前場コメント No.8 オープンドア、NTTデータG、日本M&A、シンカ、北日紡、識学

2024/07/25(木) 11:30
★9:47  オープンドア-大幅に4日続伸 ドル円が一時152円台に円高進行 海外旅行回復を期待か
 オープンドア<3926.T>が大幅に4日続伸。円高進行が材料視されているもよう。

 前日大引け時点では1ドル154円台で推移していたが、その後に円高が一段と進行。足元では153円台前半で推移しており、一時152.8円台を付ける場面がみられた。同社は旅行比較サイト「トラベルコ」を運営しており、円安一服によって海外旅行者数が回復するとの期待から買いが入っているようだ。海外ツアーを手がけるベルトラ<7048.T>も高い。

★9:50  NTTデータG-続落 英Alloyedと資本業務提携
 NTTデータグループ<9613.T>が続落。同社傘下のNTTデータは24日、世界有数の冶金研究者を有し、合金設計技術と、それを生かした3Dプリンターによる先進的な金属部品の設計、製造を強みとするAlloyed(英国)へ出資するとともに、3Dプリンターによる高度な製造技術を持つNTTデータザムテクノロジーズがAlloyedと資本業務提携すると発表した。
 
 同提携により、材料開発などでシナジー創出をめざし、特定の保有技術を相互にライセンスし、一部技術については独占的使用権を設定するとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★10:01  日本M&A-野村が目標株価引き下げ 本格的な成長加速へは道半ば
 日本M&Aセンターホールディングス<2127.T>が7日続落。野村証券では、本格的な成長加速へは道半ばと指摘。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を1100円→950円に引き下げた。

 野村では、売上高成長の見方に大きな変更はないが、積極的な施策による人件費・販管費の増加を踏まえ25.3期以降の経常利益予想を下方修正した。新規受託件数の増加と一人当たり成約件数の維持を前提に、中期的なEPS成長は年率8%程度にとどまると予想。競争激化により、セミナー強化が新規受託案件増加につながるまでに時間を要したり、新人コンサルタントが業績に貢献するまでに時間を要するリスクを慎重に考慮したとしている。

★10:06  シンカ-急騰 大塚商会と業務提携開始
 シンカ<149A.T>が急騰。同社は25日10時、大塚商会<4768.T>と業務提携を開始したと発表した。
 
 同社は電話・メール・ビデオ通話・SMSなど、様々なコミュニケーションアプリのやりとりを一元管理できる「カイクラ」を提供しているという。
 
 大塚商会の顧客である地域密着型の中小企業は、その地域の顧客とのコミュニケーションを重要視しているため、「カイクラ」を活用することで、こうしたコミュニケーションに関する課題を解決することが期待できるという。同提携により、ITの活用を通して大塚商会の顧客満足度の向上と業務効率化を実現するとしている。

★10:07  北日本紡績-大幅高 KITABO M&A Consultant部門が本格的に事業開始
 北日本紡績<3409.T>が大幅高。同社は24日、独自の自社投資型Specialized M&A仲介および投資業務にKITABO M&A Consultantの名称で本格的に参入すると発表した。

 同事業では企業分析シートで成功確率が高い案件に絞り込み、少数精鋭主義で業務を進める。20年以上のM&A業務に従事した経験豊富なプロフェッショナルでプロジェクトチームを編成するとしている。

★10:13  識学-4日ぶり反発 出資先のBloomZがNASDAQに上場
 識学<7049.T>が4日ぶり反発。同社は25日10時、連結子会社の識学2号ファンドの出資先であるBloomZが、2024年7月24日(米国現地時間)にNASDAQ Capital Marketに上場したと発表した。同ファンドからのIPO案件の1社目となるとしている。


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