前場コメント No.2 売れるネ、ALPHA、大有機、ライフコーポ、マニー、サイエンスアーツ

2024/10/08(火) 11:30
★9:03  売れるネット-買い気配 堀江貴文氏が会長務めるCROSS FMと業務提携
 売れるネット広告社<9235.T>が買い気配。同社は7日、堀江貴文氏が代表取締役会長を務める放送局CROSS FM(福岡県北九州市)と業務提携すると発表した。

 同社はインターネット広告だけでなくマスコミ四媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビメディア)への事業領域の拡大をめざしており、今回の業務提携によりまずはラジオ媒体での新規事業を進める。なお、同社は9月に、代表取締役である加藤公一レオ氏がCROSS FMへの出資を行い、取締役に就任したと発表していた。

★9:04  アルファ-3日続伸 前期営業損益を上方修正 4Qに案件など増注
 アルファ<4760.T>が3日続伸。同社は7日、24.8期通期の連結営業損益予想を従来の7000万円の黒字から1億1400万円の黒字(前の期は3億1400万円の赤字)に上方修正すると発表した。

 4Qにおいて、ノベルティグッズやキャンペーン案件が増注したことなどにより増収となったほか、経費抑制にも努めたことにより、各段階利益が前回予想を上回る見通しとなったことを踏まえた。

★9:04  大阪有機化学-東海東京がレーティング引き上げ 半導体材料は主力のArF向けの回復を下期見込む
 大阪有機化学工業<4187.T>が3日続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、EUV向けが好調な半導体材料は主力のArF向けの回復を下期見込むとし、レーティングを「Neutral」→「Outperform」、目標株価を3440円→4150円に引き上げた。

 東海東京では、電子材料事業の主力製品であるArFレジスト用原料やEUVレジスト用原料の売上高増が今後の業績拡大のけん引役になるとみている。21.11期は半導体材料・液晶材料の増収やコスト削減などにより同社営業利益は前年比32%増と増益となった。22.11期まで好調であったが、23.11期は調整局面。東海東京では、主力のArFレジスト用原料の回復は24.11期下期から回復すると見込んでいる。

★9:04  ライフコーポ-売り気配 1株3219円で自己株TOB 割合8.15% 農林中央金庫ら応募
 ライフコーポレーション<8194.T>が売り気配。同社は7日、上限403万0900株・129億7546万7100円の自己株取得枠を設定するとともに、自己株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。

 TOB価格は1株当たり3219円。買い付け期間は10月8日から11月6日。買い付け予定数は403万0800株。発行済み株式総数に対する割合は8.15%となる。応募数が買い付け予定数を超える場合は、超える部分の全部または一部の買い付けは行わない。同社の株主である農林中央金庫および、三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>傘下の三井住友信託銀行が保有株式の一部を応募する予定としている。

 なお、株価は同時に発表した決算を受けて売りが優勢となっている。

★9:04  ライフコーポ-売り気配 上期営業益1.4%減 新規出店費や人件費増加など響く
 ライフコーポレーション<8194.T>が売り気配。同社は7日、25.2期上期(3-8月)の連結営業利益は122億円(前年同期比1.4%減)だったと発表した。市場コンセンサスは130億円。

 新規出店、ネットスーパーの拡大、プライベートブランド商品の強化などにより売上高は増加した。一方、新規出店に伴う賃借料などの各種物件費の増加、人への投資・処遇改善などによる人件費増加などにより減益となった。

★9:04  マニー-反落 今期営業益6.1%増見込むもコンセンサス下回る
 マニー<7730.T>が反落。同社は7日、25.8期通期の連結営業利益予想を89.0億円(前期比6.1%増)に、年間配当予想を39円(前期は39円)にすると発表した。市場コンセンサスは94.2億円。

 各種製品の販売増加を見込む。生産性改善の取り組みの効果により、売上原価率の低下も見込むとしている。想定為替レートは1米ドル=136円、1ユーロ=147円。
 
 24.8期通期の連結営業利益は83.9億円(前の期比15.8%増)だった。マーケティング活動の強化に伴う販促費の増加、および本社における人件費の増加などによる販管費の増加を、売上高の拡大が吸収したとしている。

 なお、業績見通しがコンセンサスを下回ったことで、株価は売りが優勢となっている。

★9:05  サイエンスアーツ-底堅い 前期営業損益を上方修正 赤字縮小へ
 サイエンスアーツ<4412.T>が底堅い。同社は7日、24.8期通期の連結営業損益予想を従来の7000万円の赤字から3100万円の赤字(前の期は6700万円の赤字)に上方修正すると発表した。

 アクセサリー売上が大口顧客の購入などによりアクセサリー購入率が前回発表時の想定を上回ったことおよび既存顧客の買い替えが発生したことなどにより、前回発表の通期見通しを上回る見込みとなった。採用時期および広告宣伝の時期が翌期にずれ込んだことなどにより、販管費が前回発表時の想定を下回る見通しとなったことも踏まえた。


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