前場コメント No.7 コマツ、コクヨ、三菱UFJ、INPEX、三ツ知、Waqoo
★9:35 コマツ-野村が投資判断を引き下げ アジア需要減を見込み利益予想を下方修正
コマツ<6301.T>が大幅反落。野村証券では、アジア需要減を見込み利益予想を下方修正。投資評価は「Buy」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は5400円→5300円に引き下げた。
野村では、為替前提を円安方向に見直し売上高予想は上方修正したが、4~6月期での業績進捗を考慮し、インドネシアを中心とするアジアの売上高予想を引き下げた。構成差の悪化や会社の関税によるコスト増影響の見方などから4~6月期決算後に株価は下落したが、直近3か月間では上昇し、現在株価と目標株価の乖離率も縮小した点にも言及した。再評価のポイントは、関税コスト増加を転嫁するための一段の販売価格の引き上げや、北米市場を中心とする一般建機市場の需要回復、キャッシュアロケーションの見直しを通じた株主還元の一層の拡大と考えている。
コマツ<6301.T>が大幅反落。野村証券では、アジア需要減を見込み利益予想を下方修正。投資評価は「Buy」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は5400円→5300円に引き下げた。
野村では、為替前提を円安方向に見直し売上高予想は上方修正したが、4~6月期での業績進捗を考慮し、インドネシアを中心とするアジアの売上高予想を引き下げた。構成差の悪化や会社の関税によるコスト増影響の見方などから4~6月期決算後に株価は下落したが、直近3か月間では上昇し、現在株価と目標株価の乖離率も縮小した点にも言及した。再評価のポイントは、関税コスト増加を転嫁するための一段の販売価格の引き上げや、北米市場を中心とする一般建機市場の需要回復、キャッシュアロケーションの見直しを通じた株主還元の一層の拡大と考えている。
★9:36 コクヨ-大和が目標株価を引き上げ 2Q実績はファニチャー事業中心に計画上振れ
コクヨ<7984.T>が小幅安。大和証券では、2Q実績はファニチャー事業中心に計画上振れと指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は825円→1000円に引き上げた。
大和では、25/12期予想営業利益250億円を継続。2Q実績は1Qから引き続きファニチャー事業中心に会社想定を上回る実績であり順調な印象という。売上面では、ビジネスサプライ事業が去年事業譲受した富士通コワーコ社からの事業譲受プロセスが遅れていることなどで未達。営業利益は、ファニチャー事業でのリニューアル需要の増加や製品値上げが順調に浸透したことなどで会社想定を上振れた点に言及している。
コクヨ<7984.T>が小幅安。大和証券では、2Q実績はファニチャー事業中心に計画上振れと指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は825円→1000円に引き上げた。
大和では、25/12期予想営業利益250億円を継続。2Q実績は1Qから引き続きファニチャー事業中心に会社想定を上回る実績であり順調な印象という。売上面では、ビジネスサプライ事業が去年事業譲受した富士通コワーコ社からの事業譲受プロセスが遅れていることなどで未達。営業利益は、ファニチャー事業でのリニューアル需要の増加や製品値上げが順調に浸透したことなどで会社想定を上振れた点に言及している。
★9:40 三菱UFJ-大幅安 米長期金利の低下を懸念 国内利上げ遠のいたとの見通しも
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が大幅安。1日発表された7月の米雇用統計が市場予想を下回る弱い内容だったことが手がかり。
加えて、過去2カ月の非農業部門雇用者数が大幅な下方修正となったこともあり、米債券市場では利下げ観測が強まり長期金利が低下。為替はドル安円高で推移している。
米金利低下による資金利ざやの縮小や、為替の円高進行で国内の利上げを急ぐ必要がなくなるなどの見方から、金融機関の業績には逆風とした売りが優勢となっている。
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>なども安い。
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が大幅安。1日発表された7月の米雇用統計が市場予想を下回る弱い内容だったことが手がかり。
加えて、過去2カ月の非農業部門雇用者数が大幅な下方修正となったこともあり、米債券市場では利下げ観測が強まり長期金利が低下。為替はドル安円高で推移している。
米金利低下による資金利ざやの縮小や、為替の円高進行で国内の利上げを急ぐ必要がなくなるなどの見方から、金融機関の業績には逆風とした売りが優勢となっている。
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>なども安い。
★9:45 INPEX-5日ぶり大幅反落 OPECプラス有志国、9月に日量54万バレル増産=日経
INPEX<1605.T>が5日ぶり大幅反落。日本経済新聞電子版は3日21時56分、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟のロシアなどで構成する「OPECプラス」の有志国が3日、9月の生産を日量54万7000バレル増やすことを決めたと報じた。
記事によると、当初は4月から18カ月かけて減産を終了する予定だったが、市場シェアの回復を優先。増産を加速することで、前倒しで巻き戻しを図ったという。大幅な増産は5カ月連続となるとしている。
需給の緩和による原油安が懸念され、同社のほかENEOSホールディングス<5020.T>、出光興産<5019.T>、コスモエネルギーホールディングス<5021.T>などが安い。プラント建設大手の日揮ホールディングス<1963.T>も下げている。
INPEX<1605.T>が5日ぶり大幅反落。日本経済新聞電子版は3日21時56分、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟のロシアなどで構成する「OPECプラス」の有志国が3日、9月の生産を日量54万7000バレル増やすことを決めたと報じた。
記事によると、当初は4月から18カ月かけて減産を終了する予定だったが、市場シェアの回復を優先。増産を加速することで、前倒しで巻き戻しを図ったという。大幅な増産は5カ月連続となるとしている。
需給の緩和による原油安が懸念され、同社のほかENEOSホールディングス<5020.T>、出光興産<5019.T>、コスモエネルギーホールディングス<5021.T>などが安い。プラント建設大手の日揮ホールディングス<1963.T>も下げている。
★9:46 三ツ知-急騰 今期営業益2.4倍見込む 前期は計画上振れ
三ツ知<3439.T>が急騰。同社は1日、26.6期通期の連結営業利益予想を2.6億円(前期比2.4倍)に、年間配当予想を20円(前期は20円)にすると発表した。想定為替レートは1米ドル=145円。
25.6期通期の連結営業利益は1.1億円(前の期比77.1%減)だった。会社計画の9300万円から上振れた。国内において得意先からの受注が想定を上回ったことが寄与した。
三ツ知<3439.T>が急騰。同社は1日、26.6期通期の連結営業利益予想を2.6億円(前期比2.4倍)に、年間配当予想を20円(前期は20円)にすると発表した。想定為替レートは1米ドル=145円。
25.6期通期の連結営業利益は1.1億円(前の期比77.1%減)だった。会社計画の9300万円から上振れた。国内において得意先からの受注が想定を上回ったことが寄与した。
★9:50 Waqoo-ストップ高買い気配 子会社セルプロジャパンの特許公報を材料視か
Waqoo<4937.T>がストップ高買い気配。同社子会社のセルプロジャパンに関する特許公報が材料視されているもよう。公報の発行日は8月4日。発明の名称は、細胞培養方法および培養上清の製造方法となっている。子会社の特許関連に関する材料を手掛かりに、同社株に買いが入っているようだ。
Waqoo<4937.T>がストップ高買い気配。同社子会社のセルプロジャパンに関する特許公報が材料視されているもよう。公報の発行日は8月4日。発明の名称は、細胞培養方法および培養上清の製造方法となっている。子会社の特許関連に関する材料を手掛かりに、同社株に買いが入っているようだ。
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