前場コメント No.3 ピーシーエー、プライムストラ、ソフトバンクG、航空電、シンワワイズ、トラースOP

2024/07/25(木) 11:30
★9:03  PCA-買い気配 1Q営業益64%増 クラウドサービスが堅調
 ピー・シー・エー<9629.T>が買い気配。同社は24日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は7.0億円(前年同期比63.6%増)だったと発表した。

 各種PCAソフトや保守契約などの製品・サービスの価格改定を行ったほか、新サービスもリリースし、PCAクラウドシリーズの利用法人数は、2024年6月末で2万3252法人となり順調に推移したとしている。

★9:03  プライムストラテジー-買い気配 戦略AI「David」に関し日本で特許取得
 プライム・ストラテジー<5250.T>が買い気配。同社は24日、戦略AI「David」に関し日本で特許を取得したと発表した。

 今回の特許はウェブのコンテンツを自動的に高速表示する制御方法となる。同社製品のウェブ高速化エンジン「WEXAL Page Speed Technology」と戦略AI「David」に含まれ、有償最上位版の仮想マシン「KUSANAGI Premium Edition」などで利用できる。戦略AI「David」については、米国においても特許査定の通知を受けているとした。

★9:03  ソフトバンクG-SBIが目標株価引き上げ 業績予想とNAV予想を更新
 ソフトバンクグループ<9984.T>が大幅に7日続落。SBI証券では、業績予想とNAV(時価純資産)予想を更新。投資判断「買い」を継続、目標株価を9050円→14400円と引き上げた。

 SBIでは業績予想とNAV予想を更新。目標株価14400円の算出にあたっては保有株式価値から純有利子負債を控除したNAV(6月30日時点で1株当たり23973円と推定)を採用。株式市場の不透明感を考慮してSVF(ソフトバンク・ビジョン・ファンド)評価額の30%(前回も同じ)を減算し、直近のディスカウント率を踏まえてコングロマリットディスカウント35%(同15%)を適用した。現在株価との乖離率を鑑み投資判断「買い」を継続している。

★9:03  日本航空電子工業-売り気配 1Q営業益2.1倍も材料出尽くし
 日本航空電子工業<6807.T>が売り気配。同社は24日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は37.7億円(前年同期比2.1倍)だったと発表した。市場コンセンサスは32.3億円。

 主力のコネクタ事業を中心に、積極的なグローバルマーケティングと新製品開発活動のスピードアップによる受注・売上の拡大を図るとともに、材料費などの高騰に対応した取引価格適正化や内製化のさらなる強化による工場稼働率改善、設備効率化によるコストダウン、諸費用抑制など経営全般にわたる効率化を推進したことが寄与した。

 なお、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:04  シンワワイズ-続落 期末配当予想を一転無配へ 不適切会計受け
 Shinwa Wise Holdings<2437.T>が続落。同社は24日、24.5期の期末配当予想を従来の6円から無配(前の期末は無配)に引き下げると発表した。

 連結子会社において、不適切な会計処理の疑いが生じたため、事実関係の正確な把握に向けて第三者委員会を設置し、決算発表の延期を行っている状況だという。2024年5月31日を基準日とする剰余金の配当の手続期限までに24.5期決算の確定が間に合わないことから、無配とすることを決定したとしている。
 
 なお、24.5期決算確定後、当初予定した6円の配当の可否を検討した上で、25.5期決算の配当に反映することを検討するとともに、25.5期における業績を鑑みた中間配当および期末配当の実施ができるように鋭意努力するとしている。

★9:04  トラースOP-売り気配 配信サーバーなど受注 金額は3300万円
 トラース・オン・プロダクト<6696.T>が売り気配。同社は24日、取引先より配信サーバーなどを受注したと発表した。

 受注金額は税抜きで3300万円。売り上げ計上は25.1期下期(8-1月)を予定しており、今期の業績予想には織り込み済みとしている。

 なお、サプライズ感に乏しく株価は売りが優勢となっている。


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