前場コメント No.6 北恵、アース製薬、ローム、ゲンキードラ、イビデン、アスクル

2024/12/30(月) 11:30
★10:34  北恵-反落 今期営業益は前年並み見込む 前期は6%減
 北恵<9872.T>が反落。同社は27日、25.11期通期の営業利益予想を9.2億円に、年間配当予想を28円(前期は28円)にすると発表した。

 原材料高や地政学リスクなどがある状況を十分に認識し、リフォーム・リノベーション市場や非住宅市場などに対して、施工付販売や物流機能を生かし、既存得意先との関係強化と新規取引先の開拓などに努めるとしている。

 24.11期の営業利益は9.2億円(前の期比5.5%減)だった。主な市場である持ち家および戸建て分譲住宅の新設住宅着工戸数について、前年同月に比べて減少が続くなど厳しい事業環境となった。この結果、減収減益となった。

★10:43  アース製薬-大和が目標株価引き上げ 虫ケア市場の拡大も追い風に業績は24年度が底に
 アース製薬<4985.T>が3日続伸。大和証券では、虫ケア市場の拡大も追い風に業績は24年度が底にと判断。投資判断「3(Neutral)」を継続、目標株価を5300円→5560円と引き上げた。

 会社は通期の業績見通しを、大和従来予想を小幅に上回る水準まで増額。続く25年度の利益水準は、構造改革費や100周年関連費用を吸収し、24年度と同程度をめざすと表明している。
 大和では、サプライズは大きくないが、ポジティブな印象と指摘。虫ケア市場の拡大も追い風に、連結業績は24年度を底に25年度は緩やかな、26年度からはある程度角度を上げた形で伸長していくと大和では理解している。

★10:53  ローム-東海東京が目標株価引き下げ 26.3期からの損益改善を想定
 ローム<6963.T>が3日ぶり反落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、26.3期からの損益改善を想定。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価を1800円→1600円に引き下げた。

 東海東京では、SiC(炭化ケイ素)半導体の市場減速から業績予想を大きく引き下げた。一方、同社は25.3期2Q決算発表時に通期計画を下方修正しており、業績悪化は株価に織り込まれていると判断したためレーティングはOutperformを継続している。株価反転のカタリストは、EV生産の拡大などによるSiC半導体市場の回復、25.3期会社計画の上振れや26.3期の営業損益黒字化など業績改善が顕在化することなどと考えている。

★10:59  Genky-3日続伸 12月度の既存店売上高4.6%増
 Genky DrugStores<9267.T>が3日続伸。同社は27日、12月度の既存店売上高は速報値で前年同月比4.6%増だったと発表した。客数は同4.0%増、客単価は同0.6%上昇となった。

★11:06  イビデン-急騰 エヌビディア向け基板 増産後も供給ひっ迫の可能性と伝わる
 イビデン<4062.T>が急騰。ブルームバーグ通信は30日8時、同社の河島浩二社長が、2025年もAIブームが続き、現在同社が進める大規模な増産投資後も需要に供給が追いつかない可能性があるとの見方を示したと報じた。

 記事によれば、同社は米エヌビディアにAIサーバー向けICパッケージ基板をほぼ独占供給しており、「次のキャパシティー拡大をどうするかの話し合いは既に始まっている」と明らかにしたとしている。

★11:11  アスクル-3日ぶり反落 12月度の売上高1.3%増 前月比では伸び率鈍化
 アスクル<2678.T>が3日ぶり反落。同社は27日、12月度(11月21日~12月20日)の月次単体売上高は前年同月比1.3%増だったと発表した。前月比では5.8ポイント低下した。


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