後場コメント No.2 マネフォワード、カイノス、ひろぎん、PCNET、シャープ、アトラエ

2024/07/25(木) 15:01
★13:01  マネーフォワード-続落 チャットGPTで財務分析サービス=日経
 マネーフォワード<3994.T>が続落。25日付の日本経済新聞朝刊は、同社が生成AIを使って財務状況を分析するサービスを始めると報じた。
 
 記事によると、米オープンAIの対話型AI「Chat GPT」の機能を応用し、顧客の会計データをもとに財務に関するリポートをつくるという。データの抽出から改善策の提示まで一連の業務を自動化し、ユーザーの経営効率を高めるとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★13:04  カイノス-後場上げ幅拡大 1Q営業益27%増 生化学検査試薬の売り上げ増加など寄与
 カイノス<4556.T>が後場上げ幅拡大。同社は25日13時、25.3期1Q(4-6月)の営業利益は2.7億円(前年同期比27.2%増)だったと発表した。上期計画に対する進ちょく率は66.5%。

 採用100施設・年間売り上げ1億円の早期突破を目標とした、敗血症診断用プロカルシトニンキットの垂直拡販などに取り組んだ。この結果、生化学検査試薬、免疫血清検査試薬の売上高が増加したことで増益となった。

★13:06  ひろぎんHD-続落 500万株・50億円を上限に自社株買い 消却も発表
 ひろぎんホールディングス<7337.T>が続落。同社は25日13時、500万株・50億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年8月6日~11月29日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は約1.6%となる。

 併せて、359万5300株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は8月5日。消却前の発行済株式総数に対する割合は1.15%となる。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★13:15  パシフィックネット-反発 「Microsoft Copilot導入・活用支援サービス」提供開始
 パシフィックネット<3021.T>が反発。同社は25日13時、企業の生成AI活用を支援する「Microsoft Copilot導入・活用支援サービス」の提供を開始したと発表した。

 多くの企業で生成AIの導入と活用が進んでいるものの、AIを業務にどのように取り入れるか、どこから始めればよいかといった活用方法が課題となっている。同サービスでは、企業が生成AIの力を最大限に引き出し、ビジネスの成長と生産性向上の実現をサポートするとしている。

★13:28  シャープ-6日続落 エジプト社と冷蔵庫の新工場建設に関する合弁設立
 シャープ<6753.T>が6日続落。同社は25日13時06分、エジプトで家電製品の販売・製造を手掛けるエルアラビと共同で、冷蔵庫の生産を担う合弁会社の設立について合意したと発表した。
 
 容量600リットル以上の大型冷蔵庫の生産が可能な新工場建設について両社で合意し、新工場は、生産・品質・設備情報の見える化や、多軸ロボットによる移載作業の自動化などを採用したスマートファクトリー化を図るという。
 
 既存工場と合わせエジプト市場の旺盛な需要に対応するほか、アフリカ・中近東市場向けの生産・輸出ハブ拠点として活用し、さらなる事業拡大に取り組むとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★13:28  アトラエ-続落 三井住友信託銀行が組織力向上プラットフォーム「Wevox」導入
 アトラエ<6194.T>が続落。同社は25日、三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>傘下の三井住友信託銀行が、従業員約1万人を対象に組織力向上プラットフォーム「Wevox(ウィボックス)」のスタンダードプランを導入すると発表した。

 三井住友信託銀行では、社員自らのチャレンジと学びを後押しする風土醸成と双方向コミュニケーションの活性化による社員のエンゲージメントの強化に取り組んでいる。「Wevox」の活用を通じて、チームや職場の状態・関係性をリアルタイムに可視化し、職場づくりにつなげるとしている。

 なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。


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