後場コメント No.2 イオンFS、ルネサンス、エムスリー、双日、シャープ、住友化

2024/05/22(水) 15:04
★12:57  イオンFS-もみ合い 「AEON Pay」で請求書払い機能を提供開始
 イオンフィナンシャルサービス<8570.T>がもみ合い。同社とイオン<8267.T>グループのイオンスマートテクノロジーは22日、イオンのコード決済サービス「AEON Pay」において、「請求書払い」機能の提供を開始したと発表した。

 公共料金などの請求書(払込票)に記載されているバーコード、もしくは二次元コードをスマホのカメラで読み取り、「AEON Pay」で支払うことができるようになるとしている。

★13:02  ルネサンス-底堅い 同社施設がEIM Japanの後援制度の日本第1号施設として認定
 ルネサンス<2378.T>が底堅い。同社は22日、大阪国際がんセンター患者交流棟で運営するがん特化型運動支援施設「ルネサンス運動支援センター」が、EIM Japan(大阪府枚方市)による後援制度の施設に認定されたと発表した。
 
 同制度はEIM Japanが「有疾患患者に対し適切な運動環境と安全で効果的な運動プログラムを提供する運動療法施設」と認めた施設を後援するもので、同施設は日本における後援施設認定の第1号となるとしている。

★13:14  エムスリー-東海東京が目標株価引き下げ 適用バリュエーション修正など踏まえる
 エムスリー<2413.T>が5日ぶり反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、適用バリュエーション修正などを踏まえ、レーティングは「Outperform」を継続、目標株価を3270円→2370円に引き下げた。

 東海東京は、基準年度を26.3期予想に移行し、25年度ヘルスケア・テクノロジー業界15社の予想PER29.4倍(前回は38.0倍)を適用。これにより目標株価を引き下げた。25.3期については、キャリアソリューション部門はワクチン接種のビジネス逓減はあるものの、医師や薬剤師の転職支援の回復が加速していると指摘。新型コロナ以降の需要の取り込み奏功から会社計画を上回る営業2ケタ成長を見込むとしている。

★13:18  双日-4日ぶり反落 サウジアラビアで地域冷房事業参入に向け合弁契約を締結
 双日<2768.T>が4日ぶり反落。同社は22日、大手財閥傘下のSaudi FAS Holding傘下の電力・エネルギー会社のFAS ENERGY FOR TRADING COMPANYと、両社の共同出資による現地法人設立に向け合弁契約を締結したと発表した。
 
 同合弁契約により、同財閥が建設中の施設向けの冷気供給サービスの提供を手始めに、サウジアラビアで地域冷房事業の拡大をめざすとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★13:29  シャープ-大幅高 連日上昇を受け踏み上げか 売り残は増加
 シャープ<6753.T>が大幅高。連日の株価上昇を受け、踏み上げているもよう。

 同社については、21日公表分の信用売り残高が124万4600株(前回比24万5200株増加)に増加。市場ではMSCIの指数構成銘柄から除外されることが予想されていたため、株価が下落すると判断した空売りが膨らんだとみられる。一方、株価は16日から急速に買い戻されており、想定外の上昇となったことからポジション解消による買い戻しが入っているようだ。

★13:32  住友化学-底堅い 米大手技術ライセンサーのルーマスと協業
 住友化学<4005.T>が底堅い。同社は22日、米国の大手技術ライセンサーであるルーマス・テクノロジー(以下、ルーマス)と、同社独自の環境負荷低減技術であるアクリル樹脂の高効率ケミカルリサイクル技術のライセンス供与・商業化に関する協業契約を締結したと発表した。
 
 ルーマスは同社技術に関し、独占的なライセンスパートナーになるという。同協業により、商業化を加速させるとともに、グローバルなマーケティング展開により、世界各地での社会実装をめざすとしている。


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