後場コメント No.2 Finatext、北海電、共栄タ、ミツコシイセタン、信和、ワカモト

2025/08/04(月) 15:31
★12:40  Finatext-反発 メルペイに「Crest」の 「収入証明モジュール」をAPI提供
 Finatextホールディングス<4419.T>が反発。同社は4日12時30分、グループ会社のFinatextが、SaaS型クレジット基幹システム「Crest(クレスト)」の「収入証明モジュール」を、メルカリ<4385.T>傘下のメルペイにAPI提供したと発表した。
 
 「Crest」の「収入証明モジュール」は、収入証明の徴求・確認に必要な業務をAI/OCRを活用してデジタル化したもので、今回、「メルカリ」の利用実績などで金利・利用限度額が決まる少額融資サービス「メルペイスマートマネー」で採用されたという。API提供により、「メルカリ」内でのシームレスな利用体験を実現するとしている。

★12:44  北海道電力-新高値 国が泊原発3号機の再稼働方針を泊村長などに説明と伝わる
 北海道電力<9509.T>が新高値。同社の泊原発3号機審査合格を受け、資源エネルギー庁が再稼働方針を泊村長などに説明したと報じられたことが材料視されている。

 4日11時39分のNHK報道によれば、説明に対して泊村長は「地元の理解が得られるよう国として前面に立ちしっかりと説明してもらいたい」とした上で、「村議会の議論なども聞いて判断していきたい」と述べ、地元の議論を踏まえて国の方針への対応を決めていくとの考えを示したようだ。

 資源エネルギー庁はほかの3つの町村にも同様の文書を手渡すほか、4日午後には村瀬佳史長官が鈴木知事と面会し、再稼働に向けた国の方針を説明するとしている。泊原発3号の再稼働に向けた動きが好感され、同社も買われる展開となっている。

★12:58  共栄タンカー-4日続伸 通期営業益を上方修正 1Qは3倍
 共栄タンカー<9130.T>が4日続伸。同社は1日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の7.5億円から11.0億円(前期比19.9%減)に上方修正すると発表した。

 譲渡予定船舶についてメキシコ航行時の貸船契約者から返船を受けていない状況で、当該船舶に対する収入が継続、売上高は当初予測を上回る見込みとなった。他船において、入渠地の変更による修繕費の削減が見込まれることも踏まえた。

 26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は5.4億円(前年同期比3.0倍)だった。

★13:01  三越伊勢丹-続伸 7月度の国内百貨店売上高5%減 前月比では改善
 三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が続伸。同社は1日、7月度の国内百貨店売上高は速報値で前年同月比5.4%減だったと発表した。前月比では3.5ポイント上昇した。

 前年7月の月別免税売り上げが歴代4位と高水準だったこともあり前年同月比では減収となったが、月末に向けて改善傾向にあるとしている。

★13:03  信和-後場急騰 1Q営業益62%増 製造原価の圧縮に向けた施策の実施が寄与
 信和<3447.T>が後場急騰。同社は8月4日13時に、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は6.8億円(前年同期比62.0%増)だったと発表した。売上収益の伸長に加え、内外製区分の見直しや物流最適化、生産効率向上など、製造原価の圧縮に向けた施策の実施が寄与した。

★13:04  わかもと製薬-急騰 マキュエイドが中国における製造販売承認取得
 わかもと製薬<4512.T>が急騰。同社は1日、マキュエイド眼注用40ミリグラム(以下、マキュエイド)について、中国国家薬品監督管理局(NMPA)より硝子体手術時の硝子体可視化の適応で承認を取得したと発表した。
 
 マキュエイドは中国で硝子体手術時の硝子体可視化の適応を取得した初めての医薬品となる。中国では網膜硝子体手術を受ける患者数は増加しており、今後も網膜硝子体手術の増加が予想されているという。発売開始期などについては、準備が整い次第、改めて開示するとしている。


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