前場コメント No.1 中外薬、ウリドキ、レナサイエンス、インターメスティ、ジースリーHD、アドバンテ

2025/10/07(火) 11:34
★9:02  中外製薬-7日続伸 同社社長、坂口氏ノーベル賞「自己免疫疾患の解明で大きな進歩」=日経
 中外製薬<4519.T>が7日続伸。日本経済新聞電子版は6日19時08分、同社の奥田修社長が6日、大阪大学の坂口志文特任教授のノーベル生理学・医学賞受賞決定を受け、「自己免疫疾患の病態解明に大きな進歩をもたらした」とのコメントを発表したと報じた。
 
 記事によると、同社は16年、坂口氏が所属する大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)と10年間にわたる包括連携契約を締結。坂口氏と組み、免疫抑制機能を高めた細胞を作る仕組みを解明したという。奥田社長は「IFReCによる世界最先端の免疫学研究と、長年培われた独自の技術基盤を擁する中外製薬の創薬研究が組み合わさることで、基礎研究から臨床応用研究までがシームレスに展開されることになる。包括連携のパートナーとして免疫学分野における革新的新薬の創製をめざし、まい進していく」とした。

★9:02  ウリドキ-買い気配スタート/名証ネクスト上場 寄り前は1250円
 リユース品買い取りマッチングサイト「ウリドキ」およびリユース記事特化ウェブメディア「ウリドキプラス」の運営を行うウリドキ<418A.NG>はきょう、名古屋証券取引所のネクスト市場に上場した。公開価格1200円の買い気配で始まり、差し引き約7万9000株の買い越し。直前の寄り前気配は1250円前後だった。

 主幹事はJトラストグローバル証券で、公開株数は41万2400株。中古品の一括査定サイトと情報サイトの運営。“モノを売りたい人”と“プロの査定士”をつなぐCtoBマッチングサービス「ウリドキ」を運営しているほか、リユースに特化したウェブメディアサービス「ウリドキプラス」を展開している。

★9:02  レナサイエンス-買い気配 サウジ政府の医療研究機関と基本合意書締結
 レナサイエンス<4889.T>が買い気配。同社は6日、サウジアラビア政府の医療研究機関である「キング・アブドラ国際医療研究センター」との間で、(1)PAI-1阻害薬RS5614のがん治療薬および抗加齢・長寿作用の研究、(2)XPRIZE Healthspan(人間の老化や長寿に対する治療アプローチに革命を起こし、健康寿命を積極的に10年以上延伸することを目的とし、2030年までに健康寿命を延ばすことができた研究チームに対して、総額1億米ドルを支払うと世界的長寿臨床試験コンペティション)への共同参加、(3)サウジアラビアでの事業化に向けた連携などを進めていくため、基本合意書を締結したと発表した。
 
 今後、サウジアラビアの政府および研究機関と連携し、「サウジ・ビジョン2030」に貢献するのみならず、同社事業の国際展開を加速するとしている。

★9:02  インターメスティック-売り気配 9月度の既存店売上高4.9%増 前月比では伸び鈍化
 インターメスティック<262A.T>が売り気配。同社は6日、9月度の既存店売上高は前年同月比4.9%増だったと発表した。前月比では13.1ポイント低下した。全店は同8.2%増で、前月比では14.6ポイント低下した。
  

★9:03  ジースリーHD-買い気配 系統用蓄電事業を開始
 ジー・スリーホールディングス<3647.T>が買い気配。同社は6日に、太陽光発電所、系統蓄電所の企画、開発、施工および保守などを手掛ける野村屋ホールディングス(以下、野村屋HD)から系統用蓄電所の事業用地、設備および電力接続権を取得し、新たに系統用蓄電所に関する事業を開始すると発表した。

 蓄電所事業については、野村屋HDの関係会社が保有している九州地方の事業用地と系統用蓄電所に係る電力会社への電力接続権をもとに、本蓄電所の開発が行われ、当該設備の完成後に引き渡しを受けるもの。その後、特定卸供給事業者(アグリゲーター)との契約締結のうえ、系統用蓄電事業を行っていく。今後、年間6カ所の系統用蓄電所の取り扱いを目標に、事業を推進する予定としている。
 取得価額については、相手先の意向により非開示としているが、同社の前連結会計年度の末日における連結純資産の30%(3億0400万円)以上に相当する額とした。

★9:03  アドバンテスト-新高値 米AMD急騰を材料視 オープンAIが株式取得計画を発表
 アドバンテスト<6857.T>が新高値。6日の取引で米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の株価が急騰したことが材料視されている。

 サム・アルトマン氏が率いるオープンAIがAMD株式の10%を取得する計画を発表。オープンAIは、AMDのInstinctグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)6ギガワットを複数年にわたり、複数世代のハードウェアに導入。2026年後半に最初の1ギガワットのチップが導入されるとしている。この発表を受けてAMD株は23.7%高となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.9%上昇した。

 この流れを受けて、国内の半導体関連にも買いが入っている。東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>なども高い。


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マーケットデータ
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ナスダック総合 22,941.67 +161.16
ドル/円 150.44 +0.09
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