後場コメント No.1 サイバーＳ、ＮＯＫ、共英製鋼、ＮＴＴデータＧ、ＳＣＳＫ、日本オラクル
★12:30 サイバーステップ－後場上げ幅拡大 子会社米国IPOに関しＳＥＣから効力発生通知受領
サイバーステップ<3810.T>が後場上げ幅拡大。同社は3日12時、子会社のＢｌｏｏｍＺが、7月1日（米国時間）に米国証券取引委員会（ＳＥＣ）より米国IPOに関するForm F-1の効力発生通知を受領したと発表した。
これらの書類の提出は、ＢｌｏｏｍＺの上場を保証するものではなく、同社グループまたはＢｌｏｏｍＺは今後の状況、ならびに株式市況などを理由として上場を取りやめる場合があるとしている。
サイバーステップ<3810.T>が後場上げ幅拡大。同社は3日12時、子会社のＢｌｏｏｍＺが、7月1日（米国時間）に米国証券取引委員会（ＳＥＣ）より米国IPOに関するForm F-1の効力発生通知を受領したと発表した。
これらの書類の提出は、ＢｌｏｏｍＺの上場を保証するものではなく、同社グループまたはＢｌｏｏｍＺは今後の状況、ならびに株式市況などを理由として上場を取りやめる場合があるとしている。
★12:30 ＮＯＫ－丸三が目標株価引き上げ 会社計画は保守的
ＮＯＫ<7240.T>が反発。丸三証券では、会社計画は保守的と考え、投資判断は「買い」を継続、目標株価を2300円→2500円に引き上げた。
丸三では、25.3期に電子部品事業において部品費の減少による売上減を織り込んだほか、営業利益にブランディング費用を織り込んだ。26.3期はHDDの需要回復が前回予想時よりも緩やかになることを想定し下方修正。一方で、会社計画は足元の為替水準よりも円高の水準であり保守的と考えている。また、株主還元では26.3期までの中期経営計画の方針（還元総額675億円以上/3年累計）であり、安定的な株主還元が見込めるとしている。
ＮＯＫ<7240.T>が反発。丸三証券では、会社計画は保守的と考え、投資判断は「買い」を継続、目標株価を2300円→2500円に引き上げた。
丸三では、25.3期に電子部品事業において部品費の減少による売上減を織り込んだほか、営業利益にブランディング費用を織り込んだ。26.3期はHDDの需要回復が前回予想時よりも緩やかになることを想定し下方修正。一方で、会社計画は足元の為替水準よりも円高の水準であり保守的と考えている。また、株主還元では26.3期までの中期経営計画の方針（還元総額675億円以上/3年累計）であり、安定的な株主還元が見込めるとしている。
★12:30 共英製鋼－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 低PBRだが割安には理由がある
共英製鋼<5440.T>が3日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、低PBRだが、割安には理由があると判断。投資判断「2（中立）」を継続、目標株価を2200円→2300円と引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、国内のスプレッド拡大とベトナムＶＫＳの構造改革により、25.3期の営業利益は会社計画の超過を予想するが、設備が老朽化した米国のＶｉｎｔｏｎの稼働状況に不安材料。また、米国では競争激化により、スプレッドが悪化傾向と見込んでいる。国内、ベトナム、北米とグローバル展開を積極化するが、3地域が揃って業績好調となる局面が少ないとみている。詳細は決まっていないが、Ｖｉｎｔｏｎは設備の更新を同社は検討。ベトナムのＶＩＳも競争力強化と能力増強を推進中。海外事業の業績低迷に加え、競争が激化する両市場で大投資を行うことが、低PBRの背景と思われると指摘している。
共英製鋼<5440.T>が3日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、低PBRだが、割安には理由があると判断。投資判断「2（中立）」を継続、目標株価を2200円→2300円と引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、国内のスプレッド拡大とベトナムＶＫＳの構造改革により、25.3期の営業利益は会社計画の超過を予想するが、設備が老朽化した米国のＶｉｎｔｏｎの稼働状況に不安材料。また、米国では競争激化により、スプレッドが悪化傾向と見込んでいる。国内、ベトナム、北米とグローバル展開を積極化するが、3地域が揃って業績好調となる局面が少ないとみている。詳細は決まっていないが、Ｖｉｎｔｏｎは設備の更新を同社は検討。ベトナムのＶＩＳも競争力強化と能力増強を推進中。海外事業の業績低迷に加え、競争が激化する両市場で大投資を行うことが、低PBRの背景と思われると指摘している。
