前場コメント No.5 IMAGICAG、ウェルディッシ、化工機、ジェイテック、リケンテクノス、住友林

2024/11/01(金) 11:33
★9:05  IMAGICA-売り気配 通期営業益を下方修正 上期は赤字転落
 IMAGICA GROUP<6879.T>が売り気配。同社は10月31日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の37.0億円から12.0億円(前期比69.4%減)に下方修正すると発表した。

 映像制作技術サービス事業において海外事業の需要が前回公表時の想定水準を大幅に下回る見込みとなったほか、TV向けポストプロダクションサービスの不振も見込むことを踏まえた。

 25.3期上期(4-9月)の連結営業損益は4.2億円の赤字(前年同期比9.7億円の黒字)だった。市場コンセンサスは4.0億円の赤字。

★9:06  ウェルディッシュ-新高値 通期営業損益を上方修正 一転黒字へ
 ウェルディッシュ<2901.T>が新高値。同社は10月31日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の700万円の赤字から8000万円の黒字(前期は1億2100万円の赤字)に上方修正すると発表した。

 経営体制の刷新に伴い、食品事業の強化および販売チャネル拡大のためのパートナーシップ強化に努めた。また、新商品の販売、積極的なマーケティング活動を見据えたテストマーケティングをより効率化するため、ECプラットフォームの内製化を行った。この結果、インターネット通信販売事業を行う子会社の売却に伴う減収を補い、営業損益を改善させる見込みとなった。上期(4-9月)の決算発表は11月12日の予定。

★9:06  三菱化工機-売り気配 上期最終益8.6%減 上期計画を下回る
 三菱化工機<6331.T>が売り気配。同社は10月31日、25.3期上期(4-6月)の連結純利益は14.6億円(前年同期比8.6%減)だったと発表した。上期の会社計画の12.5億円を下回った。工場再編に伴う減損損失を計上したことなどが響いた。

★9:06  ジェイテック-大幅に5日続伸 上期営業益49%増 単価交渉の進展など寄与
 ジェイテック<2479.T>が大幅に5日続伸。同社は10月31日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は9800万円(前年同期比48.9%増)だったと発表した。

 高質な技術人材に対するニーズが強く、同社の主力事業である技術職知財リース事業の高度な技術と人間力を兼ね備えた「テクノロジスト」の需要は、引き続き安定的に推移している。このなかで、テクノロジストの単価交渉を進めたこともあり、増収増益となった。

★9:07  リケンテクノス-売り買い交錯 通期営業益を上方修正 増配も発表
 リケンテクノス<4220.T>が売り買い交錯。同社は10月31日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の92.0億円から100.0億円(前期比14.0%増)に、期末配当予想を20円から23円(前期末は20円)に上方修正すると発表した。
 
 上期(4-9月)の実績を踏まえた。年間配当予想は37円(前期は32円)となる。

 25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は47.8億円(前年同期比31.9%増)だった。上期の会社計画39.0億円を上回った。販売価格の適正化および生産性の向上、原価低減に努めたことで収益性の改善が進み、従来予想を上回った。

★9:07  住友林業-もみ合い 3Q累計営業益46%増 米国の戸建分譲住宅事業の堅調推移や円安が寄与
 住友林業<1911.T>がもみ合い。同社は10月31日に、24.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は1426億円(前年同期比46.0%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1298億円。

 建築・不動産事業が、米国の戸建分譲住宅事業において販売が堅調に推移したほか、円安進行の影響もあり、大幅な増益となったことが寄与した。

 株価は、好調な着地となったものの軟調な地合いのなかで、もみ合いとなっている。


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