前場コメント No.1 サンバイオ、タイミー、キヤノン、富士通、富士電機、ispace

2024/07/26(金) 11:30
★9:00  サンバイオ-買い気配 米国でSB623の慢性期脳梗塞における特許取得
 サンバイオ<4592.T>が買い気配。同社は25日、米国子会社が出願した主要開発品SB623(一般名:バンデフィテムセル)の慢性期脳梗塞における特許について、7月15日に特許商標庁より特許許可通知が発出され、成立したと発表した。

 今回の特許取得により、最大市場である米国におけるSB623の慢性期脳梗塞治療に対する用途特許の期間を大幅に延長することができた。今回の特許も踏まえ、同社はSB623の慢性期脳梗塞の適応拡大の検討を引き続き進めるとしている。

★9:00  タイミー-買い気配スタート/東証グロース上場 寄り前は1800円
 スキマバイトサービス「タイミー」の運営などを行うタイミー<215A.T>はきょう、東京証券取引所のグロース市場に上場した。公開価格1450円の買い気配で始まり、差し引き約327万株の買い越し。直前の寄り前気配は1800円前後だった。

 主幹事は大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券で、公開株数は3708万2200株。日々紹介アプリ最大手。有料職業紹介事業として1日単位の直接雇用をマッチングするスキマバイトサービス「タイミー」を展開している。

★9:01  キヤノン-買い気配 通期最終益を上方修正 上期は23%増
 キヤノン<7751.T>が買い気配。同社は25日、24.12期通期の連結純利益予想(米国基準)を従来の3050億円から3350億円(前期比26.6%増)に上方修正すると発表した。

 新規事業の成長性、主力事業の市場競争力や新製品効果、為替レートの見直しを踏まえた。想定為替レートは1米ドル155円、1ユーロ165円とした。

 24.12期上期(1-6月)の連結純利益は1498億円(前年同期比23.0%増)だった。半導体露光装置やネットワークカメラなどが好調に推移し、円安による為替好転影響も加わったことで、2Qの売上高としては過去最高となったとしている。

★9:01  富士通-買い気配 1Q最終益4.0倍 増収効果に加え採算性も向上
 富士通<6702.T>が買い気配。同社は25日に、25.3期1Q(4-6月)の連結最終利益(IFRS)は168.8億円(前年同期比4.0倍)だったと発表した。市場コンセンサスは174.0億円。

 増収効果に加え、採算性改善も着実に進ちょくしたことが寄与した。セグメントでは、サービスソリューションが大幅な増益となった。デバイスソリューションが増益となったことも寄与した。

★9:01  富士電機-急騰 通期最終益を上方修正 1Qは6.7%減
 富士電機<6504.T>が急騰。同社は25日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の765億円から805億円(前期比6.8%増)に上方修正すると発表した。

 保有する投資有価証券の一部を2024年9月までに売却することに伴う有価証券売却益など、現時点で想定している要素を織り込んだ結果、前回予想を上回る見込みとなったとしている。
 
 1Q(4-6月)の連結純利益は115億円(前年同期比6.7%減)だった。前年同期に投資有価証券の一部を売却し特別利益に計上した影響が響いた。

★9:01  ispace-買い気配 欧州で小型月面探査車の組み立て完成 24年冬打ち上げへ
 ispace<9348.T>が買い気配。同社は25日、欧州法人であるispace EUROPEが、マイクロローバー(小型月面探査車)のフライトモデルの組み立てを完了したと発表した。

 今回の小型月面探査車は、ルクセンブルク宇宙機関の共同出資により設計、製造および組み立てが行われた。この後、ルクセンブルクより日本へ輸送され、2024年冬の打ち上げに向けて「HAKUTO-R」ミッション2の RESILIECEランダー(月着陸船)に搭載されるとしている。


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