前場コメント No.7 ACSL、文教堂HD、大戸屋HD、コナミG、リンテック、魁力屋

2024/10/04(金) 11:31
★9:59  ACSL-反落 保有証券を一部売却 4Qに売却益3792万円計上へ
 ACSL<6232.T>が反落。同社は4日9時、ACSL1号有限責任事業組合が保有する投資有価証券の一部を売却し、投資有価証券売却益として特別利益を計上する見込みと発表した。

 売却予定時期は10月11日。売却益は3792万円の見込み。24.12期4Q(10-12月)において特別利益として計上する予定。売却資金を成長分野や事業投資などに有効活用し、財務体質の強化と資本効率の改善を図る。業績予想への影響は精査中としている。

 なお、発表後にプラス転換する場面もあったが、再び売りが優勢となっている。

★10:00  文教堂GHD-続伸 経産省が書店振興へ現状の課題まとめる=読売
 文教堂グループホールディングス<9978.T>が続伸。読売新聞オンラインは4日5時、経済産業省が設置した大臣直属の「書店振興プロジェクトチーム」がまとめた書店活性化のための課題の概要が3日に判明したと報じた。
 
 記事によると、本の流通の仕組み、図書館による購入方法、ネット書店との競合などを挙げたという。今後、関係省庁連絡会議を設置し、書店支援の取り組みを強化するとしている。
 
 報道を受け、関東軸に展開する書店チェーン大手の同社に買いが入っている。

★10:05  大戸屋HD-底堅い 9月度の既存店売上高13%増
 大戸屋ホールディングス<2705.T>が底堅い。同社は4日、9月度の既存店売上高は前年同月比12.8%増だったと発表した。全店は同11.7%増となった。

★10:12  コナミG-野村が目標株価引き上げ メジャスピの貢献を考慮して予想引き上げ
 コナミグループ<9766.T>が変わらずをはさみ4日続落。野村証券では、「eBaseball: MLB PRO SPIRIT(メジャスピ)」の貢献を考慮して予想を上方修正。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を13500円→15700円に引き上げた。

 野村では、24年秋にリリース予定のメジャスピの貢献を主に考慮して、25.3期3Q以降の予想を上方修正する。同タイトルは国内においては「プロ野球スピリッツA」と競合する可能性があろうが、海外展開による利益拡大ポテンシャルは大きいと考えている。同タイトルにより中期的な利益成長期待が高まることに加え、MLB関連の家庭用ゲーム展開といったさらなるIPの展開拡大にも期待できるとしている。

★10:13  リンテック-SMBC日興が目標株価引き上げ 収益性改善が期待できよう
 リンテック<7966.T>が3日ぶり反発。SMBC日興証券では、アドマテ好調、印刷材・産業工材回復で収益性改善が期待できようと判断。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価を3300円→3800円と引き上げた。

 1Q決算では、電子・光学のアドバンストマテリアルズの好調に加え、収益性に課題を抱えていた印刷材・産業工材、洋紙・加工材の収益性改善も確認できた。SMBC日興では、2Q以降、為替や原料高は1Q比やや下押し要因となるものの、全体的な収益性改善のトレンドは続くと考えている。1Q決算時の営業利益の通期会社計画180億円に対しての進ちょく率は36%と高く、上期決算では通期計画の上方修正にも期待したいとしている。

★10:28  魁力屋-5日ぶりに反発 9月既存店売上高8.5%増 全店は13%増
 魁力屋<5891.T>が5日ぶり反発。同社は3日、9月の売上高速報を発表した。同月の既存店売上高は前年同月比8.5%増、全店では同13.0%増となった。

 外食需要が引き続き堅調であったことに加え、期間限定商品とを販売し、顧客の再来店意欲を喚起することができたことなどが寄与した。


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