前場コメント No.8 紙パル商、大冷、ピープル、クロスマーケG、コメ兵HD

2024/10/21(月) 11:32
★10:50  日本紙パルプ商事-3日ぶり反発 フランスの紙卸売会社2社を子会社化
 日本紙パルプ商事<8032.T>が3日ぶり反発。同社は18日、フランスにおいて紙・板紙の卸売事業を行うInapa Franceの発行済み株式の全部を取得し、同社およびその100%子会社のJJ LOOSを完全子会社化すると発表した。
 
 フランス全域をカバーする物流網を有する2社を子会社化することにより、先のドイツにおける3社の事業譲受とあわせ、欧州大陸での卸商基盤のさらなる拡充を図るとともに、「OVOL 中期経営計画2026」で取り組む高付加価値商材の欧州地域における販売拡大にも寄与するものと考えているとしている。

★10:59  大冷-反発 株主優待制度を拡充 優待品の市場価格2000円相当分→2500円相当分
 大冷<2883.T>が反発。同社は18日、より多くの投資家に同社株式を保有してもらい、同社商品により親しんでもらうことを目的に、株主優待制度を拡充すると発表した。
 
 株主優待の内容を、市場価格の高騰を鑑み市場価格2000円相当分の同社商品から市場価格2500円相当分の同社商品の贈呈に変更するという。
 
 2024年9月30日現在の株主名簿に記載または記録された同社株式1単元(100株)以上を保有している株主を対象として開始するとしている。

★11:00  ピープル-7日ぶり反発 9月度の売上高80%減
 ピープル<7865.T>が7日ぶり反発。同社は18日、9月度の売上高は2億4717万円(前年同月比79.5%減)だったと発表した。

 同社は収益性の低いカテゴリーを終了させ、26.1月期の「好奇心事業」ローンチにリソースを集中し、再び成長路線に入る計画の途上にある。そのため、お人形ぽぽちゃんや自転車、これら商品の製造販売を終了させたことなどにより、今期は一時的に業績が下がる見通しとしている。

 なお、株価は連日下落した反動から買いが優勢となっている。

★11:09  クロスマーケティング-4日続伸 子会社が体験型調査サービス提供開始
 クロス・マーケティンググループ<3675.T>が4日続伸。同社は21日11時、連結子会社クロス・マーケティングが、よりマナー良く・心地よい分煙の実現を目指す喫煙所ブランド「THE TOBACCO」を運営するコソド(東京都千代田区)と共同で、体験型の調査サービス「THE TOBACCO UX Research」の提供を開始したと発表した。
 
 「THE TOBACCO UX Research」では、THE TOBACCOの空間を企業(商品・サービス)と生活者をつなぐコミュニケーションの場として提供し、企業の新商品などを展示するだけでなく、商品の説明やアンケートを実施することが可能だという。生活者の商品の認知度向上や興味喚起を促すとともに、アンケートによって展示商品の興味度や購入意向などを把握することで、企業のマーケティング活動に活用できるとしている。

★11:13  コメ兵HD-続落 ブランド・ファッション事業の上期売上高32%増
 コメ兵ホールディングス<2780.T>が続落。同社は21日11時、9月度のブランド・ファッション事業における売上高は速報値で125億円だったと発表した。上期(4-9月)の同事業における売上高は672億円(前年同期比32.3%増)となった。

 ブランド・ファッション事業の売上高は四半期ごとに算出されるため、前年同月比は記載されていない。なお、株価へのポジティブな反応は限定的だ。


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