後場コメント No.1  Schoo、FIXER、長瀬産、任天堂、GFA、売れるネ

2024/12/24(火) 15:31
★12:30  Schoo-後場下げ拡大 個人情報が漏えい 特定条件下で顧客間で閲覧可能な状態
 Schoo<264A.T>が後場下げ拡大。同社は24日12時に、同社サービス「Schoo for Business」において、同社の顧客の個人データが、特定条件下における顧客間で閲覧可能な状態にあり、これにより個人データ(主に所属会社名・氏名)が漏えいしていたことが判明したと発表した。

 事案により漏えいが確認された個人データの総数は980件。集合学習機能にて学習部屋を作成した顧客については、所属会社名、ユーザー名(氏名)、プロフィール画像が漏えい。集合学習機能にて学習部屋に参加した顧客については、ユーザー名(氏名)、プロフィール画像が漏えいした。現時点において二次被害が生じた事実は確認されていないという。
 同社は今回の事態を厳粛に受け止め、試用アカウントの運用を見直すと同時に、従業員への教育を徹底するとしている。

★12:32  FIXER-続伸 「GaiXer」が政府のセキュリティ評価制度の特別措置サービスリストに登録
 FIXER<5129.T>が続伸。同社は24日12時、同社が提供する生成AIサービス「GaiXer(ガイザー)」が2024年12月13日付で、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(以下、ISMAP)における、「ISMAP-LIU」の特別措置サービスリストに登録されたと発表した。
 
 ISMAPは、政府が求めるセキュリティ基準を満たしているクラウドサービスを評価・登録する制度。同社ではより信頼性の高いサービスを提供することを目的に申請し、登録されたという。これにより、中央省庁や地方公共団体などの行政機関はより安全に「GaiXer」を利用することができるとしている。

★12:34  長瀬産業-3日続伸 「化学品AI共同物流マッチングサービス」を社会実装
 長瀬産業<8012.T>が3日続伸。同社は24日、「化学品AI共同物流マッチングサービス」について、サービス提供開始以来初となる共同物流の社会実装を2024年12月に実現したと発表した。
 
 同サービスは約70社のユーザー登録があり、化学品を取り扱う国内企業を主な対象として提供・運用を行っているという。サステナブルな物流網の構築を通じ、遵法かつ安全な化学品輸送ノウハウを有するドライバーの労働負荷軽減・効率化やコスト削減、GHG排出量削減が期待されるとしている。

★12:35  任天堂-大和が目標株価を引き上げ 新ハードへの期待は相応に織り込まれている印象
 任天堂<7974.T>が続伸。大和証券では、新ハードへの期待は相応に織り込まれている印象と指摘。投資判断は「3(中立)」を継続し、目標株価は8300円→9000円に引き上げた。

 大和では、Nintendo Switch(Switch)がコンソールサイクルの最終盤を迎えている一方、次世代ハードの詳細が不明な現状は短中期的な業績見通しに強い不透明感がある状況と考えている。25/3期の業績は売上高1兆2380億円(Y/Y26%減)、営業利益3170億円(Y/Y40%減)と予想。26/3期の業績は売上高2兆250億円(Y/Y64%増)、営業利益4700億円(Y/Y48%増)と予想。Switch後継機種の貢献で大幅増収増益になるとみている。

★12:46  GFA-乱高下 暗号資産ディーリング業務でミームコイン「ZCoin」購入開始
 GFA<8783.T>が乱高下。同社は24日12時30分、子会社のGFA Capitalが、暗号資産ディーリング業務アドバイザーであるTraderZ氏の投資ポートフォリオとリンクしたミームコイン「Zcoin($Z)」の購入開始を決定したと発表した。
 
 Zcoin($Z)は、暗号資産において世界的トレーダーであり、同社のトレーディング事業の顧問も務めているTraderZ氏の投資ポートフォリオとリンクしたミームコイン。投資収益の3分の1がコイン保持者の配当となるとともに3分の1がコインの償却に充てられることとなっているという。
 
 併せて、業務連携先の再生医療ベンチャーであるルミライズが哺乳動物の脱分化脂肪細胞由来の新たな前駆細胞に関する特許を米国で出願を実施したと発表した。ルミライズの研究チームは、哺乳動物由来の脱分化脂肪細胞を骨軟骨前駆細胞へと分化誘導できることを見出し、同発明を完成し、2024年12月5日には、国内においても同様の特許申請を実施しているという。

★12:54  売れるネット-3日続落 「売れる越境 EC AI カスタマーアシスタント」 提供開始
 売れるネット広告社<9235.T>が3日続落。同社は24日11時30分、海外のAIソリューションサービスを提供するニュウジア(東京都中央区)と業務提携し、越境ECに対応したAIエージェントサービス「売れる越境 EC AI カスタマーアシスタント」の提供を開始すると発表した。
 
 「売れる越境 EC AI カスタマーアシスタント」は、越境EC展開における顧客対応を劇的に効率化するAIエージェントサービス。ユーザーからの問い合わせ内容を理解し、適切な回答を生成、提供するだけでなく、受注やCRM、さらにはサポート業務までを自動的に行うことが可能だとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。



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