前場コメント No.9 FPパートナー、日東電、ヤマウHD、ソフトクリエHD、ダイトロン、アイエーG

2025/08/04(月) 11:32
★10:22  FPパートナー-SBIが目標株価引き下げ 逆風は止まらないだろう
 FPパートナー<7388.T>が続落。SBI証券では、逆風は止まらないと予想。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を2200円→1800円に引き下げた。

 2025年5月12日に金融庁は「保険会社向けの総合的な監督指針」の一部改正案を公表。SBIでは保険代理店に係る改正が大宗となると想定しているが、生保、損保ともに保険代理業にとっては厳格な改正になるとみている。業界が逆風下にあることから同社の販売が低迷し、実質稼働営業社員数が減少していると想定。上記の改正案が確定し、同社の対応と影響度がクリアになるまでは、逆風の経営環境が続く可能性があると判断している。

★10:32  日東電工-SMBC日興が目標株価を引き上げ 「三新活動」の成果に期待するがコンセンサスも既に高い
 日東電工<6988.T>が大幅反落。SMBC日興証券では、「三新活動」の成果に期待するがコンセンサスも既に高い と指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は2400円→3000円に引き上げた。

 SMBC日興では、26/3期1Q決算では川下の前倒し生産を背景に、タブレット、ノートPC、スマホ向けの偏光板の好調が目立ったと指摘。2Q以降は反動減が懸念事項という。しかし、27/3期には新用途展開が予定されている高精度基板を牽引役に増益となる可能性が高いとみている。核酸医薬のCDMOの成長、電気剥離テープの採用拡大、フォルダブル向けでの情報テープの使用量の増加も寄与すると予想。但し、コンセンサスの利益水準を踏まえ、既にこのような好材料への期待値は高まっていると考えている。

★10:39  ヤマウHD-3日ぶり大幅反落 1Q最終益4%減 営業外収益の減少など響く
 ヤマウホールディングス<5284.T>が3日ぶり大幅反落。同社は1日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は3.6億円(前年同期比4.2%減)だったと発表した。

 インフラ整備工事への対応や、高騰する資材、原材料、物流費などの販売価格への転嫁などに取り組んだ結果、営業増益となった。一方、営業外収益の減少などにより最終減益となった。

★10:39  ソフトクリエイトHD-急落 1Q最終益1.3%減 投資有価証券売却益が反動減
 ソフトクリエイトホールディングス<3371.T>が急落。同社は1日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は8.4億円(前年同期比1.3%減)だったと発表した。

 増収、営業増益となったものの、前年同期は投資有価証券売却益を計上していたことから反動減が響き、最終減益となった。
 

★10:42  ダイトロン-3日続伸 上期営業益40%増 上期計画を上回る
 ダイトロン<7609.T>が3日続伸。同社は1日、25.12期上期(1-6月)の連結営業利益は37.2億円(前年同期比40.0%増)だったと発表した。上期の会社計画30.0億円を上回った。

 3Q以降に予定していた海外事業の売り上げが2Qにおいて前倒し計上されたことなどが寄与した。なお、通期の見通しは、米国による関税引き上げに伴う事業環境の急激な変化などの影響を勘案し、据え置くとしている。
 

★10:50  アイエーG-急落 1Q営業益52%減 カー用品事業で減益
 アイエーグループ<7509.T>が急落。同社は1日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1.2億円(前年同期比51.8%増)だったと発表した。
 
 主力のカー用品事業における、中古車相場価格の変動による粗利益の減少や、販売促進活動と従業員の待遇向上による費用の増加が響いた。 


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