後場コメント No.3 中外炉、モバファク、日産自、トーメンデバ、ルネサス、エスリード

2024/07/26(金) 15:00
★13:07  中外炉工業-後場急落 1Q営業赤字拡大 販管費増が響く
 中外炉工業<1964.T>が後場急落。同社は26日13時、25.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は6.8億円の赤字(前年同期は6.3億円の赤字)だったと発表した。各種工事が進ちょくし増収となったものの、販管費の増加が響いた。

★13:07  モバイルファクトリー-後場買い気配 上期営業益0.8%増 総還元性向60%目標に引き上げ
 モバイルファクトリー<3912.T>が後場買い気配。同社は26日13時、24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は4.9億円(前年同期比0.8%増)だったと発表した。

 主力のモバイル事業は増収となったものの、「駅メモ!」へリソースを集中したことにより人件費が増加したことで減益となった。一方、ブロックチェーン事業およびSuishow事業の損失が縮小したこともあり、全体では小幅な増益となった。

 併せて、株主還元方針の変更を発表した。従来は総還元性向30%を目標としていたが、変更後は総還元性向60%を目標とする。累進配当を前提とし、配当性向40%以上またはDOE(株主資本配当率)7%以上のいずれか高い水準での配当を実施する。配当金総額との差分については、業績、財政状態および株価水準などを総合的に勘案し、機動的な自己株式取得を実施する。
 
 今回の方針変更を踏まえ、未定としていた期末配当予想を37円に修正した。年間配当予想も同額(前期は8円)となる。

★13:08  日産自動車-野村が目標株価引き下げ 想定以上の販売費増 ネガティブ・サプライズ
 日産自動車<7201.T>が3日続落。野村証券では、想定以上の販売費増。ネガティブ・サプライズと判断。投資判断「1(Buy)」を継続、目標株価を800円→720円と引き下げた。

 野村では、Autodataのデータなどからインセンティブの増加が収益の押し下げ要因となることは従前からリスク要因として認識されていたと考えられるが、押し下げ幅は想定以上で、ネガティブ・サプライズの決算と指摘。販売台数の下振れ、販売費増加などを織り込み、25.3期以降の業績予想を下方修正、投資判断はBuyを継続するが、目標株価は引き下げた。

★13:11  トーメンデバイス-3日ぶり反発 1Q営業益5.4%増 メモリー分野が堅調
 トーメンデバイス<2737.T>が3日ぶり反発。同社は26日13時、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は33.0億円(前年同期比5.4%増)だったと発表した。
 
 主力のメモリー分野において、主にサーバー・ストレージおよび車載向けDRAM、NAND FLASH製品の売り上げが増加したことなどが寄与した。

★13:12  ルネサス-MSMUFGが目標株価引き下げ 4-6月実績はネガティブサプライズ
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が大幅安。モルガン・スタンレーMUFG証券では、24.12期4-6月実績はネガティブサプライズとし、投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を3800円→3600円に引き下げた。

 MSMUFGは、同社の4-6月実績および7-9月ガイダンスが予想を下回りネガティブと評価。目標株価を引き下げるが、株価の下落はオーバーリアクションとみて、投資判断は「Overweight」を継続する。ファブ稼働率などからみて、今度こそ7-9月が業績のボトムになると見込んでいる。

★13:23  エスリード-底堅い 1Q最終益2.4倍 マンション分譲事業が堅調
 エスリード<8877.T>が底堅い。同社は26日13時に、25.3期1Q(4-6月)の連結純利益は50.9億円(前年同期比2.4倍)だったと発表した。

 マンション分譲事業において、底堅い住宅需要に加え、出口戦略として従来の個人・法人顧客に加えて国内外の機関投資家などの選択肢が増えたことから、マンションの販売・引き渡しが好調に推移したことなどが寄与した。


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