後場コメント No.2 リンテック、買取王国、ポストプライ、テラスカイ、バリューC、BeeX

2024/10/16(水) 15:01
★12:37  リンテック-野村が新規「Neutral」 需要の回復により安定業績が続く局面に突入
 リンテック<7966.T>が3日続落。野村証券では、需要の回復により安定業績が続く局面に突入と判断。投資判断を新規「Neutral」、目標株価を3700円でカバレッジを開始した。

 25.3期以降、半導体需要の回復や、サプライチェーンの在庫調整の終了に伴う粘着材料の数量回復、航空機の生産機数の回復によるプリプレグ向け工程紙の数量増が見込まれる。このため、同社は半導体関連・非半導体関連事業ともに安定した利益を創出する企業に変化すると野村ではみている。
 一方、株価は過去12カ月間で対TOPIXを約17%アウトパフォームしており、当面の業績の安定性や回復期待は株価に反映されていると判断している。

★12:40  買取王国-大幅続落 通期営業益を下方修正 上期は14%減
 買取王国<3181.T>が大幅続落。同社は15日、25.2期通期の営業利益予想を従来の5.1億円から4.0億円(前期比18.5%減)に下方修正すると発表した。

 POSシステム導入費用、出店コスト、店舗のリニューアル費用の増加ならびに売上高の好調に伴い商品関連消耗品費、人件費なども増加する見込みであることを踏まえた。 

 25.2期上期(3-8月)の営業利益は1.9億円(前年同期比14.0%減)だった。出店コストや人件費の増加により販売費が大きく膨らんだことが響いた。

★12:43  ポストプライム-大幅反落 1Q純利益59%減 成長投資が響く
 Postprime<198A.T>が大幅反落。同社は15日、25.5期1Q(6-8月)の純利益は3658万円(前年同期比58.8%減)だったと発表した。上場申請のための四半期報告書(第1四半期)に記載された前年同期の純利益は8878万円だった。

 成長投資のための新規人材採用における人件費やシステム利用料が増加した。通期の見通しは据え置いた。

★12:48  テラスカイ-急落 上期営業益2.8倍もコンセンサス下回る
 テラスカイ<3915.T>が急落。同社は15日、25.2期上期(3-8月)の連結営業利益は6.1億円(前年同期比2.8倍)だったと発表した。市場コンセンサスは6.2億円。主力のソリューション事業が好調で、業績をけん引したとしている。
 
 なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。

★12:51  バリュークリエーション-急落 上期営業益54%減 人員増による費用増加など響く
 バリュークリエーション<9238.T>が急落。同社は15日、25.2期上期(3-8月)の営業利益は5600万円(前年同期比54.2%減)だったと発表した。

 マーケティングDX事業、不動産DX事業の成長により売上高は増加した。一方、当初計画より人員の採用が進んだほか、上場1周年記念株主優待により費用が増加した。この結果、増収減益となった。

★12:53  BeeX-大幅安 上期営業益21%増も利益確定の売り
 BeeX<4270.T>が大幅安。同社は15日、25.2期上期(3-8月)の営業利益は3.9億円(前年同期比21.4%増)だったと発表した。

 クラウドライセンスリセールにおいて、新規契約数が順調に増加したことに加え、円安基調も追い風となり、増収となったことなどが寄与した。

 なお、決算前に株価が上昇していたことから、利益確定の売りが優勢となっている。


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