前場コメント No.8 ルネサス、ブルーイノベ、ネクステージ、ピーバン、ポストプライ、那須鉄

2025/07/23(水) 11:32
★10:15  ルネサス-SMBC日興が投資評価引き下げ 中期成長性を再確認したい
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が続落。SMBC日興証券では、中期成長性を再確認したいとし、投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」に、目標株価を3600円→2000円へそれぞれ引き下げた。

 SMBC日興では、同社は収益性の改善、還元強化、トップライン成長など、これまで課題とされてきたものを着実に向上させてきていると評価。一方で、米ウルフスピードの損失計上については業界環境の急変はあったにせよ、市場評価を改善させるためにも丁寧な振り返りと今後への教訓とすべきと指摘した。またCapital Market Dayの費用増は攻めのコスト増というより守りの先行コストの印象であったとし、次なる成長のための踊り場局面となることに期待している。

★10:16  ブルーイノベーション-急騰 NTTイードローンと販売パートナー契約締結
 ブルーイノベーション<5597.T>が急騰。同社は23日10時に、 NTT<9432.T>系のNTT e-Drone Technology(埼玉県朝霞市 以下、NTTイードローン)と販売パートナー契約を締結したと発表した。

 NTTイードローンはこれまで、通信設備・鉄塔・ダム・河川などの現場においてドローンを活用した点検ソリューションを展開してきたという。屋内点検用球体ドローン「ELIOS3」の取り扱い開始により、閉所・暗所・水気環境への対応力を強化し、より高度で多様なインフラ点検ソリューションを提供するために、今回、両社は販売パートナー契約を締結したとしている

★10:23  ネクステージ-東海東京が目標株価を引き上げ 小売台当たり粗利の回復には懐疑的
 ネクステージ<3186.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、小売台当たり粗利の回復には懐疑的と指摘。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価は1540円→1910円に引き上げた。

 東海東京では、理由として、(1)台当たり粗利および売上総利益率は前年並みと想定すること、一方、(2)新規出店による小売台数の増加、(3)従業員配置の効率化による販管費率の低下、等を挙げた。25/11期営業利益を前年比24.4%増の161億円、26/11期は前年比4.3%増の168億円と予想。新規出店による小売台数の増加、人材配置の最適化及び業務効率化による販管費率の低下、売上総利益率の回復を予想している。一方で、会社が計画する25/11期売上総利益率 19.0%には届かないと推計している。

★10:30  ピーバンドットコム-大幅続伸 東京23区内を対象に「当日デリバリーサービス」開始
 ピーバンドットコム<3559.T>が大幅続伸。同社は22日、東京23区内を対象に基板出荷品を即日配送する「当日デリバリーサービス」を開始したと発表した。
 
 同サービスは、海外工場で製造されたプリント基板が同社物流倉庫(東京)に到着したその日に、チャーター便またはバイク便で顧客へ直接届ける仕組みとなる。「一刻も早く基板が必要」というニーズに応える新たな即日納品オプションとして活用できるとしている。

★10:35  ポストプライム-大幅に4日続落 23日に50万株の立会外分売 分売値段は620円
 Postprime<198A.T>が大幅に4日続落。同社は22日、50万株の立会外分売を実施すると発表した。実施日は23日。分売値段は620円。22日の終値639円に対するディスカウント率は2.97%となる。

★10:46  那須電機鉄工-3日ぶり反発 ニッポンアクティブバリューファンドが同社株買い増し 保有割合8.94%→9.95%
 那須電機鉄工<5922.T>が3日ぶり反発。同社について、ニッポンアクティブバリューファンドが保有株を買い増した。7月22日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は8.94%→9.95%となっている。


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