前場コメント No.6 アルプスアル、サンバイオ、ラクオリア、フタバ、IGポート、シンプレクスH
★9:11 アルプスアルパイン-急落 通期経常益を下方修正 上期は52%減
アルプスアルパイン<6770.T>が急落。同社は30日、25.3期通期の連結経常利益を従来の240.0億円から190.0億円(前期比23.4%減)に下方修正すると発表した。2Qにおける急激な円高に伴う営業外費用(為替差損)により前回予想を下回る見込みとなった。市場コンセンサスは270.8億円。
25.3期上期(4-9月)の連結経常利益は81.9億円(前年同期比51.6%減)だった。
円安による売上高および営業利益への押し上げ効果に加え、車載市場では、自動車生産がグローバルで増加基調にあるなか、パワートレイン構成の変化や中国資本の自動車メーカーの台頭により新規顧客の開拓や採用製品の増加によるTier2ビジネスが増加し、営業利益段階では増益となった。一方、2Qにおいて、急激な円高に伴い、営業外費用に為替差損73億3600万円を計上したことで、経常利益は大幅な減益となった。
アルプスアルパイン<6770.T>が急落。同社は30日、25.3期通期の連結経常利益を従来の240.0億円から190.0億円(前期比23.4%減)に下方修正すると発表した。2Qにおける急激な円高に伴う営業外費用(為替差損)により前回予想を下回る見込みとなった。市場コンセンサスは270.8億円。
25.3期上期(4-9月)の連結経常利益は81.9億円(前年同期比51.6%減)だった。
円安による売上高および営業利益への押し上げ効果に加え、車載市場では、自動車生産がグローバルで増加基調にあるなか、パワートレイン構成の変化や中国資本の自動車メーカーの台頭により新規顧客の開拓や採用製品の増加によるTier2ビジネスが増加し、営業利益段階では増益となった。一方、2Qにおいて、急激な円高に伴い、営業外費用に為替差損73億3600万円を計上したことで、経常利益は大幅な減益となった。
★9:12 サンバイオ-3日ぶり大幅反発 SB623を用いた慢性期脳梗塞の細胞治療が米国で特許成立
サンバイオ<4592.T>が3日ぶり大幅反発。同社は30日、主要開発品SB623を用いた慢性期脳梗塞の細胞治療について、2024年10月22日に米国で特許が成立したと発表した。
今回の特許取得により、最大市場である米国におけるSB623の慢性期脳梗塞治療に対する用途特許の期間を大幅に延長したという。慢性期脳梗塞の適応拡大の検討を引き続き進めるとしている。
サンバイオ<4592.T>が3日ぶり大幅反発。同社は30日、主要開発品SB623を用いた慢性期脳梗塞の細胞治療について、2024年10月22日に米国で特許が成立したと発表した。
今回の特許取得により、最大市場である米国におけるSB623の慢性期脳梗塞治療に対する用途特許の期間を大幅に延長したという。慢性期脳梗塞の適応拡大の検討を引き続き進めるとしている。
★9:13 ラクオリア創薬-反発 新規ナトリウムチャネル遮断薬の開発進展で久光製薬から一時金受領
ラクオリア創薬<4579.T>が反発。同社は30日、久光製薬<4530.T>より、同社が久光製薬に導出した新規ナトリウムチャネル遮断薬(RQ-00350215)を含む貼付剤について、あらかじめ定めた開発マイルストンを達成したことの通知を受けたと発表した。
同化合物は、痛み信号の伝達に関わる特定のナトリウムチャネルの機能を選択的に遮断する新規ナトリウムチャネル遮断薬であり、現在、同化合物を含む貼付剤を用いた臨床開発が久光製薬によって進められているという。同件に伴い、同社は久光製薬からマイルストン達成にかかる一時金1億円を受領し、24.12期4Qの事業収益として計上するとしている。
ラクオリア創薬<4579.T>が反発。同社は30日、久光製薬<4530.T>より、同社が久光製薬に導出した新規ナトリウムチャネル遮断薬(RQ-00350215)を含む貼付剤について、あらかじめ定めた開発マイルストンを達成したことの通知を受けたと発表した。
同化合物は、痛み信号の伝達に関わる特定のナトリウムチャネルの機能を選択的に遮断する新規ナトリウムチャネル遮断薬であり、現在、同化合物を含む貼付剤を用いた臨床開発が久光製薬によって進められているという。同件に伴い、同社は久光製薬からマイルストン達成にかかる一時金1億円を受領し、24.12期4Qの事業収益として計上するとしている。
★9:14 フタバ産業-急落 通期営業益を下方修正 上期は76%減
フタバ産業<7241.T>が急落。同社は30日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の160億円から130億円(前期比32.3%減)に下方修正すると発表した。上期において、得意先の自動車生産台数が低下したことなどにより、売上高および各段階利益が想定を下回ったことや、足もとの状況を踏まえた。
