前場コメント No.5 ユアテック、Ｅギャランティ、ＦＲＯＮＴＥＯ、ＮＯＫ、清水建、高砂熱
★9:16 ユアテック－東海東京が目標株価引き上げ 1Qは好発進
ユアテック<1934.T>が3日ぶり反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、1Qは好発進と判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を2400円→3000円と引き上げた。
26.3期1Q（4-6月）は売上高が前年比14％増の560億円、売上総利益率が同1.8pt上昇の13.9％、営業利益が同16億円増の21億円。増収効果および工事採算性の向上が寄与したとみられる。単体受注高については同8％増の836億円となり、屋内配線工事に加え基幹送電網整備工事など電力インフラ関連工事を順調に受注した。例年の1Q業績と比較して26.3期の1Q営業利益は高く、好調なスタートを切ったと東海東京では考えている。
ユアテック<1934.T>が3日ぶり反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、1Qは好発進と判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を2400円→3000円と引き上げた。
26.3期1Q（4-6月）は売上高が前年比14％増の560億円、売上総利益率が同1.8pt上昇の13.9％、営業利益が同16億円増の21億円。増収効果および工事採算性の向上が寄与したとみられる。単体受注高については同8％増の836億円となり、屋内配線工事に加え基幹送電網整備工事など電力インフラ関連工事を順調に受注した。例年の1Q業績と比較して26.3期の1Q営業利益は高く、好調なスタートを切ったと東海東京では考えている。
★9:16 イーギャランティ－東海東京が目標株価引き上げ 26.3期は利益が伸び悩みも引き合いは堅調
イー・ギャランティ<8771.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、26.3期は利益が伸び悩みも引き合いは堅調と判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を3000円→3200円と引き上げた。
26.3期通期の東海東京予想は前回予想から変化なし。売上高が115億円（前年比12.5％増）、経常利益が55億円（同5.7％増）、保証履行の増加や再保証料の値上げに伴う売上高経常利益率の低下を見込むものの、信用リスクの高まりから引き合いは堅調、売上高・経常利益は会社計画を上回るとみている。
イー・ギャランティ<8771.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、26.3期は利益が伸び悩みも引き合いは堅調と判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を3000円→3200円と引き上げた。
26.3期通期の東海東京予想は前回予想から変化なし。売上高が115億円（前年比12.5％増）、経常利益が55億円（同5.7％増）、保証履行の増加や再保証料の値上げに伴う売上高経常利益率の低下を見込むものの、信用リスクの高まりから引き合いは堅調、売上高・経常利益は会社計画を上回るとみている。
★9:17 ＦＲＯＮＴＥＯ－反落 電通総研とDX事業の拡大を目的とした業務提携契約を締結
ＦＲＯＮＴＥＯ<2158.T>が反落。同社は27日9時、グループ企業のアルネッツが、電通総研<4812.T>と、製造業を中心とした顧客向けのDX推進事業の拡大を目的とした業務提携契約を締結したと発表した。
同提携により、両社は独シーメンス社が提供するローコード開発プラットフォーム「Mendix」の導入に加えて、アルネッツが提供するMendixを主軸とした開発・技術支援およびホットラインサポート、ならびに「DX Academy」を共同で提供し、DX人材の内製化支援を通じて、顧客企業の業務革新と価値創出に向けたDXの推進を図るとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
ＦＲＯＮＴＥＯ<2158.T>が反落。同社は27日9時、グループ企業のアルネッツが、電通総研<4812.T>と、製造業を中心とした顧客向けのDX推進事業の拡大を目的とした業務提携契約を締結したと発表した。
同提携により、両社は独シーメンス社が提供するローコード開発プラットフォーム「Mendix」の導入に加えて、アルネッツが提供するMendixを主軸とした開発・技術支援およびホットラインサポート、ならびに「DX Academy」を共同で提供し、DX人材の内製化支援を通じて、顧客企業の業務革新と価値創出に向けたDXの推進を図るとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★9:17 ＮＯＫ－ＳＢＩが投資判断引き上げ シールでの収益回復などを評価
