前場コメント No.2 さくら、ツルハHD、ピクスタ、日産自、日立建、キッズスマイル

2024/09/24(火) 11:30
★9:02  さくらインターネット-買い気配 通期営業益を上方修正 GPUクラウドサービスなどが堅調
 さくらインターネット<3778.T>が買い気配。同社は20日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の20.0億円から26.0億円(前期比2.9倍)に上方修正すると発表した。

 GPUクラウドサービスへの旺盛な需要を背景とした受注獲得に向けた施策が好調に進ちょくしGPUクラウドサービス売上が当初予想を4億円上回る見込みであることなどにより、売上高が予想を上回ることを見込む。電力費が想定を下回る見込みや、グループ会社利益が好調であることなども踏まえた。

★9:02  ツルハHD-続伸 1Q営業益7%増 雑貨の粗利改善など寄与
 ツルハホールディングス<3391.T>が続伸。同社は20日、25.2期1Q(5月16日-8月15日)の連結営業利益は151億円(前年同期比7.1%増)だったと発表した。

 調剤、化粧品、日用雑貨、食品の販売が堅調だった。雑貨の粗利改善、調剤の売り上げ構成比増加による売上総利益率の上昇なども寄与した。

 併せて、25.2期通期の連結業績予想および配当予想を修正することも発表した。営業利益は535億円から387億円に、年間配当予想は310円から267円に修正する。決算期を毎年3月1日から翌年2月末に変更するため、今期予想を9.5カ月(従来は12カ月)の数値とする。

★9:02  ピクスタ-買い気配 通期営業益を上方修正 3Qに大口案件を売上計上
 ピクスタ<3416.T>が買い気配。同社は20日、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の3.4億円から5.0億円(前期比49.3%増)に上方修正すると発表した。3Qに売り上げを計上した大口案件が影響し、期初予想を上回る見通しとなったことを踏まえた。

★9:02  日産自動車-4日続伸 PHV自社開発 EV失速で戦略転換=日経
 日産自動車<7201.T>が4日続伸。24日付の日本経済新聞朝刊は、同社がプラグインハイブリッド車(PHV)を自社開発すると報じた。
 
 記事によれば、2020年代後半にも販売できる準備を整えるという。PHVの自社開発にあたり、独自の工夫やこれまで培ってきた技術で車両コストを下げる方針のようだ。自社のHV(ハイブリッド車)技術に充電器を取り付けるなどの改良を施し、同社ならではのPHV技術を開発するもよう。世界で電気自動車(EV)が失速するなか、普及期までの「つなぎ役」として収益力の高いPHVが重要となってきたとしている。

★9:03  日立建機-4日続伸 鉱山機械売上高31.3期に5割増 中南米を開拓=日経
 日立建機<6305.T>が4日続伸。21日付の日本経済新聞朝刊は、同社が鉱山機械で中南米を開拓すると報じた。
 
 記事によれば、ブラジルで丸紅<8002.T>と共同で販売や保守・修理サービスを手がける子会社を設立し、ダンプトラックなどを売り込むという。中南米は同社の市場シェアが低く、伸び代は大きいようだ。31.3期までに海外部品子会社を含めた鉱山機械事業の売上収益(売上高に相当)を6000億円と、25.3期計画から5割伸ばすとしている。

★9:03  キッズSHD-反発 通期営業損益を上方修正 一転黒字へ
 Kids Smile Holdings<7084.T>が反発。同社は20日、25.3期通期の連結営業損益予想を従来の1.0億円の赤字から1.0億円の黒字(前期は2.3億円の黒字)に上方修正すると発表した。

 産後ケア事業の開始時期を2025年1月1日~年3月1日から4月~6月へと計画を変更し、それに伴い産後ケア施設の開業に伴う初期費用の計上が今期から来期となった。また、認可保育事業・プレミアム教育事業において在園児数が計画を上回って推移していることもあり、従来予想を上回る見通し。


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