後場コメント No.3 三菱重、イノテック、豊田合、ASJ、IHI、日立
★13:30 三菱重工業-3日ぶり反落 グループ会社がポータブル運航支援システム「ナビコ」を開発
三菱重工業<7011.T>が3日ぶり反落。同社は10日、グループの三菱造船が、Marindows(東京都中央区)と連携してコンセプト開発を手掛けたポータブル運航支援システム「ナビコ」を開発したと発表した。
同システムにより、見張り不十分や船位確認漏れといったヒューマンエラーから起こり得る海難事故を防止するほか、航路データの複製・比較や目的地への予想到着時刻のガイダンス、音声による周囲情報確認などの機能を、使いやすいタッチスクリーン操作画面で提供するという。
今後は、操作性や仕様面に関するユーザーからのフィードバックを基に、より良い製品を顧客に提供するためのブラッシュアップを実施する予定だとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
三菱重工業<7011.T>が3日ぶり反落。同社は10日、グループの三菱造船が、Marindows(東京都中央区)と連携してコンセプト開発を手掛けたポータブル運航支援システム「ナビコ」を開発したと発表した。
同システムにより、見張り不十分や船位確認漏れといったヒューマンエラーから起こり得る海難事故を防止するほか、航路データの複製・比較や目的地への予想到着時刻のガイダンス、音声による周囲情報確認などの機能を、使いやすいタッチスクリーン操作画面で提供するという。
今後は、操作性や仕様面に関するユーザーからのフィードバックを基に、より良い製品を顧客に提供するためのブラッシュアップを実施する予定だとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★13:31 イノテック-続伸 エッジ顔認証「EdgeFACE」を販売開始
イノテック<9880.T>が続伸。同社は10日13時10分、エッジ顔認証「EdgeFACE」の販売を開始したと発表した。
同製品は国産産業用エッジPCと国産AI・ソフトウェアを一体にした製品で、顔認証システムの開発を素早く、かつスモールスタートし、そのまま本格稼働・量産増設できることが大きな特徴だとしている。
イノテック<9880.T>が続伸。同社は10日13時10分、エッジ顔認証「EdgeFACE」の販売を開始したと発表した。
同製品は国産産業用エッジPCと国産AI・ソフトウェアを一体にした製品で、顔認証システムの開発を素早く、かつスモールスタートし、そのまま本格稼働・量産増設できることが大きな特徴だとしている。
★13:32 豊田合成-みずほが目標株価を引き上げ 成長性や利益下支え要因に対して評価不足
豊田合成<7282.T>が小幅高。みずほ証券は、成長性や利益下支え要因に対して評価不足と指摘。投資判断は「買い」を継続、目標株価は3800円→4000円に引き上げた。
25/3期に自動車部品セクターを取り巻く環境は回復が鮮明であった24/3期と比べると厳しくなる見通し。しかし、エアバッグの拡販や、自動車生産が高水準で推移する北米での高収益体質といった個社要因を有するという。またセクター相対では、中国事業ウエイトが低く、当面は市場が厳しいと想定されるタイにおいては自働化推進等による体質改善が進んでいる点で安心感があると考えている。
豊田合成<7282.T>が小幅高。みずほ証券は、成長性や利益下支え要因に対して評価不足と指摘。投資判断は「買い」を継続、目標株価は3800円→4000円に引き上げた。
25/3期に自動車部品セクターを取り巻く環境は回復が鮮明であった24/3期と比べると厳しくなる見通し。しかし、エアバッグの拡販や、自動車生産が高水準で推移する北米での高収益体質といった個社要因を有するという。またセクター相対では、中国事業ウエイトが低く、当面は市場が厳しいと想定されるタイにおいては自働化推進等による体質改善が進んでいる点で安心感があると考えている。
★13:36 ASJ-一時ストップ高 データセンター関連に買い マイクロソフトの国内投資報道で
ASJ<2351.T>が一時ストップ高。米マイクロソフトが日本でデータセンターを拡充すると伝わったことが材料視されているもよう。
10日付の日本経済新聞朝刊によれば、2年間で29億ドル(約4400億円)を投じ、日本への投資額としては過去最大になるとしている。
マイクロソフトによる巨額投資の報道を受け、サーバー管理を手がける同社に買いが入っているようだ。データセンター運営のさくらインターネット<3778.T>やさくらケーシーエス<4761.T>なども買われている。
ASJ<2351.T>が一時ストップ高。米マイクロソフトが日本でデータセンターを拡充すると伝わったことが材料視されているもよう。
10日付の日本経済新聞朝刊によれば、2年間で29億ドル(約4400億円)を投じ、日本への投資額としては過去最大になるとしている。
マイクロソフトによる巨額投資の報道を受け、サーバー管理を手がける同社に買いが入っているようだ。データセンター運営のさくらインターネット<3778.T>やさくらケーシーエス<4761.T>なども買われている。
★13:44 IHI-大幅安 ボーイング787の安全性巡る内部告発が報じられる
IHI<7013.T>が大幅安。米ボーイングの中型機「787ドリームライナー」の安全性に関する内部告発を米連邦航空局(FAA)が調査していると伝わったことが嫌気されているもよう。
ニューヨーク・タイムズが9日に、内部告発者であるエンジニアの話を報じた。これに対し、ボーイングは安全性に問題はないとコメントしたとしている。
なお、報道を受けて9日の米国市場でボーイング株は2%近い下落となった。東京市場においても、ボーイング向けに部材を提供している同社や三菱重工業<7011.T>、川崎重工業<7012.T>などがリスク回避から売られているようだ。
IHI<7013.T>が大幅安。米ボーイングの中型機「787ドリームライナー」の安全性に関する内部告発を米連邦航空局(FAA)が調査していると伝わったことが嫌気されているもよう。
ニューヨーク・タイムズが9日に、内部告発者であるエンジニアの話を報じた。これに対し、ボーイングは安全性に問題はないとコメントしたとしている。
なお、報道を受けて9日の米国市場でボーイング株は2%近い下落となった。東京市場においても、ボーイング向けに部材を提供している同社や三菱重工業<7011.T>、川崎重工業<7012.T>などがリスク回避から売られているようだ。
★13:45 日立製作所-底堅い Google WorkspaceのCSE公式パートナーとして暗号鍵サービスを提供
日立製作所<6501.T>が底堅い。同社傘下の日立ソリューションズは10日11時、法人向けクラウド型グループウェアGoogle WorkspaceのClient-Side Encription (CSE)機能用に暗号鍵サービスを提供する企業として、国内企業で初めてGoogle Cloudとパートナー契約を締結したと発表した。
CSE機能により、Google Workspaceでやり取りするファイルの内容やメールの本文、Google Meet での音声、画像情報を秘匿化でき、Google Cloud などの第三者に閲覧させないようにできるという。同社は、CSEの利用に必要な「鍵管理ソリューション for Google Workspace」を4月11日から提供開始するとしている。
日立製作所<6501.T>が底堅い。同社傘下の日立ソリューションズは10日11時、法人向けクラウド型グループウェアGoogle WorkspaceのClient-Side Encription (CSE)機能用に暗号鍵サービスを提供する企業として、国内企業で初めてGoogle Cloudとパートナー契約を締結したと発表した。
CSE機能により、Google Workspaceでやり取りするファイルの内容やメールの本文、Google Meet での音声、画像情報を秘匿化でき、Google Cloud などの第三者に閲覧させないようにできるという。同社は、CSEの利用に必要な「鍵管理ソリューション for Google Workspace」を4月11日から提供開始するとしている。
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