前場コメント No.4 モンスターラボ、ディスラプタ、湖北工業、村田製、ダイフク、富士通

2025/09/18(木) 11:30
★9:05  モンスターラボ-4日ぶり反落 子会社に対しリオンが訴訟提起 システム開発業務の遅延で
 モンスターラボ<5255.T>が4日ぶり反落。同社は17日、連結子会社のモンスターラボジャパンに対し、リオン<6823.T>より、委託代金返還等請求に係る訴訟の提起があったと発表した。
 
 同件は、原告であるリオンが 2021年よりモンスターラボジャパンに委託していたシステム開発業務に関連するもので、原告は当該システムが所定の期日までに完成に至らなかったなどとして、委託代金の返還を求め、同件訴訟提起以前より調停を申し立てていた。当該システム開発業務は準委任契約に基づく業務であり、モンスターラボジャパンは契約に基づき必要な業務を誠実に遂行してきたと認識しており、調停においては解決に至らず、原告より訴訟が提起されたという。訴訟物の価額は3億5122万5899円としている。
 
 なお、同社としては同件訴訟が当期業績に与える重要な影響はないと考えているが、今後の進ちょに伴い、開示すべき事項が生じた場合には、速やかに開示するとしている。
   

★9:05  ディスラプターズ-反発 中間配当予想を増額 グループ誕生20周年記念配当を実施
 ディスラプターズ<6538.T>が反発。同社は17日、26.3期の中間配当予想を従来の無配から2円(うちグループ誕生20周年記念配当2円、前年同期は無配)にすると発表した。期末配当予想は5円で据え置き、年間配当予想は5円→7円(前期は5円)となる。 
  

★9:06  湖北工業-丸三が目標株価引き上げ リード端子事業の収益性改善の進展がポジティブ材料
 湖北工業<6524.T>が反発。丸三証券では、25.12期上半期はリード端子事業の収益性改善の進展がポジティブ材料と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を3300円→3700円と引き上げた。

 丸三では、25.12期は、2Qまでの進ちょくや同社修正計画を考慮し、売上高を下方に見直した。利益面はリード端子事業の高付加価値製品の拡販や生産効率改善が続くものと予想されることなどから上方に見直し。26.12期以降、国際的なデータ通信量の増加を背景とした海底ケーブルの敷設需要の高まりを受けた光部品・デバイス事業の業績拡大が継続するとの見方に変更はないとしている。

★9:06  村田製作所-底堅い M&A戦略投資 副社長「必要なら2200億円超も」=日経
 村田製作所<6981.T>が底堅い。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社の南出雅範副社長が取材に応じ「M&A(合併・買収)などにあてる戦略投資枠は今後3年で2200億円を設定しているが、必要があればもっと大胆にいく」と話したと報じた。
 
 記事によれば、米トランプ政権の関税政策によるサプライチェーンの見直しなどを背景とする再編可能性の高まりに備えるとしている。

★9:06  ダイフク-SMBC日興が目標株価引き上げ 中期経営計画や資本政策の改善余地は大きい
 ダイフク<6383.T>が続伸。SMBC日興証券では、中期経営計画や資本政策の改善余地は大きいと判断。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を4500円→5700円に引き上げた。

 同社は25.12期2Qで受注が弱含んだものの、コストダウンなどが進ちょくし通期営業利益計画を上方修正。しかしながら、SMBC日興では依然同社の修正後計画は保守的とみており、さらに上振れ着地できると予想している。加えて、中期経営計画の上方修正や、改善余地の大きい資本政策に変化がみられれば株価上昇のカタリストになるとしている。

★9:07  富士通-3日ぶり反発 日本IBMとテクノロジーを活用した共創に関する協業検討を開始
 富士通<6702.T>が3日ぶり反発。同社は17日、日本IBMと、日本市場における「AI」「ハイブリッドクラウド」「ヘルスケア」の領域において協業を検討することに合意したと発表した。
 
 両社は、両社が共有する「テクノロジーを通じて、社会をより良く、持続可能なものにする」という価値観の実現に向け、今後、各領域における検討事項の協議を進め、2025年内に本検討の具体化に向けた合意書の締結をめざすとしている。


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