前場コメント No.3 ノリタケ、ユニチャーム、USS、キリンHD、UACJ、東名

2024/08/07(水) 11:30
★9:03  ノリタケ-大幅続伸 75万株・25億円を上限に自社株買い 割合は2.6%
 ノリタケカンパニーリミテド<5331.T>が大幅続伸。同社は6日、75万株・25億円を上限とした自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は2024年8月7日~25年2月14日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.6%となる。

 併せて、上記により取得した自己株式の全数を消却することも発表した。消却予定日は25年3月10日としている。

★9:03  ノリタケ-大幅続伸 1Q営業益12%増 自社株買いも好感
 ノリタケカンパニーリミテド<5331.T>が大幅続伸。同社は6日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は26.2億円(前年同期比11.5%増)だったと発表した。

 セラミック・マテリアルセグメントにおいて、積層セラミックコンデンサ用材料の自動車向けが堅調だった。通信分野向けの回復が見られたことも寄与した。

 なお、株価は同時に発表した自社株買いも好感されている。

★9:04  ユニ・チャーム-反落 上期最終益14%増もコンセンサス下回る
 ユニ・チャーム<8113.T>が反落。同社は6日に、24.12期上期(1-6月)の連結純利益は396.3億円(前年同期比14.3%増)だったと発表した。市場コンセンサスは399.9億円。

 継続した価値転嫁により粗利率の改善を実現した。原価低減も寄与した。セグメント別では、パーソナルケアは日本を中心に全事業で収益性改善が進み事業ミックスの改善も持続した。ペットケアは北米が価値転嫁の浸透・拡大効果の持続で増収増益をけん引した。

★9:04  USS-大幅反落 通期営業益を上方修正もコンセンサス並み 1Qは12%増
 ユー・エス・エス<4732.T>が大幅反落。同社は6日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の515億円から525億円(前期比7.3%増)に、年間配当予想を40.2円から41.2円(前期は37.7円)に上方修正すると発表した。1Q(4-6月)の実績を踏まえた。市場コンセンサスは525億円。 

 25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は134億円(前年同期比12.3%増)だった。国内自動車メーカーの認証試験不正問題などによりオートオークションの出品台数は減少した。一方、新車供給不足にともなう中古車需要の高まりにより、成約台数が大幅に増加したことで想定を上回る業績となった。

 なお、通期の見通しがコンセンサス並みだったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★9:04  キリンHD-売り気配 通期最終益を下方修正 上期は79%増
 キリンホールディングス<2503.T>が売り気配。同社は6日、24.12期通期の連結純利益(IFRS)予想を従来の1310億円から1140億円(前の期比1.2%増)に下方修正すると発表した。売上高は従来の2兆2700億円から2兆3000億円に引き上げた。

 在外グループ会社の資本構成の見直しに伴う課税所得の発生による法人所得税費用の増加などを踏まえた。想定為替レートは1米ドル=140円から151円に、1豪ドル=93円から97円にそれぞれ見直した。

 上期(1-6月)の連結純利益は572億円(前年同期比78.9%増)だった。

★9:04  キリンHD-売り気配 株主優待制度を変更 継続保有株主を優遇
 キリンホールディングス<2503.T>が売り気配。同社は6日、より多くの株主に同社株式を中長期にわたり継続的に保有してもらうことを目的として、株主優待制度を変更すると発表した。
 
 継続保有期間要件(1年)の導入するほか、継続保有期間に応じた優待の傾斜を導入する。また、継続保有期間3年以上の株主を対象とした「プレミアム優待(抽選)」の追加および継続保有期間3年以上かつ3000株以上の株主を対象とした優待の新設も行うという。
 
 2024年12月末日を基準日とする株主優待制度より、変更後の新制度を適用する。変更に伴い、継続保有期間が1年未満の株主への優待は廃止となる。2024年12月末日の基準日において、継続保有期間が1年未満であっても、2024年1月~2024年9月末の期間に同社株式を100株以上購入した株主に限り、1年間継続保有しているとみなし、新制度の優待品を提供するという。
 
 また、2024年12月末日の基準日において、継続保有期間が1年以上3年未満の株主には、新制度への移行経過期間を設け、継続保有期間が3年に達するまで(最長2025年12月末日まで)、現行制度に基づく優待品をご提供するとしている。

 なお株価は、1年未満の株主への優待が廃止となること、同日発表された通期業績予想の下方修正などが嫌気され、売りが優勢となっている。

★9:05  UACJ-続伸 通期営業益を上方修正 1Qは2.7倍 増配も発表
 UACJ<5741.T>が続伸。同社は6日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の415億円から465億円(前期比48.2%増)に、年間配当予想を100円から140円(前期は90円)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは441億円。 
 
 足元では急激な円高やアルミ地金価格の下落影響はあるが、期初の予想を上回る見込み。配当予想については、中間および期末を50円から70円にそれぞれ引き上げる。

 25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は219億円(前年同期比2.7倍)だった。円安およびアルミ地金価格の高騰などにより、好調な販売実績となった。

★9:05  東名-続伸 1株を2株に分割 基準日は8月31日
 東名<4439.T>が続伸。同社6日、株式分割を行うと発表した。8月31日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。


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