後場コメント No.6 日農薬、京阪HD、ピジョン、住友鉱、太平洋セメ、KOKUSAI

2025/08/07(木) 15:31
★14:20  日本農薬-後場急騰 通期営業益を上方修正 1Qは営業黒字転換
 日本農薬<4997.T>が後場急騰。同社は8月7日14時に、26.3期通期の連結営業利益予想を80.0億円から85.0億円(前期比0.9%減)に上方修正すると発表した。

 米価高騰による生産意欲の高まりから、主力自社開発品目をはじめとした水稲向け製品の販売が好調に推移。海外農薬販売において、殺ダニ剤フェンピロキシメートが、北米の一部地域で乾燥した気候が続いたことによるダニの多発生などから、果樹向けに販売が増加したことも寄与する。

 26.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は35.4億円の黒字(前年同期は1.6億円の赤字)だったと発表した。

★14:21  京阪HD-後場マイナス転換 1Q経常益2%減 支払利息の増加など響く
 京阪ホールディングス<9045.T>が後場マイナス転換。同社は7日14時、26.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は126億円(前年同期比1.5%減)だったと発表した。

 レジャー・サービス業において、大阪・関西万博の開催効果や旺盛なインバウンド需要の取り込んだことで営業増益となった。一方、支払利息や雑支出の増加により経常減益となった。

★14:28  ピジョン-後場プラス転換 上期営業益15%増 中国事業を中心に販売が堅調
 ピジョン<7956.T>が後場プラス転換。同社は7日14時、25.12期上期(1-6月)の連結営業利益は66.8億円(前年同期比14.8%増)だったと発表した。売上高は中国事業を中心に販売が堅調に推移した。売上総利益率が前年同期比で改善したことで販管費の増加を吸収したとしている。市場コンセンサスは66.0億円。
   

★14:36  住友金属鉱山-後場急騰 通期最終益を上方修正 1Qは24%増
 住友金属鉱山<5713.T>が後場急騰。同社は7日14時30分、26.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を従来の580億円から610億円(前期比3.7倍)に上方修正すると発表した。

 主要な非鉄金属価格について足元の水準を考慮したうえで将来の需給バランスを予測し、生産・販売計画についても各事業の足元の状況を踏まえ、それぞれ見直した。この結果、従来予想を上回る見通し。

 26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は274億円(前年同期比24.3%増)だった。製錬セグメントが赤字となった一方、資源セグメントにおける持分法による投資損益の好転などにより増益となった。

★14:37  太平洋セメント-後場上げ幅拡大 1Q営業益9%減もコンセンサス上回る
 太平洋セメント<5233.T>が後場上げ幅拡大。同社は8月7日14時30分に、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は100.6億円(前年同期比8.9%減)だったと発表した。市場コンセンサスは92.3億円。

 建設コストの高騰や常態化する人手不足、建設現場の週休二日制拡大に伴う土曜日の大幅な出荷減少などの影響を受けたことにより、セメントの国内販売数量が減少したことが響いた。

★14:39  コクサイエレ-後場急騰 1Q営業益46%減 コンセンサス上回る
 KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>が後場急騰。同社は7日14時30分、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は97.2億円(前年同期比45.6%減)だったと発表した。市場コンセンサスは81.3億円。

 前年同期に集中した中国地場メーカーに対するDRAM向け装置、サービスビジネスに含まれるレガシー装置の出荷や部品の販売が落ち着いたことから減益となった。世界各国向けのNAND、DRAM向け装置売り上げ、サービス売り上げは伸長した。

 なお、コンセンサスを上回る実績だったことから、株価は買いが優勢となっている。


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