前場コメント No.8 イオン、フロンティアI、三井物、大和ハウス、電通G、サイバエージ

2024/09/11(水) 11:30
★10:07  イオン-7日ぶり反落 8月度のイオンリテール既存店売上高6%増 株価は地合いに連れ安
 イオン<8267.T>が7日ぶり反落。同社は10日、8月度のイオンリテールにおける既存店売上高は前年同月比5.8%増だったと発表した。飲料や米、防災・備蓄関連の商品が伸長し、3カ月連続で前年同月を上回った。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★10:08  フロンティアI-続伸 シネブリッジを子会社化
 フロンティアインターナショナル<7050.T>が続伸。同社は10日、シネブリッジ(東京都港区)の株式を取得し、子会社化すると発表した。
 
 シネブリッジはインシアタープロモーション領域でシネアドやプロモーションを通じて企業の課題解決、顧客に有益な情報を提供し、クリエイティブな企画で映画や映画館のメッセージを広く社会へ伝え、新しい体験や映画館サービスの向上を提供しているという。
 
 伝統的なエンターテイメントの代表格でもある映画というコンテンツに同社が創造する体験価値を掛け合わせることで、これまでにない次世代エンターテイメントとして同社のソリューションの一翼を担う可能性を追求していくとしている。

★10:08  三井物産-急騰 自社株取得枠を拡大 2000億円から4000億円に
 三井物産<8031.T>が急騰。同社は11日10時、発表済みの4000万株・2000億円を上限とした自己株取得枠について、1億8000万株(株式分割を考慮すると8000万株)・4000億円に取得枠を拡大すると発表した。

 上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.64%から6.0%に拡大される。

★10:18  大和ハウス-大和が目標株価引き上げ 総還元利回りの高さを評価
 大和ハウス工業<1925.T>が底堅い。大和証券では、総還元利回りの高さを評価。レーティングは「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を4400円→5200円に引き上げた。

 同社は1Q決算で計画上方修正済みだが、大和では依然として商業施設事業や米国戸建てなどで計画上振れの余地が残されているとみている。また、27.3期ROE目標13%の達成に向けた総還元利回りの高さが業界内で突出して高いことを評価。同社の商業施設事業は中小企業、個人向けの全国的な事業で業績が停滞しているが、逆にみれば今後業績改善が明確化すれば、株価反応を期待できる余地があるとみている。

★10:19  電通G-7日続落 「House of Creators」プロジェクトを開始
 電通グループ<4324.T>が7日続落。同社は11日10時、世界中のオンライン・ソーシャルプラットフォームで創作コンテンツをシェアする次世代クリエイターを支援する「House of Creators」プロジェクトを開始すると発表した。
 
 「House of Creators」では、今後ユーザーの熱狂の源泉となるコンテンツを生み出す世界中の有望な個人クリエイターを支援し、この時代の趨勢を先駆けるとともに、広義のマーケティング課題を解決に導くとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★10:29  サイバーエージェント-SBIが目標株価引き上げ 全社での増益トレンドが継続しよう
 サイバーエージェント<4751.T>が続伸。SBI証券では、全社での増益トレンドが継続すると予想。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を1300円→1440円に引き上げた。

 SBIでは、インターネット広告事業の利益率が改善傾向にある点、「ウマ娘」大ヒットの反動が大きかったゲーム事業にも底打ちの兆しが見られる点を評価。メディア事業は早期の通期黒字化に期待が高まるとみている。カタリストについては、短期はインターネット広告事業の継続的な利益率改善、「ABEMA」単体の黒字転換、ゲーム事業の新作発表で、特に未発表のCygamesタイトルに注目としている。


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