後場コメント No.3 多摩川HD、両毛シス、Fusic、メタプラネット、SMK、荏原
★13:06 多摩川HD-後場プラス転換 今期営業損益を上方修正 費用抑制など寄与
多摩川ホールディングス<6838.T>が後場プラス転換。同社は28日13時、25.10期通期の連結営業損益予想を従来の1.2億円の黒字から2.2億円の黒字(前期は0.5億円の赤字)に上方修正すると発表した。
電子・通信用機器事業において主力製品の生産が順調に進んでいることに加え、売上原価・販売管理費が想定していたよりも少額に抑えられた。再生可能エネルギー事業において、自社で利用しない系統用蓄電所の開発権利について今期中に譲渡し、その売却益を営業利益として追加計上できる見込みとなったことも寄与する。
多摩川ホールディングス<6838.T>が後場プラス転換。同社は28日13時、25.10期通期の連結営業損益予想を従来の1.2億円の黒字から2.2億円の黒字(前期は0.5億円の赤字)に上方修正すると発表した。
電子・通信用機器事業において主力製品の生産が順調に進んでいることに加え、売上原価・販売管理費が想定していたよりも少額に抑えられた。再生可能エネルギー事業において、自社で利用しない系統用蓄電所の開発権利について今期中に譲渡し、その売却益を営業利益として追加計上できる見込みとなったことも寄与する。
★13:13 両毛システムズ-後場マイナス転換 上期営業益80%増も材料出尽くし
両毛システムズ<9691.T>が後場マイナス転換。同社は28日13時、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は11.4億円(前年同期比79.6%増)だったと発表した。上期の会社計画は10.0億円。
公共事業セグメントにおいて、法改正対応等による情報処理サービスやNEXT GIGA関連が堅調に推移した。品質や生産性の向上に取り組み、収益構造が改善したことも寄与した。通期の見通しは据え置いた。
なお、決算期待などにより買いが先行していたこともあり、材料出尽くしから売りが出ている。
両毛システムズ<9691.T>が後場マイナス転換。同社は28日13時、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は11.4億円(前年同期比79.6%増)だったと発表した。上期の会社計画は10.0億円。
公共事業セグメントにおいて、法改正対応等による情報処理サービスやNEXT GIGA関連が堅調に推移した。品質や生産性の向上に取り組み、収益構造が改善したことも寄与した。通期の見通しは据え置いた。
なお、決算期待などにより買いが先行していたこともあり、材料出尽くしから売りが出ている。
★13:21 Fusic-3日続伸 Kick Space Technologiesと宇宙事業開発で業務提携
Fusic<5256.T>が3日続伸。同社は28日13時、Kick Space Technologies(福岡県北九州市)と、宇宙事業開発における包括的な協業を推進するため、業務提携に関する覚書を締結すると発表した。
同提携では、両社の強みを生かし、事業開発における情報共有、営業・マーケティング活動での相互協力、ならびに技術リソースの共有を通じて、宇宙産業における新たな価値創造を推進していくとした。同社は、クラウド、AI/機械学習、IoTなどの先端IT技術およびソフトウェア開発における専門知識を提供するとしている。
Fusic<5256.T>が3日続伸。同社は28日13時、Kick Space Technologies(福岡県北九州市)と、宇宙事業開発における包括的な協業を推進するため、業務提携に関する覚書を締結すると発表した。
同提携では、両社の強みを生かし、事業開発における情報共有、営業・マーケティング活動での相互協力、ならびに技術リソースの共有を通じて、宇宙産業における新たな価値創造を推進していくとした。同社は、クラウド、AI/機械学習、IoTなどの先端IT技術およびソフトウェア開発における専門知識を提供するとしている。
★13:21 メタプラネット-後場上げ幅拡大 1.5億株・750億円を上限に自社株買い 割合13.13%
メタプラネット<3350.T>が後場上げ幅拡大。同社は28日13時10分、1.5億株・750億円を上限とした自社株買いを行うと発表した。取得期間は2025年10月29日~26年10月28日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は13.13%となる。
