前場コメント No.6 東映アニメ、椿本チ、東電力HD、日本M&A、アステラス薬、M&Aキャピ

2025/07/31(木) 11:30
★9:11  東映アニメーション-もみ合い 1Q営業益1.6%減 前年の国内配信権販売の好調の反動響く
 東映アニメーション<4816.T>がもみ合い。同社は7月30日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は65.8億円(前年同期比1.6%減)だったと発表した。市場コンセンサスは68.2億円。

 前年同期の「スラムダンク」、「ゲゲゲの鬼太郎」の国内配信権販売の好調などの反動はあるも、海外版権事業が好調に推移し、営業利益は前年同期比概ね同水準を確保したとしている。

★9:13  椿本チエイン-売り買い交錯 1Q営業益20%減 主力のチェーンが米国関税影響で減益
 椿本チエイン<6371.T>が売り買い交錯。同社は30日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は32.8億円(前年同期比19.8%減)だったと発表した。主力のチェーンが米国関税影響などにより減益となった。マテハンの損失拡大も響いた。

★9:13  東京電力HD-反落 福島原発デブリ取り出しへ9000億円 26.3期に一部損失計上=日経
 東京電力ホールディングス<9501.T>が反落。31日付の日本経済新聞朝刊は、同社が計画する福島第1原子力発電所3号機のデブリ(溶融燃料)取り出しに向けて、9000億円規模の費用が必要になることが30日、わかったと報じた。

 記事によれば、準備工程にかかる費用で、26.3期の連結決算に損失を一部計上するもよう。新たなコスト負担が収益を圧迫するとしている。

 報道について、同社は31日9時、「当社が発表したものではありません。本件については、現在精査中であり、2026年3月期第1 四半期決算と併せて公表する予定」とのコメントを発表している。株価は一時前日比5%安の561.5円まで売られる場面があったが、その後は下げ渋っている。

★9:14  日本M&A-急騰 1Q営業益57%増 成約件数・単価ともに堅調
 日本M&Aセンターホールディングス<2127.T>が急騰。同社は7月30日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は25.1億円(前年同期比56.6%増)だったと発表した。

 成約件数を212件(前年同四半期比21件増、11.0%増)に伸長させることができたのと同時に、1件当たりM&A売上高も4080万円(前年同四半期比230万円増、6.1%増)と高水準を維持することができた。
 1Qは案件成約の推進に注力したことなどもあり譲渡案件の新規の受託件数は289件(前年同四半期比38件減、11.6%減)となったが、案件成約の推進に加えて、受託案件を商談開始ステージに上げる活動にも注力した結果、新規の商談開始案件数は329件(前年同四半期比30件増、10.0%増)となっている。

★9:15  アステラス製薬-急騰 1Q純利益82%増 重点戦略製品の売上収益が拡大
 アステラス製薬<4503.T>が急騰。同社は7月30日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は684億円(前年同期比82.0%増)だったと発表した。

 尿路上皮がん治療剤「PADCEV」や加齢黄斑変性治療剤「IZERVAY」などの重点戦略製品の売上収益が拡大し、全体の成長を大きくけん引した。販管費や研究開発費が、コスト最適化や為替の影響などにより減少したことも寄与した。

★9:17  M&Aキャピタル-5日ぶり反落 3Q累計営業益95%増もコンセンサス下回る
 M&Aキャピタルパートナーズ<6080.T>が5日ぶり反落。同社は7月30日、25.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益は56.4億円(前年同期比95.2%増)だったと発表した。市場コンセンサスは58.5億円。

 成約件数が181件(前年同期は149件)と増加したことに加え、1億円以上の高単価案件が44件(前年同期は25件)と大幅に伸びたことで平均成約単価が上昇したことが寄与した。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 41,069.82 +415.12
TOPIX 2,943.07 +22.89
グロース250 760.32 +6.44
NYダウ 44,461.28 -171.71
ナスダック総合 21,129.67 +31.38
ドル/円 149.64 +0.13
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