前場コメント No.9 文教堂HD、コナミG、NTTデータG、エイトレッド、ミダックHD、ジェコス

2024/07/26(金) 11:30
★9:46  文教堂GHD-急騰 紀伊国屋主導の出版流通改革、文教堂など参画=日経
 文教堂グループホールディングス<9978.T>が急騰。日本経済新聞電子版は26日14時56分、紀伊国屋書店などが主導する出版流通改革に、文教堂グループホールディングス<9978.T>が運営する文教堂などが新たに加わったと報じた。

 記事によれば、出版社と直接取引し、書籍の買い切りなどで出版社の在庫リスクを減らす代わりに仕入れ値を下げ、書店と出版社の粗利率改善につなげるという。書店が減り出版業界の経営環境が厳しいなか、2026年4月までに参加書店で粗利率30%をめざすとしている。

 報じられた時間が前日の大引け直前だったこともあり、株価はきょう買われる展開となっている。

★9:48  コナミG-東海東京が目標株価を引き上げ eFootball拡大を評価もゲーム開発力の再構築を注視
 コナミグループ<9766.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、eFootball拡大を評価もゲーム開発力の再構築を注視。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価を8960円→11500円に引き上げた。

 25/3期営業利益計画は前年比5.3%増の845億円。東海東京では25周年プロダクトの投入で24/3期 Q4(1-3月)に好調となった「遊戯王」カードゲームは、その反動減により売上拡大は見込み難いが、新興国需要も取り込む「eFootball」の力強い拡大を主軸にモバイルゲーム売上の続伸を想定し、25/3期の営業利益は会社計画を上回る885億円(前回予想778億円から引き上げ)を予想している。モバイルゲーム続伸に加え、26/3 期に「メタルギアソリッドΔ」投入、27/3 期に「メタルギアソリッド」新作の投入を想定、26/3期、27/3期の営業増益基調を予想している。

★9:58  NTTデータG-3日ぶり反発 サステナブルIT診断コンサルティングを提供開始
 NTTデータグループ<9613.T>が3日ぶり反発。同社は25日、コンサルティングファームのクニエ(東京都千代田区)と、2024年7月30日よりIT領域のサステナビリティの診断と改善に向けたコンサルティングサービスを共同で提供開始すると発表した。
 
 同サービスは同社のIT領域におけるサステナビリティレベル可視化技術およびコンサルテーションと、クニエのITロードマップ策定メソッドにより、企業のIT領域におけるサステナブルなビジネスモデルへの変革を支援するという。両社は同サービスについて、2年間で30件の契約をめざすとしている。

★10:01  エイトレッド-底堅い 1Q営業益3.2%増 各種サービスが堅調
 エイトレッド<3969.T>が底堅い。同社は25日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は2.1億円(前年同期比3.2%増)だったと発表した。
 
 パッケージソフト、クラウドサービスがいずれも堅調だった。

★10:07  ミダックHD-3日ぶり反発 新規水処理施設の設置許可取得
 ミダックホールディングス<6564.T>が3日ぶり反発。同社は26日10時、連結子会社のミダックの新規水処理施設において、2024年7月24日付で静岡県浜松市より産業廃棄物処理施設設置許可証の交付を受けたと発表した。
 
 なお、同新規水処理施設は中長期的な事業計画に沿って進めていくものであり、2026年4月以降の稼働を予定していることから、今期における業績への影響は軽微だとしている。

★10:10  ジェコス-7日ぶり反発 1Q経常益0.2%増 工事利益率上昇などが寄与
 ジェコス<9991.T>7日ぶり反発。同社は25日、25.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は13.7億円(前年同期比0.2%増)だったと発表した。
 
 重仮設事業において、工事利益率が向上したことなどが寄与した。


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