である全社利益率の向上にも寄与するとみている。25.3期はBT材料、EL薬品の成長減速が悪材料となったが、26.3期以降は出荷数量の伸びが加速、中期的に成長投資の刈り取りにも期待できると考えている。経営施策の面では、PBR1倍割れ解消に向け、株主還元、重点管理事業の再構築への取り組みが加速していると評価。ROEの見通しを踏まえれば割安感が強く、投資妙味があると判断している。
★10:10 フリー-続伸 GMOクリエイターズネットワークを子会社化
フリー<4478.T>が続伸。同社は22日、GMOクリエイターズネットワーク(東京都渋谷区)の株式を取得し、完全子会社化すると発表した。
フリーランス・個人事業主に向けたサービスラインナップの拡充を目的として、「FREENANCE」を提供するGMOクリエイターズネットワークの子会社化に至ったという。今後、「FREENANCE」とfreeeプロダクト群との連携を強めることでより良いユーザー体験を提供するとともに、同社顧客基盤の多くを占める個人事業主へ積極的に展開していくことで、スモールビジネスの課題解決とさらなる事業成長をめざすとしている。
フリー<4478.T>が続伸。同社は22日、GMOクリエイターズネットワーク(東京都渋谷区)の株式を取得し、完全子会社化すると発表した。
フリーランス・個人事業主に向けたサービスラインナップの拡充を目的として、「FREENANCE」を提供するGMOクリエイターズネットワークの子会社化に至ったという。今後、「FREENANCE」とfreeeプロダクト群との連携を強めることでより良いユーザー体験を提供するとともに、同社顧客基盤の多くを占める個人事業主へ積極的に展開していくことで、スモールビジネスの課題解決とさらなる事業成長をめざすとしている。
★10:14 マツダ-一時ストップ高 日米で関税交渉合意 自動車の関税も15%=NHK
マツダ<7261.T>が一時ストップ高。トランプ米大統領は日本時間23日早朝、関税措置をめぐる交渉で日本と大規模な合意を締結したと明らかにしたことが材料。
日本に対し、25%としている相互関税を15%にするとしている。また、同日NHKでは、日本政府関係者の話として、今回の日米の合意の中で、焦点となっていた自動車に対する25%の追加関税について、これを半分の12.5%とし、もともとの税率である2.5%とあわせて、15%とすることで合意したと報じている。
寄り付きから自動車関連は買いが優勢だったが、自動車も15%に決まったと伝わったことで一段高。同社株はストップ高まで買われる場面があった。
同社のほか、トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、SUBARU<7270.T>などの完成車メーカーやデンソー<6902.T>、アイシン<7259.T>といった部品メーカーも高い。
マツダ<7261.T>が一時ストップ高。トランプ米大統領は日本時間23日早朝、関税措置をめぐる交渉で日本と大規模な合意を締結したと明らかにしたことが材料。
日本に対し、25%としている相互関税を15%にするとしている。また、同日NHKでは、日本政府関係者の話として、今回の日米の合意の中で、焦点となっていた自動車に対する25%の追加関税について、これを半分の12.5%とし、もともとの税率である2.5%とあわせて、15%とすることで合意したと報じている。
寄り付きから自動車関連は買いが優勢だったが、自動車も15%に決まったと伝わったことで一段高。同社株はストップ高まで買われる場面があった。
同社のほか、トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、SUBARU<7270.T>などの完成車メーカーやデンソー<6902.T>、アイシン<7259.T>といった部品メーカーも高い。
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