前場コメント No.7 三菱紙、丸紅、レシップHD、ビーグリー、F&LC、ヤマシンフィルタ、コマツ

2024/12/24(火) 11:41
★10:34  三菱製紙-急騰 新中計の骨子を発表 28.3期の売上高2500億円めざす
 三菱製紙<3864.T>が急騰。同社は23日、26.3期から28.3期まで3年間を計期間とする中期経営計画を策定したと発表した。数値目標として、28.3期の売上高は2500億円(25.3期の業績予想は1970億円)、営業利益は200億円(同80億円)、ROEは10.0%(同8.1%)をめざす。

 中計の詳細は2025年5月に発表するとしている。

★10:44  丸紅-3日続伸 京成スカイライナーでAI顔認証による乗車システムを運用開始
 丸紅<8002.T>が3日続伸。同社は23日、京成電鉄<9009.T>が運行するスカイライナーにおいて、AI顔認証技術を活用した新しい乗車システムを2025年1月24日より運用開始すると発表した。
 
 新システムでは、既存事前購入サイトの機能を維持しつつ、決済後に顔登録(任意)を行う機能を追加する。これにより、事前に顔登録をした利用者が改札機に設置された顔認証タブレットに顔をかざすだけで、数秒で乗車手続きが完了し、自動的に乗車する列車・座席を確定させ、改札機の通過と同時に乗車券・特急券が発券され、そのままスカイライナーに乗車することができるという。
 
 同社は今回のサービス提供を通じて、顔認証技術の実用性と有効性を検証するとともに、拡大する顔認証市場におけるビジネス機会を創出することで、新たな価値創造と事業領域の拡大をめざすとしている。

★10:55  レシップHD-10日ぶり反発 外国人バス運転手に地図付きナビ 多言語化も=日経
 レシップホールディングス<7213.T>が10日ぶり反発。日本経済新聞電子版は24日5時に、外国人バス運転手の運転を助けるシステム開発に力を入れていると報じた。

 記事によれば、2025年度に自社製品の運行支援システムを多言語対応とするほか、地理に不慣れな運転手のために地図付きのナビゲーションも組み込むという。在留資格「特定技能」の対象に自動車運送業が追加され、25年度以降、受け入れが本格化するのに対応するとしている。

★10:56  ビーグリー-大幅高 レン・イー・ハン氏が大株主に浮上 保有割合は5.63%
 ビーグリー<3981.T>が大幅高。同社大株主に投資家のレン・イー・ハン氏が浮上したことが材料。12月23日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.63%となっている。

★11:11  F&LC-底堅い スシロー、中国・蘇州に出店 華東地域に進出=日経
 FOOD & LIFE COMPANIES<3563.T>が底堅い。24日付の日本経済新聞朝刊は、同社が中国・江蘇省蘇州市で24日にスシローの店舗を開業すると報じた。
 
 記事によると、24日に蘇州市中心部にある大型商業施設に「蘇州中心店」を開く。中国本土で47店目となる。華東地域への出店は初めてで、店舗網を拡張するとしている。 

★11:12  ヤマシンフィルタ-反落 建機向けリターンフィルタの新モデルを製品化 コマツが採用
 ヤマシンフィルタ<6240.T>が反落。同社は24日11時、独自開発のナノファイバーろ材「ヤマシンナノフィルタ」を使用することで、従来比3倍の3000時間という大幅なロングライフ化を実現した、建機向けリターンフィルタの新モデルを製品化したと発表した。同製品は、コマツ<6301.T>が2024年12月に発売した新世代油圧ショベルに採用されたとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。


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