後場コメント No.3 H2Oリテイル、商船三井、イーディーピ、住友商、ミツコシイセタン、東レ
★13:42 H2Oリテイリング-みずほが目標株価引き上げ 資本政策を評価
エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が大幅高。みずほ証券は資本政策を評価するとして、投資判断「中立」を継続、目標株価を1750円→2100円に引き上げた。
みずほでは、中期計画を含めて会社計画は保守的と判断するが、不稼働資産の売却に加えて株主還元を以前よりも積極化する方針を評価。株主還元も含めたキャッシュアウトに対応するために保有資産の売却が加速する可能性に注目する、としている。
エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が大幅高。みずほ証券は資本政策を評価するとして、投資判断「中立」を継続、目標株価を1750円→2100円に引き上げた。
みずほでは、中期計画を含めて会社計画は保守的と判断するが、不稼働資産の売却に加えて株主還元を以前よりも積極化する方針を評価。株主還元も含めたキャッシュアウトに対応するために保有資産の売却が加速する可能性に注目する、としている。
★14:00 商船三井-4日ぶり反落 LNG輸送船を1.5倍に増強へと伝わる
商船三井<9104.T>が4日ぶり反落。ブルームバーグ通信は22日13時9分に、同社の橋本剛社長は、液化天然ガス(LNG)の需要拡大をにらみ、輸送船を将来的に現在の1.5倍に増やす考えを示したと報じた。
記事によると、橋本社長は22日のインタビューで、既に建造を決めた船ができあがれば、船隊規模は約130隻まで増えると述べたという。LNGの需要は当面拡大が続くとして、同社の運航するLNG船の規模は将来的に150隻程度まで増えるとの見込みも示したとしている。
また、橋本社長は今は投資拡大を優先しており、今期(25.3期)の自社株買いは「基本的には考えていない」と述べたとしている。
なお、本日は地合いが悪い中、海運株はスタートから弱かった。インタビュー記事では自社株買いに消極的なコメントもあったことから、内容はポジティブ視されず、売りが続いている。
商船三井<9104.T>が4日ぶり反落。ブルームバーグ通信は22日13時9分に、同社の橋本剛社長は、液化天然ガス(LNG)の需要拡大をにらみ、輸送船を将来的に現在の1.5倍に増やす考えを示したと報じた。
記事によると、橋本社長は22日のインタビューで、既に建造を決めた船ができあがれば、船隊規模は約130隻まで増えると述べたという。LNGの需要は当面拡大が続くとして、同社の運航するLNG船の規模は将来的に150隻程度まで増えるとの見込みも示したとしている。
また、橋本社長は今は投資拡大を優先しており、今期(25.3期)の自社株買いは「基本的には考えていない」と述べたとしている。
なお、本日は地合いが悪い中、海運株はスタートから弱かった。インタビュー記事では自社株買いに消極的なコメントもあったことから、内容はポジティブ視されず、売りが続いている。
★14:09 イーディーピー-反落 「厳正な輸出管理の徹底について(厳重注意)」を経産省より受領
イーディーピー<7794.T>が反落。同社は22日14時、2022年12月から2023年4月にかけて規制品目であるダイヤモンド基板などを、経済産業省の許可を得ずに輸出していたことに関し、経済産業省より、2024年5月21日に「厳正な輸出管理の徹底について(厳重注意)」を受領したと発表した。
今回の事態を厳粛に受け止め、これまで以上に法令遵守を徹底し、社内体制を整備することにより、再発防止に努めるとしている。なお、同社は2023年4月から6月にかけて一時的に輸出を自粛していたが、6月下旬から改正後の法令に則した手続きのもと輸出許可申請を開始し、7月から許可を得て順次出荷している。
イーディーピー<7794.T>が反落。同社は22日14時、2022年12月から2023年4月にかけて規制品目であるダイヤモンド基板などを、経済産業省の許可を得ずに輸出していたことに関し、経済産業省より、2024年5月21日に「厳正な輸出管理の徹底について(厳重注意)」を受領したと発表した。
今回の事態を厳粛に受け止め、これまで以上に法令遵守を徹底し、社内体制を整備することにより、再発防止に努めるとしている。なお、同社は2023年4月から6月にかけて一時的に輸出を自粛していたが、6月下旬から改正後の法令に則した手続きのもと輸出許可申請を開始し、7月から許可を得て順次出荷している。
★14:12 住友商事-3日ぶり反落 建機遠隔操作装置開発の中国企業と総代理店契約を締結
住友商事<8053.T>が3日ぶり反落。同社は22日13時39分、油圧ショベルを中心とする建設機械の遠隔操作装置を開発するBuilderX(中国)と、日本における総代理店契約を締結したと発表した。
これまで日本国内での実証試験および国内向けのソリューションの展開検証をともに実施してきた株大成建設<1801.T>と、顧客の建機遠隔導入をサポートし、作業現場における人手不足解消、事故軽減などをめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
住友商事<8053.T>が3日ぶり反落。同社は22日13時39分、油圧ショベルを中心とする建設機械の遠隔操作装置を開発するBuilderX(中国)と、日本における総代理店契約を締結したと発表した。
これまで日本国内での実証試験および国内向けのソリューションの展開検証をともに実施してきた株大成建設<1801.T>と、顧客の建機遠隔導入をサポートし、作業現場における人手不足解消、事故軽減などをめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★14:29 三越伊勢丹HD-みずほが目標株価引き上げ ROE改善に向けた資本政策を評価
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が9日続伸。みずほ証券はROE改善に向けた資本政策を評価し、投資判断「中立」を継続、目標株価を2000円→2800円に引き上げた。
みずほでは、自己株式の取得などの資本政策の効果もあり、今後のROEは税効果などの一過性の利益を除いたベースでも、会社側が想定する資本コスト(6%弱)を上回る8%超に改善すると見込む。2024年11月に公表予定の次期中期計画では、31.3期1000億円といった営業利益の達成に向けた具体的な戦略が示される予定であり、重要なカタリストとして注目するとしている。
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が9日続伸。みずほ証券はROE改善に向けた資本政策を評価し、投資判断「中立」を継続、目標株価を2000円→2800円に引き上げた。
みずほでは、自己株式の取得などの資本政策の効果もあり、今後のROEは税効果などの一過性の利益を除いたベースでも、会社側が想定する資本コスト(6%弱)を上回る8%超に改善すると見込む。2024年11月に公表予定の次期中期計画では、31.3期1000億円といった営業利益の達成に向けた具体的な戦略が示される予定であり、重要なカタリストとして注目するとしている。
★14:31 東レ-続落 先端半導体向けPFASフリーのモールド離型フィルムを実用化
東レ<3402.T>が続落。同社は22日、先端半導体向けPFASフリーのモールド離型フィルムを実用化したと発表した。
同フィルムは、欧州などで規制が検討されている有機フッ素化合物を含まない材料から成り、モールド工程でみられる課題であった金型汚れを5分の1以下に抑制することで、最先端の半導体製造の稼働率向上に貢献するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
東レ<3402.T>が続落。同社は22日、先端半導体向けPFASフリーのモールド離型フィルムを実用化したと発表した。
同フィルムは、欧州などで規制が検討されている有機フッ素化合物を含まない材料から成り、モールド工程でみられる課題であった金型汚れを5分の1以下に抑制することで、最先端の半導体製造の稼働率向上に貢献するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
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