25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は54.5億円(前年同期比42.3%減)だった。
フタバ産業<7241.T>が急落。同社は30日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の160億円から130億円(前期比32.3%減)に下方修正すると発表した。上期において、得意先の自動車生産台数が低下したことなどにより、売上高および各段階利益が想定を下回ったことや、足もとの状況を踏まえた。
25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は54.5億円(前年同期比42.3%減)だった。
★9:15 IGポートー東海東京が目標株価を引き上げ 引き続きアニメ版権収入、グッズ販売に期待
IGポート<3791.T>が大幅反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、引き続きアニメ版権収入、グッズ販売に期待。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は2290円→2500円に引き上げた。
東海東京では、前回同様、(1)版権事業において、有力アニメIPの積み上げによる中長期的な利益拡大を見込むこと、(2)映像制作事業において、長編アニメ制作や不採算案件の解消による収益性改善を見込むこと、(3)アニメグッズ販売好調による収益拡大を見込むことなどが主な理由とした。営業利益予想は、25/5期が20億円(前年比59.8%増)、26/5期は26億円(同34.1%増)と想定している。
IGポート<3791.T>が大幅反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、引き続きアニメ版権収入、グッズ販売に期待。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は2290円→2500円に引き上げた。
東海東京では、前回同様、(1)版権事業において、有力アニメIPの積み上げによる中長期的な利益拡大を見込むこと、(2)映像制作事業において、長編アニメ制作や不採算案件の解消による収益性改善を見込むこと、(3)アニメグッズ販売好調による収益拡大を見込むことなどが主な理由とした。営業利益予想は、25/5期が20億円(前年比59.8%増)、26/5期は26億円(同34.1%増)と想定している。
★9:16 シンプレクスHD-4日続伸 上期営業益2%減も通期売上高の上方修正を好感
シンプレクス・ホールディングス<4373.T>が4日続伸。同社は30日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は39.2億円(前年同期比2.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは44.8億円。主にオフィスの新規開設および拡充と中途採用の強化施策により、販管費が増加したことなどが響いた。
また、創設4年目のXspear Consultingを提供主体とする戦略/DXコンサルティングに加え、シンプレクスを提供主体とするエンタープライズDXが好調に推移していることから、通期の売上高予想は前回発表の460億円から468億円(前期比15.0%増)に上方修正した。保険システムインテグレーション案件の中止決定に伴う会計処理などの影響により、各利益は据え置くとしている。
なお株価は、売上高の上方修正が好感され、買いが優勢となっている。
シンプレクス・ホールディングス<4373.T>が4日続伸。同社は30日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は39.2億円(前年同期比2.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは44.8億円。主にオフィスの新規開設および拡充と中途採用の強化施策により、販管費が増加したことなどが響いた。
また、創設4年目のXspear Consultingを提供主体とする戦略/DXコンサルティングに加え、シンプレクスを提供主体とするエンタープライズDXが好調に推移していることから、通期の売上高予想は前回発表の460億円から468億円(前期比15.0%増)に上方修正した。保険システムインテグレーション案件の中止決定に伴う会計処理などの影響により、各利益は据え置くとしている。
なお株価は、売上高の上方修正が好感され、買いが優勢となっている。
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