後場コメント No.2 NEC、VALUENEX、売れるネ、ダブルエー、三菱商、Link-U

2024/06/17(月) 15:02
★12:41  NEC-反落 AI活用し顧客の戦略的意思決定を支援するソリューションを提供開始
 NEC<6701.T>が反落。同社は17日、最先端AI技術およびプロフェッショナルのデータ分析と業務知見を活用し、従来の個数ベースの需給調整から金額ベースでのS&OPプロセスに変革することで、顧客の戦略的な意思決定を支援する「NEC Advanced-S&OP ソリューション」を2024年6月より販売開始すると発表した。
 
 Sales & Operations Planning(S&OP)は、マーケティングや営業、SCM、ファイナンスなどの部門が収集、分析した需給関連情報を、経営層が定期的にモニタリングし、リスクを把握し、早期に組織横断的な意思決定を行っていく概念だという。

 S&OPの実現により、企業は需要と供給のバランスを最適化し、リソースの効率的な配分を可能になるという。また、データ駆動型のアプローチにより、より精確で迅速な意思決定を支援し、市場変動への対応力が強化されるとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★12:47  VALUENEX-急落 3Q累計営業赤字転落 先行投資によるコスト増など響く
 VALUENEX<4422.T>が急落。同社は14日、24.7期3Q累計(8-4月)の連結営業損益は2900万円の赤字(前年同期は7200万円の黒字)だったと発表した。大型案件の売り上げ月がずれたことや、投資先行によるコスト増加などが響いた。

★12:57  売れるネット-3日続落 3Q累計営業益は1.6億円の赤字 先行投資響く
 売れるネット広告社<9235.T>が3日続落。同社は14日、24.7期3Q(8-4月)の連結営業損益は1.6億円の赤字だったと発表した。同社は前年同期は四半期連結財務諸表を作成していないため、比較はできない。
 
 主力のD2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業において、広告費など各種先行投資がかさみ、赤字着地となったことが響いた。

★12:58  ダブルエー-急騰 1Q営業益14%減も株主優待制度の拡充を好感
 ダブルエー<7683.T>が急騰。同社は14日、25.1期1Q(2-4月)の連結営業利益は1.6億円(前年同期比13.5%減)だったと発表した。

 店舗、オンライン販売、BtoBなど、全販売形態が好調に推移したことで増収となった。一方、事業拡大による経費増加や、円安の影響などにより営業減益となった。

 併せて、配当政策の変更による中間配当実施と、株主優待制度の拡充も発表した。25.1期から1月末および7月末を基準日として配当を実施する。今期の配当予想は中間12円、期末12円とし、年間配当予想は従来の24円を据え置いた。

 株主優待制度は従来の年1回(1月末権利)から2回(1月末、7月末権利)に変更するとしている。

 なお、株価は株主優待制度の拡充を好感した買いが優勢となっている。

★13:05  三菱商事-SMBC日興が投資評価引き下げ 今は満を持す時
 三菱商事<8058.T>が反落。SMBC日興証券では、今は満を持す時と判断。投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」、目標株価を3760円→3470円と引き下げた。

 年初来の株価は43%の上昇とセクター内トップ。SMBC日興では、資本効率向上や循環型成長モデルの進展など、中西勝也社長を始めとした経営陣の手腕に依るところが大きいとみている。
同社の経営は過去と比べると明らかに変化を遂げ、今後もこのトレンドは続くとみる。一方、同社の本質的な収益力を毀損するものではないが、原料炭数量回復の遅れや一過性利益のはく落が来期業績悪化を招くとみている。業績面以外においても、さらなるバリュエーション切り上がりを期待できるカタリストは現時点で見えづらく、SMBC日興では今は満を持す時と想定している。

★13:11  Link-U-急落 3Q累計営業益33%減 体制強化によるコスト増響く
 Link-Uグループ<4446.T>が急落。同社は14日に、24.7期3Q累計(8-4月)の連結営業利益は2.4億円(前年同期比33.0%減)だったと発表した。体制強化によるコスト増が響いた。


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