後場コメント No.5 九電工、アマノ、ミスミG、ブルドック、三晃金、桜島埠

2025/07/25(金) 15:31
★15:06  九電工-後場上げ幅拡大 1Q営業益8%増 工事利益率向上が寄与
 九電工<1959.T>が後場上げ幅拡大。同社は7月25日15時に、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は111億円(前年同期比8.1%増)だったと発表した。

 首都圏の再開発案件を中心に、採算性を確保しつつ、目標とした案件を着実に受注したことで、受注高は増加した。売上高は工程の初期段階にある大型案件が比較的多いことなどから減少したが、営業利益は工事利益率の向上により増加となった。

★15:09  アマノ-後場急落 1Q営業益15%減 コンセンサス下回る
 アマノ<6436.T>が後場急落。同社は25日15時、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は27.4億円(前年同期比15.2%減)だったと発表した。市場コンセンサスは33.6億円。

 時間情報システム事業において、時間管理機器やパーキングシステムが減収となったことなどが響いた。
 

★15:12  ミスミG-後場プラス転換 通期営業益を下方修正もコンセンサス上回る 自社株買いも好感
 ミスミグループ本社<9962.T>が後場プラス転換。同社は25日15時、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の435億円から429億円(前期比7.7%減)に、年間配当予想を40.78円から39.25円(前期は43.21円)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは420億円。

 完全子会社化したFictivの連結後業績を反映したこと、ならびに足元の需要や為替動向を勘案し、通期の見通しを修正した。

 26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は96億円(前年同期比18.6%減)だった。売り上げに関しては、米国の関税影響を受け、自動車関連産業を中心に設備投資需要に慎重な姿勢が見られた。利益については、M&A関連費用や為替の影響などが響いた。

 なお、営業利益は市場予想を上回る見通しであるほか、同時に発表した自社株買いが好感され株価は買いが優勢となっている。

★15:12  ミスミG-後場プラス転換 1700万株・250億円を上限に自社株買い 割合は6.19%
 ミスミグループ本社<9962.T>が後場プラス転換。同社は25日15時、1700万株・250億円を上限とする自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は2025年8月1日~26年3月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は6.19%となる。

★15:15  ブルドックソース-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 1Qは黒字転換
 ブルドックソース<2804.T>が後場上げ幅拡大。同社は25日15時、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の4.0億円から5.0億円(前期比2.2倍)に上方修正すると発表した。

 TATEBAYASHIリエイションセンターにおける生産性の向上に加え、昨年実施した販売戦略の変更などにより収益性が改善し、各利益が前回発表予想を上回る見込みとなったことを踏まえた。

 26.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は1.3億円の黒字(前年同期は1.0億円の赤字)だった。
 

★15:18  三晃金属工業-急騰 1Q経常益10.7倍 受注単価の改善など寄与
 三晃金属工業<1972.T>が急騰。同社は25日15時、26.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は2.7億円(前年同期比10.7倍)だったと発表した。

 受注単価の改善、原価低減、販管費の抑制などが寄与した。受注高は、国内大口新築・改修工事物件の受注により増加した。

★15:27  桜島埠頭-後場急騰 1Q営業益3.7倍 上期計画を超過
 桜島埠頭<9353.T>が後場急騰。同社は25日15時、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は9200万円(前年同期比3.7倍)だったと発表した。上期の会社計画の9000万円を上回った。

 液体貨物セグメントにおいて、タンクの稼働率が期初から堅調に推移した。ばら貨物セグメントで各倉庫が期初より安定して稼働したことなども寄与した。


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