後場コメント No.2 ファーストリテイ、住友化、ポラリスHD、スリーエフ、三洋貿易、MUSCATG
★13:23 ファストリ-後場急落 日銀がETF売却方針を決定 値がさ株が安い
ファーストリテイリング<9983.T>が後場急落。日銀が19日に金融政策決定会合の結果を公表し、保有するETFおよびJ-REITの市場売却を決定したことが材料視されている。
ETFの年間の売却ペースは簿価で3300億円程度、時価で6200億円程度となる。市場全体の売買代金に占める売却割合は0.05%程度とする。所要の準備が整い次第、処分を開始する予定としている。
市場インパクトは小さいとみられるが、きょうは日経平均が取引時間中の高値を更新するなど足元上昇が続いていた。このことから、ETFの市場売却が決定をきっかけに売られる展開。値がさ株の下げが目立ち、東京エレクトロン<8035.T>やディスコ<6146.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>なども安い。
ファーストリテイリング<9983.T>が後場急落。日銀が19日に金融政策決定会合の結果を公表し、保有するETFおよびJ-REITの市場売却を決定したことが材料視されている。
ETFの年間の売却ペースは簿価で3300億円程度、時価で6200億円程度となる。市場全体の売買代金に占める売却割合は0.05%程度とする。所要の準備が整い次第、処分を開始する予定としている。
市場インパクトは小さいとみられるが、きょうは日経平均が取引時間中の高値を更新するなど足元上昇が続いていた。このことから、ETFの市場売却が決定をきっかけに売られる展開。値がさ株の下げが目立ち、東京エレクトロン<8035.T>やディスコ<6146.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>なども安い。
★13:45 住友化学-SMBC日興が目標株価引き上げ ファーマが一転稼ぎ頭、農薬成長を引き続き注視
住友化学<4005.T>が3日続落。SMBC日興証券では、ファーマが一転稼ぎ頭に、農薬の成長を引き続き注視。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を390円→480円に引き上げた。
26.3期1Q決算では、住友ファーマ<4506.T>をけん引役に前年同期比で大幅増益を記録。住友ファーマの株価は年初来201%上昇(16日時点)しており、SMBC日興では同社の株価上昇の主因と推察している。ファーマ除きでの主力は引き続き農薬と偏光フィルムとし、農薬に関しては中南米市場の回復が鈍い点がやや気掛かりとした。ただし、新規除草剤ラピディシルをはじめ、製品ポートフォリオは魅力的と評価。偏光フィルムに関しては、中国メーカーや代替技術の台頭に留意しているが、変動性が依然として高い石油化学に関しては中期的にアジアでの生産能力削減が追い風となる可能性もあるとみている。
住友化学<4005.T>が3日続落。SMBC日興証券では、ファーマが一転稼ぎ頭に、農薬の成長を引き続き注視。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を390円→480円に引き上げた。
26.3期1Q決算では、住友ファーマ<4506.T>をけん引役に前年同期比で大幅増益を記録。住友ファーマの株価は年初来201%上昇(16日時点)しており、SMBC日興では同社の株価上昇の主因と推察している。ファーマ除きでの主力は引き続き農薬と偏光フィルムとし、農薬に関しては中南米市場の回復が鈍い点がやや気掛かりとした。ただし、新規除草剤ラピディシルをはじめ、製品ポートフォリオは魅力的と評価。偏光フィルムに関しては、中国メーカーや代替技術の台頭に留意しているが、変動性が依然として高い石油化学に関しては中期的にアジアでの生産能力削減が追い風となる可能性もあるとみている。
★13:55 ポラリスHD-3日ぶり反発 ホテルブランドの統合開始
ポラリス・ホールディングス<3010.T>が3日ぶり反発。同社は19日13時30分、以前公表したホテルブランドの統合について、きょうからホテルの名称変更を開始したと発表した。
経営統合したミナシアが運営する「ホテルウィングインターナショナル(HWI)」および「テンザホテル」を同社のオリジナルホテルブランド「KOKO HOTELS」へ統合する。ブランド統合に伴い、サイン変更などのリブランド工事、販売プロモーションなどを行う。ブランド統合に伴う今期連結業績への影響は軽微であり、連結業績予想に織り込み済みとしている。
ポラリス・ホールディングス<3010.T>が3日ぶり反発。同社は19日13時30分、以前公表したホテルブランドの統合について、きょうからホテルの名称変更を開始したと発表した。
経営統合したミナシアが運営する「ホテルウィングインターナショナル(HWI)」および「テンザホテル」を同社のオリジナルホテルブランド「KOKO HOTELS」へ統合する。ブランド統合に伴い、サイン変更などのリブランド工事、販売プロモーションなどを行う。ブランド統合に伴う今期連結業績への影響は軽微であり、連結業績予想に織り込み済みとしている。
★14:07 スリーエフ-後場一時プラス転換 通期営業益を上方修正 販促企画が好調
スリーエフ<7544.T>が後場一時プラス転換。同社は19日14時、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の11.0億円から13.4億円(前期比34.4%増)に上方修正すると発表した。
上期(3-8月)において、夏場の気温が前年以上に高温であったことに加え、ローソンチェーンの販促企画が好調だったことで売り上げが順調となった。この結果、上期の実績が従来予想上回る見通しであることから、通期の計画も引き上げた。
スリーエフ<7544.T>が後場一時プラス転換。同社は19日14時、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の11.0億円から13.4億円(前期比34.4%増)に上方修正すると発表した。
上期(3-8月)において、夏場の気温が前年以上に高温であったことに加え、ローソンチェーンの販促企画が好調だったことで売り上げが順調となった。この結果、上期の実績が従来予想上回る見通しであることから、通期の計画も引き上げた。
★14:22 三洋貿易-続伸 韓国ソウルに支店設立
三洋貿易<3176.T>が続伸。同社は19日、韓国ソウル特別市に視点を設立し、10月より営業活動を開始すると発表した。
同社は長期経営計画「SANYO VISION 2028」の成長戦略の中で、グローバル事業部制の深化と海外拠点展開を推進している。ライフサイエンス事業の有望な市場である大韓民国に支店を展開し、事業領域を拡大するとしている。
三洋貿易<3176.T>が続伸。同社は19日、韓国ソウル特別市に視点を設立し、10月より営業活動を開始すると発表した。
同社は長期経営計画「SANYO VISION 2028」の成長戦略の中で、グローバル事業部制の深化と海外拠点展開を推進している。ライフサイエンス事業の有望な市場である大韓民国に支店を展開し、事業領域を拡大するとしている。
★14:41 MUSCATG-4日ぶり反発 子会社の固定資産を譲渡 特別利益計上へ
MUSCAT GROUP<195A.T>が4日ぶり反発。同社は19日14時30分、子会社の松村商店が所有する固定資産を譲渡すると発表した。
現況は松村商店本社および賃貸用不動産(東京都墨田区)となっている。譲渡益は約1200万円。経営資源の有効活用による資産の効率化と財務体質の強化を図ることが目的。26.3期上期(4-9月)において特別利益に計上する予定だが、5月14日に発表した通期の連結業績予想に変更はないとしている。
MUSCAT GROUP<195A.T>が4日ぶり反発。同社は19日14時30分、子会社の松村商店が所有する固定資産を譲渡すると発表した。
現況は松村商店本社および賃貸用不動産(東京都墨田区)となっている。譲渡益は約1200万円。経営資源の有効活用による資産の効率化と財務体質の強化を図ることが目的。26.3期上期(4-9月)において特別利益に計上する予定だが、5月14日に発表した通期の連結業績予想に変更はないとしている。
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