今回の自社株買いの決定にあたり、カストディアンとの間で上限額5億米ドル(約764億円相当)のクレジット・ファシリティ契約を締結する。この契約は、同社の裁量によりいつでも機動的にビットコイン(BTC)を担保とした借り入れを実行できるものとなる。
併せて、新たにキャピタル・アロケーション・ポリシー(資本配分方針)を策定したと発表した。同方針では、優先株式の有効活用、普通株式の活用に関する方針の明確化、自己株式の取得および関連取引による1株当たりBTC保有量最大化への対応策について述べられている。
自己株式取得の財源としては、手元資金に加え、優先株式による資金調達、随時借入が可能なクレジットファシリティ、およびBTCインカム事業による収益などの活用を想定しているとした。
メタプラネット<3350.T>が後場上げ幅拡大。同社は28日13時10分、1.5億株・750億円を上限とした自社株買いを行うと発表した。取得期間は2025年10月29日~26年10月28日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は13.13%となる。
今回の自社株買いの決定にあたり、カストディアンとの間で上限額5億米ドル(約764億円相当)のクレジット・ファシリティ契約を締結する。この契約は、同社の裁量によりいつでも機動的にビットコイン(BTC)を担保とした借り入れを実行できるものとなる。
併せて、新たにキャピタル・アロケーション・ポリシー(資本配分方針)を策定したと発表した。同方針では、優先株式の有効活用、普通株式の活用に関する方針の明確化、自己株式の取得および関連取引による1株当たりBTC保有量最大化への対応策について述べられている。
自己株式取得の財源としては、手元資金に加え、優先株式による資金調達、随時借入が可能なクレジットファシリティ、およびBTCインカム事業による収益などの活用を想定しているとした。
★13:36 SMK-3日ぶり反落 上期営業赤字転落 計画上振れも赤字を嫌気
SMK<6798.T>が3日ぶり反落。同社は28日13時30分、26.3期上期(4-9月)の連結営業損益は1.2億円の赤字(前年同期は1.1億円の黒字)だったと発表した。上期の会社計画4.0億円の赤字を上回った。
車載市場におけるコネクタや操作ユニット、家電市場におけるアミューズメント向けコネクタやサニタリー用リモコンの販売が好調に推移したことが寄与した。通期の見通しは5.0億円の黒字を据え置いた。
なお、株価は赤字着地を嫌気した売りが優勢となっている。
SMK<6798.T>が3日ぶり反落。同社は28日13時30分、26.3期上期(4-9月)の連結営業損益は1.2億円の赤字(前年同期は1.1億円の黒字)だったと発表した。上期の会社計画4.0億円の赤字を上回った。
車載市場におけるコネクタや操作ユニット、家電市場におけるアミューズメント向けコネクタやサニタリー用リモコンの販売が好調に推移したことが寄与した。通期の見通しは5.0億円の黒字を据え置いた。
なお、株価は赤字着地を嫌気した売りが優勢となっている。
★13:43 荏原-底堅い JAXAで開発中の人工衛星用高効率排熱システムにおけるポンプ試作契約を締結
荏原<6361.T>が底堅い。同社は28日、JAXAが企画競争公告を行った「2025年度 スターダストプログラム デジタル信号処理に対する高効率排熱システムの研究開発 二相流排熱システム向け性能確認用ポンプの試作(そのア)」の契約相手方の一社として選定され、ポンプ試作契約を締結したと発表した。
今回開発するポンプは、人工衛星の熱を調節する冷却システムの心臓部にあたるという。ポンプが冷媒を循環させることで、衛星の安定した稼働を実現する。同社は、同契約に基づきポンプの設計と試作に着手し、2026年3月末までにJAXAへ納入するとしている。
荏原<6361.T>が底堅い。同社は28日、JAXAが企画競争公告を行った「2025年度 スターダストプログラム デジタル信号処理に対する高効率排熱システムの研究開発 二相流排熱システム向け性能確認用ポンプの試作(そのア)」の契約相手方の一社として選定され、ポンプ試作契約を締結したと発表した。
今回開発するポンプは、人工衛星の熱を調節する冷却システムの心臓部にあたるという。ポンプが冷媒を循環させることで、衛星の安定した稼働を実現する。同社は、同契約に基づきポンプの設計と試作に着手し、2026年3月末までにJAXAへ納入するとしている。
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