ＮＯＫ<7240.T>が続伸。ＳＢＩ証券では、シールでの収益回復、FPCでの顧客拡大および採用部位増のポテンシャルを評価。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を2400円→3100円と引き上げた。
シールでは、拡販の進む中国で高収益性維持に加え、一般産機向けが復調。電子部品では、主力のフレキシブル基板（FPC）において、けん引役であったBEV向けの販売減速は引き続きの足かせだが、生産平準化で収益基盤の回復が鮮明。海外OEM向け拡販、フォルダブル型スマホ向け採用部位増の成長ポテンシャルを評価し始めたいとＳＢＩでは指摘している。
ＮＯＫ<7240.T>が続伸。ＳＢＩ証券では、シールでの収益回復、FPCでの顧客拡大および採用部位増のポテンシャルを評価。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を2400円→3100円と引き上げた。
シールでは、拡販の進む中国で高収益性維持に加え、一般産機向けが復調。電子部品では、主力のフレキシブル基板（FPC）において、けん引役であったBEV向けの販売減速は引き続きの足かせだが、生産平準化で収益基盤の回復が鮮明。海外OEM向け拡販、フォルダブル型スマホ向け採用部位増の成長ポテンシャルを評価し始めたいとＳＢＩでは指摘している。
★9:18 清水建設－野村が目標株価引き上げ 事務所案件の受注時採算が改善
清水建設<1803.T>が3日ぶり反発。野村証券では、事務所案件の受注時採算が改善と評価。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を1870円→2240円に引き上げた。
野村では、2024年11月以降、受注時採算の底打ちとその後の改善を受け株価は上昇も、中期的な建築での増収、建築や土木での粗利率改善を織り込む余地があると考えている。営業利益予想は26.3期1Qの利益上振れを考慮し26.3期通期を増額したほか、建築における工期の長い大型案件の受注獲得、事務所案件での受注時採算改善を考慮し、中期の粗利益の見方を引き上げたとしている。
清水建設<1803.T>が3日ぶり反発。野村証券では、事務所案件の受注時採算が改善と評価。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を1870円→2240円に引き上げた。
野村では、2024年11月以降、受注時採算の底打ちとその後の改善を受け株価は上昇も、中期的な建築での増収、建築や土木での粗利率改善を織り込む余地があると考えている。営業利益予想は26.3期1Qの利益上振れを考慮し26.3期通期を増額したほか、建築における工期の長い大型案件の受注獲得、事務所案件での受注時採算改善を考慮し、中期の粗利益の見方を引き上げたとしている。
★9:26 高砂熱学工業－ＳＭＢＣ日興が投資評価引き上げ 総利益率向上による利益成長続くと予想
高砂熱学工業<1969.T>が大幅続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、総利益率向上による利益成長続くと予想。投資評価を「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」に、目標株価を7400円→10000円へそれぞれ引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、受注高の増加および完成工事総利益率の上昇により好業績が続くと見込み、投資評価と目標株価を引き上げた。建設セクターでは国内の良好な事業環境が続いており、特に好採算の工場投資や、かつては低採算だった大型再開発工事の採算改善が各社の利益成長に寄与していると説明。同社は国内空調工事最大手として、こうした良好な事業環境の享受が続くと想定している。
高砂熱学工業<1969.T>が大幅続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、総利益率向上による利益成長続くと予想。投資評価を「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」に、目標株価を7400円→10000円へそれぞれ引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、受注高の増加および完成工事総利益率の上昇により好業績が続くと見込み、投資評価と目標株価を引き上げた。建設セクターでは国内の良好な事業環境が続いており、特に好採算の工場投資や、かつては低採算だった大型再開発工事の採算改善が各社の利益成長に寄与していると説明。同社は国内空調工事最大手として、こうした良好な事業環境の享受が続くと想定している。
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