後場コメント No.4 住友商、大成建、プラスアルファ、化工機、ダイキン、サンリオ、JR西日本

2024/07/03(水) 15:00
★13:54  住友商事-4日ぶり反落 ノルウェー社と油井管の長期供給契約を更新
 住友商事<8053.T>が4日ぶり反落。同社は3日、日本製鉄<5401.T>から調達する油井管を、ノルウェーのエネルギー企業エクイノールに最長9年間長期販売する供給契約を更新したと発表した。
 
 今回の契約更新は、2社が供給する高性能油井管の安定供給や顧客のニーズに合わせた製品開発、ジャストインタイムでの確実なデリバリーサービス、サプライチェーン上の低炭素化や人権保護に対する着実な対応が評価されたことによるものだとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★13:55  大成建設-4日続伸 再生可能エネルギー需給一体型管理システムを開発
 大成建設<1801.T>が4日続伸。同社は3日、太陽光発電などの再生可能エネルギー(以下、再エネ)の最適な利用計画の立案と最大限の活用を図ることができるエネルギー需給一体型管理システム「T-Green BEMS RE Optimizer」を開発し、実証を開始したと発表した。
 
 同システムは、建物エネルギーマネジメントシステムの「T-Green BEMS」を機能拡張して開発したシステムで、工場などの大容量太陽光発電設備を設置する施設において、再エネで得られた電力の最大活用を行うことできるとしている。

★14:10  プラスアルファ-4日ぶり反発 三菱総合研究所と業務提携に向け検討
 プラスアルファ・コンサルティング<4071.T>が4日ぶり反発。同社は3日14時、三菱総合研究所<3636.T>と、科学的人事を実現するタレントマネジメントシステム「Talent Palette」と中長期的な企業価値向上に向けた人的資本経営コンサルティングおよび関連サービスの連携強化を目的とし、包括的な業務提携に向けて検討を開始したと発表した。

 
今後も両社で合意に至った取り組みから順次試行を進め、「経営戦略と人材戦略の連動」と「科学的人事」の連携により、顧客の企業価値向上を支援するとしている。

★14:16  三菱化工機-続伸 船舶用バイオディーゼル燃料の長期利用に向けたプロジェクトに協力
 三菱化工機<6331.T>が変わらずを挟んで続伸。同社は3日14時、日本郵船<9101.T>、シンガポールの非営利団体と共同で実施するプロジェクト「プロジェクトLOTUS」において、同社の船舶用油清浄機を用いたリスク評価に協力すると発表した。
 
 同プロジェクトでは、現在最も舶用バイオディーゼル燃料として導入が進められている、使用済み食用油などを加工して作るバイオ燃料(FAME)と、従来より使用されている低硫黄重油(VLSFO)を混合したものを燃料として使用するという。
 
 日本郵船が運航する自動車専用船で6カ月間にわたって継続して使用することにより、バイオ燃料の長期・継続的な使用が、船舶における燃料供給システムの性能や動作にどのような影響が発生するのかを総合的に調査するとしている。

★14:21  ダイキン工業-続伸 家庭用エアコン生産883万台 24年度は最高に=日経
 ダイキン工業<6367.T>が続伸。日本経済新聞電子版は3日14時10分、同社が3日、2024年度の家庭用ルームエアコンの生産計画を公表したと報じた。

 記事によれば、世界全体で23年度比15%増の約883万台と過去最高の生産数となるもよう。インドで100万台以上を生産するなど、新興国でのエアコン需要の高まりに対応するとしている。

★14:21  サンリオ-MSMUFGが目標株価引き上げ 2ケタの営業利益成長見込むも株価には織り込み済み
 サンリオ<8136.T>が11日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、2ケタの営業利益成長見込むも、株価にはほぼ織り込み済みと判断。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価を2520円→2800円と引き上げた。

 MSMUFGでは、世界的なキャラクター需要拡大、ブランド力向上効果から2ケタの営業利益成長が見込まれるが、株価にはほぼ織り込み済みと考えている。利益予想増額と目標株価基準期の変更によるプラス要因から、目標株価を引き上げた。利益増額の主因は、人件費など販管費の増加というマイナス要因があるが、米国ロイヤリティ売り上げ増額によるプラス要因が上回るためとしている。

★14:32  JR西日本-3日ぶり反発 空気中のCO2を回収するm-DAC技術を活用した植物工場の実証事業を実施
 JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021.T>が3日ぶり反発。同社は3日、Carbon Xtract(福岡県福岡市)、スパイスキューブ(大阪府大阪市)と連携し、空気中のCO2を回収する m-DAC技術を活用した植物工場の実証事業を実施すると発表した。

 同事業は、大阪府「令和6年度 カーボンニュートラル技術開発・実証事業費補助金」に応募し採択され、同補助金の事業として実施するとしている。


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