後場コメント No.8 大ガス、日本酸素、東電力HD、エフピコ、豊通商、東北電、セリア

2025/07/31(木) 15:32
★15:07  ジェイテクト-後場プラス転換 1Q営業益21%増 原価改善などで全セグメントが増益
 ジェイテクト<6473.T>が後場プラス転換。同社は7月31日15時に、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は135.3億円(前年同期比21.4%増)だったと発表した。

 自動車セグメントが、円高や米国での関税の影響はあるものの、販売増加や原価改善の効果などにより、増益となった。産機・軸受セグメントは、円高の影響はあるものの、原価改善の効果などにより、大幅な増益となった。工作機械セグメントも、販売増加や原価改善の効果などにより増益となった。

★15:09  日本酸素HD-後場急落 1Q営業益5.1%減 コンセンサス下回る
 日本酸素ホールディングス<4091.T>が後場急落。同社は31日15時、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は455億円(前年同期比5.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは481億円。

 米国において、為替の影響や、製商品の出荷数量減少の影響を受け、減収減益となったことなどが響いた。
 

★15:09  東京電力HD-反落 4-6月期、8500億円最終赤字 廃炉費用の損失響く=日経
 東京電力ホールディングス<9501.T>が反落。日本経済新聞電子版は31日15時02分、同社の26.3期1Q(4-6月)の最終損益が8500億円前後の赤字に転落する見通しであることが分かったと報じた。
 
 記事によれば、福島第1原子力発電所事故で発生したデブリ(溶融燃料)の取り出し準備費用として損失を計上することが響くようだ。8500億円の最終赤字幅は四半期ベースで2011年の東日本大震災以降2番目の赤字幅となるもよう。総額8兆円を見込む廃炉費用の総額は維持するとしている。同社は31日大引け後に決算発表を予定している。

★15:12  エフピコ-後場プラス転換 1Q営業益79%増 価格改定やエコ製品の堅調な販売が寄与
 エフピコ<7947.T>が後場プラス転換。同社は7月31日15時に、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は39.3億円(前年同期比79.4%増)だったと発表した。価格改定効果の反映に加え、収益性の高い軽量化製品・エコ製品(エコトレー、エコAPET、エコOPET)の堅調な販売が寄与した。

★15:14  豊田通商-5日続落 1Q営業益3%増も材料出尽くし
 豊田通商<8015.T>が5日続落。同社は31日15時、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は983億円(前年同期比2.6%増)だったと発表した。自動車販売の増加、自動車生産関連の取り扱い増加による売上収益の増加などが寄与した。市場コンセンサスは907億円。

 なお、株価は材料出尽くしによる売りが優勢となっている。

★15:18  東北電力-後場急落 1Q最終益38%減 送配電事業の需給調整費用増加など響く
 東北電力<9506.T>が後場急落。同社は31日15時、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は377億円(前年同期比37.7%減)だったと発表した。送配電事業における需給調整費用の増加や、市場・販売環境変化による収支悪化が響いた。市場コンセンサスは464億円。

★15:21  セリア-3日ぶり反落 通期営業益を上方修正も減益予想を嫌気
 セリア<2782.T>が3日ぶり反落。同社は31日15時、26.3期通期の営業利益予想を従来の153億円から159億円(前期比5.6%減)に上方修正すると発表した。売上原価率および販管費が見込みをやや下回る進ちょくであることを踏まえた。

 26.3期1Q(4-6月)の営業利益は41.4億円(前年同期比4.5%増)だった。

 なお株価は、上方修正後も減益予想であることが嫌気され、売りが優勢となっている。


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