前場コメント No.9 アマノ、ニデック、積水化、CSP、阪急阪神、日本M&A
★9:26 アマノ-大和が目標株価を引き上げ パーキングシステム中心に通期計画は上振れ余地
アマノ<6436.T>が小幅安。大和証券では、パーキングシステム中心に通期計画は上振れ余地ありと指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は4200円→4700円に引き上げた。
会社側は、25/3期業績は従来予想の営業利益210億円(前期比7%増)を据え置いた一方、大和では25/3期営業利益予想は230億円(従来220億円)へ修正。パーキングシステム事業を中心に業績予想を引き上げた。下期は悪材料がある訳ではない模様で、慎重に通期計画を据え置いたと大和では推察している。下期は新紙幣による更新需要は一服する模様だが、パーキングシステム機器等の引き合いは堅調なようで下期も底堅い業績推移を見込んでいる。
アマノ<6436.T>が小幅安。大和証券では、パーキングシステム中心に通期計画は上振れ余地ありと指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は4200円→4700円に引き上げた。
会社側は、25/3期業績は従来予想の営業利益210億円(前期比7%増)を据え置いた一方、大和では25/3期営業利益予想は230億円(従来220億円)へ修正。パーキングシステム事業を中心に業績予想を引き上げた。下期は悪材料がある訳ではない模様で、慎重に通期計画を据え置いたと大和では推察している。下期は新紙幣による更新需要は一服する模様だが、パーキングシステム機器等の引き合いは堅調なようで下期も底堅い業績推移を見込んでいる。
★9:29 ニデックー東海東京が目標株価を引き上げ 水冷モジュールと家電・商業・産業用の利益成長に注目
ニデック<6594.T>が小幅高。東海東京インテリジェンス・ラボでは、26/3期は水冷モジュールと家電・商業・産業用の利益成長に注目。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は4525円→4600円に引き上げた。
東海東京では、25/3期通期業績を売上高2兆6451億円(前年比12.7%増)、営業利益2558億円(同58.0%増)と予想。今回、為替前提を1米ドル=150円(前回155円)、1ユーロ=165円(不変)に見直したことから、前回予想(売上高2兆6556億円、営業利益2572億円)を引き下げた。26/3期業績は売上高2兆7951億円(前年比5.7%増)、営業利益2962億円(同15.8%増)と予想。水冷モジュールの販売増加や、EVトラクションモータ関連事業の損益改善、家電・商業・産業用、機器措置セグメントの収益改善から、増収増益を見込んでいる。
ニデック<6594.T>が小幅高。東海東京インテリジェンス・ラボでは、26/3期は水冷モジュールと家電・商業・産業用の利益成長に注目。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は4525円→4600円に引き上げた。
東海東京では、25/3期通期業績を売上高2兆6451億円(前年比12.7%増)、営業利益2558億円(同58.0%増)と予想。今回、為替前提を1米ドル=150円(前回155円)、1ユーロ=165円(不変)に見直したことから、前回予想(売上高2兆6556億円、営業利益2572億円)を引き下げた。26/3期業績は売上高2兆7951億円(前年比5.7%増)、営業利益2962億円(同15.8%増)と予想。水冷モジュールの販売増加や、EVトラクションモータ関連事業の損益改善、家電・商業・産業用、機器措置セグメントの収益改善から、増収増益を見込んでいる。
★9:31 積水化学工業-大幅続伸 通期営業益を上方修正 上期は18%増
積水化学工業<4204.T>が大幅続伸。同社は10月31日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の1020億円から1050億円(前期比11.2%増)に上方修正すると発表した。
新築住宅の需要は低迷しているものの、住宅事業の収益性強化策が順調に進ちょくしている、高付加価値品の拡販やスプレッドの確保も堅調に推移していることから、従来予想を上回る見通し。
25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は487億円(前年同期比18.4%増)だった。
積水化学工業<4204.T>が大幅続伸。同社は10月31日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の1020億円から1050億円(前期比11.2%増)に上方修正すると発表した。
新築住宅の需要は低迷しているものの、住宅事業の収益性強化策が順調に進ちょくしている、高付加価値品の拡販やスプレッドの確保も堅調に推移していることから、従来予想を上回る見通し。
25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は487億円(前年同期比18.4%増)だった。
★9:32 CSP-大和が目標株価を引き上げ 自己株式取得が変化のきっかけとなるか
CSP<9740.T>が小幅安。大和証券では、自己株式取得が変化のきっかけになるかと指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2950円→3100円に引き上げた。
