後場コメント No.1 郵船、太陽HD、バンダイナム、カカクコム、ゼネテック、コクヨ

2024/11/06(水) 15:30
★12:30  日本郵船-後場売り気配 通期営業益を下方修正 純利益見通しは据え置き
 日本郵船<9101.T>が後場売り気配。同社は6日12時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の2150億円から2000億円(前期比14.5%増)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは2161億円。

 物流事業、自動車事業、ドライバルク事業の利益水準が想定を下回ることなどを踏まえた。通期の連結純利益予想は3900億円(前期比70.6%増)を据え置いた。

 25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は1156億円(前年同期比17.0%増)、同純利益は2659億円となった。

★12:30  日本郵船-後場売り気配 自己株取得枠の総額を拡大 1000億円→1300億円 株数変更なし
 日本郵船<9101.T>が後場売り気配。同社は6日12時、自己株式の取得枠を上限3500万株・1300億円に拡大すると発表した。自己株式を除く発行済み株式総数に対する割合は7.6%となる。従来では3500万株・1000億円を上限としていた。

 なお、株価は同時に発表した決算を受けて上げ幅を縮めている。

★12:31  太陽HD-後場上げ幅縮小 通期営業益を上方修正 コンセンサス下回る
 太陽ホールディングス<4626.T>が後場上げ幅縮小。同社は6日12時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の206億円から217億円(前期比19.2%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは227億円。

 下期の見通しは据え置き、上期(4-9月)の実績を踏まえて通期の見通しを引き上げた。

 25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は124億円(前年同期比36.8%増)だった。エレクトロニクス事業において、ディスプレイ用途の白色ドライフィルム製品および中国向け車載関連部材用途の液状製品の需要が想定を上回ったとしている。

 なお、通期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は上げ幅を縮めている。

★12:31  バンナムHD-後場上げ幅拡大 上期営業益74%増 全事業で増収増益
 バンダイナムコホールディングス<7832.T>が後場上げ幅拡大。同社は6日11時35分、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は1137億円(前年同期比73.6%増)だったと発表した。

 デジタル事業およびトイホビー事業の業績が、利益率の高い商品・サービスのヒットなどにより大きく伸長したほか、IPプロデュース事業とアミューズメント事業も好調に推移し、全ての事業が前年同期比で増収増益となった。

★12:32  カカクコム-後場上げ幅縮小 上期営業益24%増もコンセンサス並みにとどまる
 カカクコム<2371.T>が後場上げ幅縮小。同社は6日11時40分、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益(IFRS)は140億円(前年同期比24.2%増)だったと発表した。市場コンセンサスは140億円。

 価格.com事業、食べログ事業、求人ボックス事業、インキュベーション事業の旅行・移動領域における売上高が増加した。外注費および人件費が減少したことも寄与した。通期の見通しは据え置いた。

 なお、着地がコンセンサス並みだったことから、株価は材料出尽くしによる売りが出ている。

★12:33  ゼネテック-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 上期はシステムソリューション事業が堅調
 ゼネテック<4492.T>が後場上げ幅拡大。同社は6日12時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の7.5億円から8.2億円(前期比30.4%増)に上方修正すると発表した。

 上期に主力のシステムソリューション事業において、高付加価値領域への経営資源のシフトおよび契約単価の見直しが奏功したことに加え、大手顧客の年間開発計画の上期前倒しによる売り上げ増加があったことや、下期の業績見込みを踏まえた。

★12:35  コクヨ-後場急騰 オアシスマネジメントが大株主に浮上 保有割合は5.02%
 コクヨ<7984.T>が後場急騰。同社について、オアシスマネジメントが大株主に浮上した。11月6日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.02%となっている。


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