後場コメント No.1 坪田ラボ、REMIX、Kudan、航空電、インテージHD、トリドールHD

2024/07/25(木) 15:01
★12:30  坪田ラボ-後場上げ幅拡大 革新的なin vitro脈絡膜モデルの開発に成功
 坪田ラボ<4890.T>が後場上げ幅拡大。同社は25日12時、同社代表(CEO)の坪田一男氏が参加する研究グループが、革新的なin vitro脈絡膜モデルの開発に成功したと発表した。

 in vitro(イン・ビトロ)は試験管や培養器などで行う実験のことをさす。同モデルは、脈絡膜の発達および脈絡膜血管疾患の進行に関する病理メカニズムを理解するモデルとして期待される。同社はこれらの研究成果をさらに応用し、脈絡膜血管調節などを標的とする新しい薬物の開発をめざす。今回の結果は学術誌「Scientific Reports」に掲載されたとしている。

★12:37  リミックスポイント-後場上げ幅拡大 LIDDELLと資本業務提携
 リミックスポイント<3825.T>が後場上げ幅拡大。同社は25日12時、LIDDELL(東京都港区、以下リデル)と資本業務提携すると発表した。
 
 リデルは登録されている約3万5000人のインフルエンサーの影響力を活用したマーケティング支援サービス「SNS・インフルエンサーマーケティングプラットフォーム事業」を主軸とし、ファン・コミュニティマーケティング事業や、生成AI・WEB3マーケティング事業を推進しているという。
 
 両社が持つ専門的な知識と長年の事業経験を基に、医療機関のニーズに応じた最適かつ効果的なマーケティング施策を提供することが、新たな収益獲得の機会創出につながり、企業価値向上に資するとの考えから、今回の提携に至ったとしている。

 同社は、リデルの普通株式185株(資本業務提携後のリデルの発行済株式総数に対する割合9.11%)を、総額3億5000万円で取得する。払込期日は2024年7月25日。リデルは調達する資金のうち、3億円をもって、本日以降、同社株式を市場買い付けの方法によって取得する。なお、残りの5000万円については、業務提携に係る事業投資に充てるとしている。

★12:39  Kudan-後場下げ幅縮小 顧客製品化のペースが加速 前期・前々期実績を大きく上回ることが確実に
 Kudan<4425.T>が後場下げ幅縮小。同社は25日12時15分、独自の人工知覚技術の採用による顧客製品化が加速し、前期・前々期実績を大きく上回ることが確実となったと発表した。前々期(23.3期)を皮切りに顧客製品化が開始し、前々期(23.3期)4件、前期(24.3期)4件と顧客製品化を達成してきたという。
 
 今期(25.3期)は、これまで蓄積してきた開発案件の着実な進ちょくが寄与し、既に前期・前々期を上回る5件の顧客製品化を達成し、今後の継続的な顧客製品化により通期では過去実績を大きく上回る見込みだとしている。

★12:40  日本航空電子-MSMUFGが目標株価引き上げ 1Qは円安影響除くと予想に沿った実績
 日本航空電子工業<6807.T>が大幅安。モルガン・スタンレーMUFG証券では、25.3期1Q決算は円安影響除くと予想に沿った実績と評価。投資判断は「Equal-weight」を継続し、目標株価を2600円→2800円に引き上げた。

 円安の影響を除くとMSMUFGの予想に沿った実績だったとし、為替前提を1ドル145円から155円に変更したことで予想を上方修正。DCF(ディスカウントキャッシュフロー)で算出した目標株価を引き上げた。2Q以降の業績は、(1)北米スマホ向けB to Bコネクタの売上高の変化、(2)産機・インフラ向け売上高の回復時期と度合いの影響が大きく、(1)においては競合のヒロセ電機のシェアが上昇すると予想している。

★12:45  インテージHD-続落 新潟大学とAI活用したメガリン拮抗薬開発で共同研究
 インテージホールディングス<4326.T>が続落。同社は25日11時03分、傘下のインテージヘルスケアと新潟大学が、AIを活用したメガリン拮抗薬の開発に関する共同研究を開始したと発表した。
 
 同研究では、インテージヘルスケアはメガリンの立体構造やリガンド情報を用いて、AIなどを使用したインシリコスクリーニング技術により新規化合物の探索・デザインを行うとしている。

 しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★12:53  トリドール-反発 丸亀製麺、フィリピン50店舗目を開店
 トリドールホールディングス<3397.T>が反発。同社は25日、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」について、フィリピンで50店舗目となる「Marugame Udon OPUS(オープス)店」を開店したと発表した。

 同社はフィリピン内で多くのブランドの展開を手掛けるスーエングループの現地展開の知見やノウハウを組み合わせることで、フィリピン内でうどん文化が深く根付いたと考えている。フィリピンでは主食の米や揚げ物、肉などが好まれる傾向にあるため、丼物を日本より種類豊富にそろえ、肉入りのうどんメニューを増やしたとしている。


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