前場コメント No.5  メタプラネット、中外薬、データSEC、サイバダイン、かんぽ、セーレン

2024/11/18(月) 11:33
★9:20  メタプラネット-反発 株主優待制度を新設 各種特典贈呈
 メタプラネット<3350.T>が反発。同社は18日8時59分、同社の株主に特別な特典や優待を提供することを目的とした、新しい株主優待制度を導入したと発表した。
 
 毎年12月31日現在の株主名簿に記載または記録された、1単元(100株)以上の同社株式を保有している株主を対象に、SBIVCトレードでのビットコイン抽選プレゼント、ビットコインカンファレンス入場割引券、ビットコインマガジンストア割引券など各種特典を贈呈する。また、今後さらにラインナップを拡充していく予定だという。
 
 2024年12月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主を対象として開始するとしている。

★9:27  中外製薬-大幅安 米医薬関連につれ安 ケネディ氏の米保険福祉省長官指名で連想売り
 中外製薬<4519.T>が大幅安。15日の米国市場で医薬関連がそろって売られたことが材料。

 トランプ次期大統領が、ワクチン懐疑派のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏を米保険福祉省長官に指名したことが嫌気され、米医薬企業は軒並み安。モデルナは7%安、イーライリリーは5%安、ファイザー、アムジェン、メルクなども売られた。

 この流れを受けて18日の東京市場では医薬関連がそろって売り込まれており、同社株は前日比7%安となっている。第一三共<4568.T>、塩野義製薬<4507.T>、大塚ホールディングス<4578.T>なども安い。

★9:33  データセクション-5日ぶり大幅反発 台湾企業と業務提携に向けた基本合意書締結
 データセクション<3905.T>が5日ぶり大幅反発。同社は15日、エレクトロニクス製造サービス(EMS)を提供している台湾有数の企業で、サーバー、ブレードサーバー、ネットワークスイッチ、ストレージ、サーバーマネジメントなどの設計・製造・サービスを手掛けるInventec(台湾)と、業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表した。
 
 同提携は両社の技術、製品、リソース及びネットワークを活用し、今後も需要拡大が見込まれるAIサーバー分野における最先端のエヌビディア社製GPUを搭載したサーバーの確保、およびAIデータセンターの設営などにおける協業を目的としており、具体的な内容などの詳細については、今後の協議を踏まえ決定次第、適切に開示するとしている。

★9:35  CYBERDYNE-急騰 ウクライナ緊急復旧・復興向けサイバニクス製品受注 約3.6億円
 CYBERDYNE<7779.T>が急騰。同社は18日9時30分、国際協力機構が実施するウクライナ緊急復旧・復興プロジェクト向けに、HALシリーズなどのサイバニクス製品を受注したと発表した。受注製品はHALシリーズ(下肢タイプ、単関節タイプ、腰タイプ)46台などで、契約金額は約3.6億円だという。
 
 今回納入する製品は、ウクライナの首都キーウの医療施設への導入が予定されており、戦禍により障害を負った人などの治療に役立てられることが期待されるとしている。
 

★9:42  かんぽ生命-岩井コスモが新規「A」 株価上昇が期待できる金融株として注目
 かんぽ生命保険<7181.T>が続伸。岩井コスモ証券では、株価上昇が期待できる金融株として注目。投資判断「A」、目標株価3600円でカバレッジを開始した。

 岩井コスモでは、割安・高配当利回り・安定配当株とともに「金利ある世界」によって株価上昇が期待できる金融株として注目している。資産運用収益が想定以上に好調なことから同社が上期決算発表時に今25.3期業績予想の上方修正と自社株買いを発表したことは同社株の上昇材料になろうと指摘。中期的には顧客の維持・拡大や資産運用の進化などにより、安定的に利益を確保出来る「強い会社」への成長が期待できるとみている。

★9:44  セーレン-大和が目標株価を引き上げ 通期計画は上振れ余地、今後成長分野を強化
 セーレン<3569.T>が堅調。大和証券では、通期計画は上振れ余地、今後成長分野を強化と指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2800円→3100円に引き上げた。

 会社側は25/3期業績予想を修正。売上高1560億円(従来1470億円)、営業利益164億円(同155億円)へ上方修正。成長分野売上高を25/3期720億円→31/3期1400億円へ目指すという。一方、大和では、25/3期営業利益を170億円(従来160億円)へ修正した。会社側は上期上振れ分を通期計画に上乗せした模様で、会社計画は上振れ余地があるとみている。 2Qは順調な決算と指摘。合皮シート材「クオーレ」は、海外での新規採用拡大などで順調に伸びている点に注目。キャッシュアロケーションや成長戦略を示した点も良かったという。



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