★12:43 ＮＴＴデータ－急落 同社海外支部がランサムウェア攻撃の標的にと一部メディアが報じる
ＮＴＴデータグループ<9613.T>が急落。一部海外メディアが2日、同社がランサムウェア攻撃の標的になったと報じている。
報道によれば、同社はＲａｎｓｏｍＨｕｂグループの標的となったもよう。ＲａｎｓｏｍＨｕｂグループは、同社のルーマニア支部から230GBのデータにアクセスしたと主張しており、3～4日後にデータを公開すると予告しているようだ。
弊社から同社IRに確認をとったところ「各部署と連携して事実を確認中」（IR担当）と回答しており、現時点でデータ流出があったかどうかは定かではない。
ＮＴＴデータグループ<9613.T>が急落。一部海外メディアが2日、同社がランサムウェア攻撃の標的になったと報じている。
報道によれば、同社はＲａｎｓｏｍＨｕｂグループの標的となったもよう。ＲａｎｓｏｍＨｕｂグループは、同社のルーマニア支部から230GBのデータにアクセスしたと主張しており、3～4日後にデータを公開すると予告しているようだ。
弊社から同社IRに確認をとったところ「各部署と連携して事実を確認中」（IR担当）と回答しており、現時点でデータ流出があったかどうかは定かではない。
★12:45 ＳＣＳＫ－続伸 ダッソー・システムズのMOM・MESソリューション提供開始
ＳＣＳＫ<9719.T>が続伸。同社は3日、ダッソー・システムズが開発・販売する、製造オペレーション管理（MOM）・製造実行システム（MES）ソリューション「DELMIA Apriso（デルミア アプリソ）」の提供を開始したと発表した。
同ソリューションの提供により、製造オペレーション領域のサービスを強化し、製造業のサプライチェーンマネジメントの高度化を支援するとしている。
ＳＣＳＫ<9719.T>が続伸。同社は3日、ダッソー・システムズが開発・販売する、製造オペレーション管理（MOM）・製造実行システム（MES）ソリューション「DELMIA Apriso（デルミア アプリソ）」の提供を開始したと発表した。
同ソリューションの提供により、製造オペレーション領域のサービスを強化し、製造業のサプライチェーンマネジメントの高度化を支援するとしている。
★12:46 日本オラクル－ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き上げ クラウドサービス収入の成長が本格化
日本オラクル<4716.T>が小幅高。ＳＭＢＣ日興証券では、クラウドサービス収入の成長が本格化してきたと指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は11800円→12500円に引き上げた。
クラウドサービスの収入拡大によって売上高の拡大傾向が続いていると指摘。22年10月にガバメントクラウドのサービス提供事業者に選定されたことや、野村総合研究所や富士通などのパートナーがオラクルのクラウドインフラのプラットフォームAlloyを用いたサービスを拡大させていること、それらが呼び水となって顧客が増加していることなどが要因であるという。ＳＭＢＣ日興では、営業利益予想を25/5期874億円（従来903億円）、26/5期956億円（従来943億円）と予想している。
日本オラクル<4716.T>が小幅高。ＳＭＢＣ日興証券では、クラウドサービス収入の成長が本格化してきたと指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は11800円→12500円に引き上げた。
クラウドサービスの収入拡大によって売上高の拡大傾向が続いていると指摘。22年10月にガバメントクラウドのサービス提供事業者に選定されたことや、野村総合研究所や富士通などのパートナーがオラクルのクラウドインフラのプラットフォームAlloyを用いたサービスを拡大させていること、それらが呼び水となって顧客が増加していることなどが要因であるという。ＳＭＢＣ日興では、営業利益予想を25/5期874億円（従来903億円）、26/5期956億円（従来943億円）と予想している。
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