前場コメント No.4 霞ヶ関キャ、ＰＩ、セーラー広告、未来工業、キヤノン電、ＰＬＡＮＴ
★9:04 霞ヶ関キャピタル－ＳＢＩが目標株価引き下げ 24.8期以降の業績予想を修正
霞ヶ関キャピタル<3498.T>が8日続落。ＳＢＩ証券では、ホテルのファンド組成や冷凍自動倉庫の開発進捗を受けて、投資判断「買い」を継続、目標株価を23700円から22500円に引き下げた。
ＳＢＩは24.8期3Q決算発表を受け、24.8期以降の業績予想を修正。EPS予想を511.4円から509.8円に減額している。一方で24年問題対応の冷凍自動倉庫など積極開発やファンド組成などの進捗に注目。公募資金（調達額108億円）の活用によるプロジェクトパイプラインの上積みにより、中計当期利益目標（25.8期100億円）の達成確度が高まったと指摘している。
霞ヶ関キャピタル<3498.T>が8日続落。ＳＢＩ証券では、ホテルのファンド組成や冷凍自動倉庫の開発進捗を受けて、投資判断「買い」を継続、目標株価を23700円から22500円に引き下げた。
ＳＢＩは24.8期3Q決算発表を受け、24.8期以降の業績予想を修正。EPS予想を511.4円から509.8円に減額している。一方で24年問題対応の冷凍自動倉庫など積極開発やファンド組成などの進捗に注目。公募資金（調達額108億円）の活用によるプロジェクトパイプラインの上積みにより、中計当期利益目標（25.8期100億円）の達成確度が高まったと指摘している。
★9:05 プレステージ－丸三が新規に「買い」 安定した事業成長と積極的な株主還元が魅力
プレステージ・インターナショナル<4290.T>が反発。丸三証券では、安定した事業成長と積極的な株主還元が魅力と評価。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価を1050円に設定した。
丸三では、労働人口の減少や企業のノンコア事業のアウトソース（業務を社外に委託すること）需要の高まりにより、国内BPO市場の拡大を想定。BPO市場の拡大やクライアント企業の事業拡大に伴い、オートモーティブ事業を中心に同社業績も安定した成長を遂げると予想している。また、2024年5月に発表した中期経営計画で大幅な配当性向の引き上げやROE向上への施策を打ち出しており、市場での同社の評価がさらに高まるとみている。
プレステージ・インターナショナル<4290.T>が反発。丸三証券では、安定した事業成長と積極的な株主還元が魅力と評価。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価を1050円に設定した。
丸三では、労働人口の減少や企業のノンコア事業のアウトソース（業務を社外に委託すること）需要の高まりにより、国内BPO市場の拡大を想定。BPO市場の拡大やクライアント企業の事業拡大に伴い、オートモーティブ事業を中心に同社業績も安定した成長を遂げると予想している。また、2024年5月に発表した中期経営計画で大幅な配当性向の引き上げやROE向上への施策を打ち出しており、市場での同社の評価がさらに高まるとみている。
★9:05 セーラー広告－買い気配 今期営業益5.4見込む 前期は計画下振れ
セーラー広告<2156.T>が買い気配。同社は24日、25.3期通期の連結営業利益予想を2.0億円（前期比5.4倍）に、年間配当予想を6円（前期は6円）にすると発表した。
人流活発化やインバウンド需要の回復のほか、企業の賃上げや所得減税効果による消費改善から企業業績回復に伴うプロモーション活動の活発化が期待され、増収増益を見込む。
24.3期通期の連結営業利益は3700万円（前の期比77.5％減）だった。会社計画の1.9億円から下振れて着地した。
提案活動の活発化に伴う営業活動費用の増加、徳島・香川トモニ市場の再開に向けた初期費用に加え、新規事業における販売商品に関するプロモーション費用や営業力・提案力強化を目的とした社内DXの推進費用を計上したことにより、販管費が大幅に増加したことが響いた。
なお、同社従業員による不正行為の疑いについて外部から通報があり、特定の発注先1社から発注額の一部を発注者である当該従業員に還流する仕入取引が行われていた可能性を認識したことから、社内調査委員会を設置し、調査を進めていたため、24.3期の開示が期末後50日を超えたとしている。
