後場コメント No.3 カワチ薬品、ナガワ、ウィル、三谷産、東ガス、カンロ

2024/07/29(月) 15:01
★13:08  カワチ薬品-急落 1Q営業益8.5%減 各種コスト増が響く
 カワチ薬品<2664.T>が急落。同社は26日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は16.1億円(前年同期比8.5%減)だったと発表した。

 新紙幣対応のためのレジ改修や、水道光熱費の増加などからコスト増となったことが響いた。

★13:08  ナガワ-4日ぶり反発 1Q営業益15%増 ユニットハウスレンタルが高稼働
 ナガワ<9663.T>が4日ぶり反発。同社は29日13時、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は9.0億円(前年同期比14.8%増)だったと発表した。

 ユニットハウス事業において、レンタルが前年同時期より高い稼働率で堅調に推移した。この結果、増収増益となった。

★13:12  ウィル-後場急騰 上期最終益を上方修正 各種事業が堅調
 ウィル<3241.T>が後場急騰。同社は29日13時、24.12期上期(1-6月)の連結純利益予想を従来の1.6億円から2.1億円(前期比14.6%減)に上方修正すると発表した。

 開発分譲事業において、愛知県名古屋市天白区や兵庫県尼崎市をはじめとした戸建プロジェクトの販売・引き渡しが当初計画を上回り、売上高を牽引した。流通事業においても、住宅の購入に関する成約件数、中古住宅の取扱件数がともに増加したことも踏まえた。

 なお、通期連結業績予想については各国中央銀行の金融政策転換や、物価および不動産価格の高騰による消費マインドへの影響などを保守的に勘案した結果、前回発表を据え置くとしている。

★13:25  三谷産業-4日ぶり反発 AIを用いた総合情報認識プラットフォーム「ABI」を開発
 三谷産業<8285.T>が4日ぶり反発。同社は29日12時30分、同社の情報システム事業セグメントが、SFA(営業支援システム)やCRM(顧客関係管理)といった業務システムや空間内に設置されたセンサーなどから得られた情報・状況について、AIによる発信を通じて認知・把握できるプラットフォーム「Artificial Business Intelligence」を開発したと発表した。
 
 人が認知・把握するにあたり、その分析は人に代わりAIが行い、文章や音声などを通じて自動的かつ効率的に情報発信するという。人に寄り添った回答・通知・気づきを与え、施工現場や工場における点検・保守や業務効率化、健康管理、人手不足の解消、社員エンゲージメントの向上につなげるとしている。

★13:35  東京ガス-反発 4-6月期営業利益7割減 「期ずれ差益」減る=日経
 東京ガス<9531.T>が反発。29日付の日本経済新聞朝刊は、同社の2024年4-6月期の連結営業利益は250億円前後と、前年同期に比べ7割程度減ったもようだと報じた。
 
 記事によると、都市ガスや電気の原燃料となる液化天然ガス(LNG)の調達コストが安定したことで、小売料金に遅れて転嫁する際に生じる「期ずれ差益」が減ったという。気温が比較的高く、給湯や床暖房向けなどのガス需要も想定より伸びなかったとしている。

 決算発表は31日の予定で、25年3月期の通期業績予想は据え置く公算が大きいとしている。

★13:37  カンロ-4日ぶり反発 上期営業益32%増 価格改定や広告宣伝費の減少など寄与
 カンロ<2216.T>が4日ぶり反発。同社は29日13時30分、24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は23.4億円(前年同期比32.2%増)だったと発表した。上期の会社計画は22.3億円。

 一部商品の価格改定および内容量の変更を実施し、グミを中心とする販売・生産増による限界利益が増加した。また、業容拡大などに向けた人件費・一般費の増加に対し、施策時期のズレにより広告宣伝費が減少した。この結果、営業増益となった。


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