前場コメント No.9 ステムリム、日本酸素、インスペック、三桜工、カウリス、ニフコ

2024/09/12(木) 11:32
★10:40  ステムリム-反発 前期営業損益は21億円の赤字 今期予想は未定
 ステムリム<4599.T>が反発。同社は11日、24.7期通期の営業損益が20.8億円の赤字(前の期は1.4億円の黒字)だったと発表した。マイルストーン収入、一時金などの計上がなかったことが響いた。

 25.7期通期の業績予想は未定としている。

 なお、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★10:41  日本酸素HD-MSMUFGが目標株価引き上げ 欧州が想定以上に好調な滑り出し
 日本酸素ホールディングス<4091.T>が4日続伸。モルガン・スタンレー証券MUFG証券では、欧州事業が想定以上に好調な滑り出しと評価。レーティングは「Equal-weight」を継続し、目標株価を4900円→5400円に引き上げた。

 同社の25.3期1Q営業利益はコンセンサスを上回り、MSMUFGでは欧州の好調なスタートを評価。1Q実績を踏まえ、MSMUFGは業績予想を上方修正した。増額の約半分は欧州で、残りは米国と日本の上振れが大きいとみている。26.3期コア営業利益は欧州中心に従来予想を上回ると見込んでいる。

★10:45  インスペック-3日ぶり反落 1Q営業赤字縮小も赤字継続を嫌気
 インスペック<6656.T>が3日ぶり反落。同社は11日、25.4期1Q(5-7月)の営業損益は1.2億円の赤字(前年同期は1.8億円の赤字)だったと発表した。一部の国内向け案件の売上計画が当初計画より前倒しになったことなどにより、売上高は当初計画を上回ったとしている。

 なお株価は、赤字継続が嫌気され、売りが優勢となっている。

★10:52  三桜工業-9日ぶり反発 自動搬送システムスタートアップのLexxPlussに出資
 三桜工業<6584.T>が9日ぶり反発。同社は12日10時、自動搬送システムの開発・販売を行うLexxPluss(神奈川県川崎市)に出資し、業務提携したと発表した。

 LexxPlussは物流業・製造業の課題解決をめざすスタートアップ企業。今回の提携を通じ、社内の生産・物流現場における搬送工程の自動化およびDX化の実現、工場自動化(FA)に関連する新規事業の創出などに取り組むとしている。

★10:53  カウリス-大幅高 ビューカードが不正アクセス検知サービスFraud Alertを導入
 カウリス<153A.T>が大幅高。同社は11日、JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020.T>系のビューカードが、不正アクセス検知サービス「Fraud Alert(フロードアラート)」を導入したと発表した。

 株価は業績寄与に期待した買いから、前日比13%高の1783円まで買われる場面があった。

★10:54  ニフコ-反発 次世代の自動搬送システムを開発するLexxPlussに出資
 ニフコ<7988.T>が反発。同社は12日10時、日本のインフラを支える物流業・製造業の課題解決を目指すスタートアップ企業LexxPlussに出資したと発表した。
 
 ロボティクス・オートメーション製品の開発・製造・販売を得意とするLexxPlussとの協業により、これまで同社が培った自動車業界での商品開発力・事業基盤を生かした「自動車整備向けの自動化ソリューションの開発」を推進するとしている。


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