セーラー広告<2156.T>が買い気配。同社は24日、25.3期通期の連結営業利益予想を2.0億円（前期比5.4倍）に、年間配当予想を6円（前期は6円）にすると発表した。
人流活発化やインバウンド需要の回復のほか、企業の賃上げや所得減税効果による消費改善から企業業績回復に伴うプロモーション活動の活発化が期待され、増収増益を見込む。
24.3期通期の連結営業利益は3700万円（前の期比77.5％減）だった。会社計画の1.9億円から下振れて着地した。
提案活動の活発化に伴う営業活動費用の増加、徳島・香川トモニ市場の再開に向けた初期費用に加え、新規事業における販売商品に関するプロモーション費用や営業力・提案力強化を目的とした社内DXの推進費用を計上したことにより、販管費が大幅に増加したことが響いた。
なお、同社従業員による不正行為の疑いについて外部から通報があり、特定の発注先1社から発注額の一部を発注者である当該従業員に還流する仕入取引が行われていた可能性を認識したことから、社内調査委員会を設置し、調査を進めていたため、24.3期の開示が期末後50日を超えたとしている。
★9:06 未来工業－7日ぶり反発 1Q営業益17％増 売上高が過去最高
未来工業<7931.T>が7日ぶり反発。同社は24日、25.3期1Q（3-6月）の連結営業利益は16.3億円（前年同期比16.5％増）だったと発表した。
配線器具の価格改定が浸透したことなどにより、1Qとしての売上高は過去最高を更新し、原材料単価の高止まりなどを吸収し、前年同期比で増益となった。
未来工業<7931.T>が7日ぶり反発。同社は24日、25.3期1Q（3-6月）の連結営業利益は16.3億円（前年同期比16.5％増）だったと発表した。
配線器具の価格改定が浸透したことなどにより、1Qとしての売上高は過去最高を更新し、原材料単価の高止まりなどを吸収し、前年同期比で増益となった。
★9:06 キヤノン電子－底堅い 上期営業益94％増 未定だった中間配当は35円
キヤノン電子<7739.T>が底堅い。同社は24日、24.12期上期（1-6月）の連結営業利益は48.1億円（前年同期比94.1％増）だったと発表した。
DXへの取り組みが引き続き拡大していることに伴い金融機関向けのシステム開発などの投資需要は底堅く、関連するサービスの拡販が堅調に推移したことなどが寄与した。
併せて、未定としていた24.12期の中間配当を35円（前年同期は30円）にすると発表した。
キヤノン電子<7739.T>が底堅い。同社は24日、24.12期上期（1-6月）の連結営業利益は48.1億円（前年同期比94.1％増）だったと発表した。
DXへの取り組みが引き続き拡大していることに伴い金融機関向けのシステム開発などの投資需要は底堅く、関連するサービスの拡販が堅調に推移したことなどが寄与した。
併せて、未定としていた24.12期の中間配当を35円（前年同期は30円）にすると発表した。
★9:06 ＰＬＡＮＴ－続伸 3Q累計営業益45％増 自社株買いも発表
ＰＬＡＮＴ<7646.T>が続伸。同社は24日、24.9期3Q累計（9-6月）の連結営業利益は17.3億円（前年同期比44.6％増）だったと発表した。
中計達成のため、改装やPB商品開発強化、人件費削減などに積極的に取り組んだとしている。
併せて、20万株・4億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年7月25日～9月20日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.82％となる。
ＰＬＡＮＴ<7646.T>が続伸。同社は24日、24.9期3Q累計（9-6月）の連結営業利益は17.3億円（前年同期比44.6％増）だったと発表した。
中計達成のため、改装やPB商品開発強化、人件費削減などに積極的に取り組んだとしている。
併せて、20万株・4億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年7月25日～9月20日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.82％となる。
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