大和では、7/1より阪急阪神ハイセキュリティサービス(株)の常駐警備事業を承継している点に言及。承継初年度は1-2億円程度の営業赤字になるのではないかと想定するも、翌年度以降は1-2億円程度の黒字化が期待できると考えている。関西地区で同社が強みとする鉄道系企業との取引が大きいとし、今後予定されている万博関連のセキュリティニーズの取り込みに期待。営業利益予想は25/2期45.4億円、26/2期56.2億円。26/2期は上期に万博、下期に品川再開発関連に期待。また、近年の株主還元拡充等に鑑み、今後の自己株式取得の可能性を踏まえた改善策の開示がされることになろうと期待している。
CSP<9740.T>が小幅安。大和証券では、自己株式取得が変化のきっかけになるかと指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2950円→3100円に引き上げた。
大和では、7/1より阪急阪神ハイセキュリティサービス(株)の常駐警備事業を承継している点に言及。承継初年度は1-2億円程度の営業赤字になるのではないかと想定するも、翌年度以降は1-2億円程度の黒字化が期待できると考えている。関西地区で同社が強みとする鉄道系企業との取引が大きいとし、今後予定されている万博関連のセキュリティニーズの取り込みに期待。営業利益予想は25/2期45.4億円、26/2期56.2億円。26/2期は上期に万博、下期に品川再開発関連に期待。また、近年の株主還元拡充等に鑑み、今後の自己株式取得の可能性を踏まえた改善策の開示がされることになろうと期待している。
★9:32 阪急阪神HD-5日ぶりに大幅反落 通期営業収益を上方修正も利益見通し据え置きを嫌気
阪急阪神ホールディングス<9042.T>が5日ぶりに大幅反落。同社は10月31日、25.3期上期(4-9月)の連結純利益は509億円(前年同期比3.9%増)だったと発表した。
旅行事業の海外旅行部門や都市交通事業において需要の回復が見られたことや、不動産事業においてマンション分譲戸数が増加したことなどが寄与した。
また、25.3期通期の営業収益予想を従来の1兆0750億円から1兆1000億円(前期比10.3%増)に引き上げた。海外旅行の取り扱いや賃貸事業の収入が当初の想定を上回ることに加えて、ホテル事業の宿泊部門やスポーツ事業が好調に推移していることなどを踏まえた。
なお株価は、国際輸送事業の減益などにより、各利益は据え置かれたことが嫌気され、売りが優勢となっている。
阪急阪神ホールディングス<9042.T>が5日ぶりに大幅反落。同社は10月31日、25.3期上期(4-9月)の連結純利益は509億円(前年同期比3.9%増)だったと発表した。
旅行事業の海外旅行部門や都市交通事業において需要の回復が見られたことや、不動産事業においてマンション分譲戸数が増加したことなどが寄与した。
また、25.3期通期の営業収益予想を従来の1兆0750億円から1兆1000億円(前期比10.3%増)に引き上げた。海外旅行の取り扱いや賃貸事業の収入が当初の想定を上回ることに加えて、ホテル事業の宿泊部門やスポーツ事業が好調に推移していることなどを踏まえた。
なお株価は、国際輸送事業の減益などにより、各利益は据え置かれたことが嫌気され、売りが優勢となっている。
★9:32 阪急阪神HD-5日ぶりに大幅反落 127万2629株の自己株を消却 割合は0.5%
阪急阪神ホールディングス<9042.T>が5日ぶりに大幅反落。同社は31日、127万2629株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は11月18日。消却前の発行済み株式総数に対する割合は0.5%となる。
なお株価は、同日発表された決算において、営業収益は上方修正したものの、利益見通しは据え置かれたことが嫌気され、売りが優勢となっている。
阪急阪神ホールディングス<9042.T>が5日ぶりに大幅反落。同社は31日、127万2629株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は11月18日。消却前の発行済み株式総数に対する割合は0.5%となる。
なお株価は、同日発表された決算において、営業収益は上方修正したものの、利益見通しは据え置かれたことが嫌気され、売りが優勢となっている。
★9:38 日本M&A-大和が目標株価を引き下げ 上期上振れ着地、パイプライン積み上がる
日本M&Aセンターホールディングス<2127.T>が続伸。大和証券では、上期上振れ着地、パイプライン積み上がると指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は940円→750円に引き下げた。
大和では、2Q決算について、前年同期比横ばいだが低進捗だった1Qからの挽回を好感。加えて、パイプラインはこれまで以上に積み上がっているという。業績は従来予想を継続。M&A仲介業界全体の成約件数は拡大する一方で厳しい受託競争は継続していると指摘。不祥事により出遅れていた同社は漸く競合にキャッチアップしつつあるという。従来の成長軌道に戻るには時間を要するが、コンプライアンス重視が求められる業界において先行してきた最大手としての立ち位置は評価されるとみている。
日本M&Aセンターホールディングス<2127.T>が続伸。大和証券では、上期上振れ着地、パイプライン積み上がると指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は940円→750円に引き下げた。
大和では、2Q決算について、前年同期比横ばいだが低進捗だった1Qからの挽回を好感。加えて、パイプラインはこれまで以上に積み上がっているという。業績は従来予想を継続。M&A仲介業界全体の成約件数は拡大する一方で厳しい受託競争は継続していると指摘。不祥事により出遅れていた同社は漸く競合にキャッチアップしつつあるという。従来の成長軌道に戻るには時間を要するが、コンプライアンス重視が求められる業界において先行してきた最大手としての立ち位置は評価されるとみている。
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