前場コメント No.2 WSCOPE、REVOLUTI、関西電、トヨタ、ウイルコHD、イーディーピ

2024/11/27(水) 11:30
★9:01  ダブルスコープ-売り気配 未定だった通期業績予想を公表 一転赤字へ
 ダブル・スコープ<6619.T>が売り気配。同社は26日、未定としていた25.1期の連結営業損益を8.5億円の赤字(前期は38.7億円の黒字)にすると発表した。
 
 販売量低調による生産数量の減少に伴い機械稼働率の低下などにより固定費を賄えず、また販売価格の下落などによる一部モデルの在庫評価損を見込んでいるとしている。
 
 W-SCOPE CHUNGJU PLANTが3Qより連結子会社から除外され持分法適用関連会社になる可能性があったことなどにより通期の連結業績予想を合理的に算定することが困難であったことから、25.1期通期の連結業績予想を取り下げ、未定としていた。今回、一定の合理性をもって算定することが可能となったため、公表に至ったとしている。

★9:01  REVOLUTION-買い気配 GVEと次世代デジタル金融インフラ事業に関し業務提携
 REVOLUTION<8894.T>が買い気配。同社は26日に、GVEと次世代デジタル金融インフラ事業(ブロックチェーンやAIを活用し、効率的で安全な資金流通・決済基盤を構築するサービス事業)に関する業務提携を行うと発表した。

 同社は2024年10月11日に投資・配当型クラウドファンディングサービス「ヤマワケ」を運営するWeCapitalを子会社化した。今回の業務提携では、今後ヤマワケで海外投資家向けのプラットフォームを拡充するにあたって、GVEが保有するGVE Coreの技術を提供してもらい、それをプラットフォームの決済手段として組み込むことをめざすとしている。

★9:01  関西電力-続落 発行価格は1780.5円に決定 ディスカウント率3.02%
 関西電力<9503.T>が続落。同社は26日、実施する公募・売り出しの発行価格が1780.5円に決まったと発表した。26日の終値1836円に対するディスカウント率は3.02%となる。株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。

★9:01  トヨタ-売り気配 次世代EVの生産延期と伝わる 円高進行も嫌気
 トヨタ自動車<7203.T>が売り気配。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社が次世代電気自動車(EV)の生産開始時期を延期する方向で調整していることが分かったと報じた。
 
 記事によれば、延期するのは高級車ブランド「レクサス」の次世代EV「LF-ZC」の量産モデルのようだ。従来は2026年末から田原工場(愛知県田原市)で生産を始める計画だったが、27年半ばに遅らせる方針のもよう。世界でEV市場が減速する中、開発期間に余裕を持たせる狙いがあるとしている。

 なお、株価は為替市場において円高・ドル安が進んでいることも嫌気されている。

★9:02  ウイルコHD-4日続落 前期最終損益を下方修正 一転赤字へ
 ウイルコホールディングス<7831.T>が変わらずを挟み4日続落。同社は26日、24.10期通期の連結純損益予想を従来の1.0億円の黒字から3.5億円の赤字(前の期は200万円の黒字)に下方修正すると発表した。

 大口得意先獲得のため新設備の稼働に先行して行った外注費の一時的な増加、雇用調整助成金に係る第三者委員会調査費用および再発防止委員会の組成などの費用のほか、監査法人による追加監査費用などのコスト増加が響いた。

★9:02  イーディーピー-もみ合い 設立15周年記念株主優待を実施
 イーディーピー<7794.T>がもみ合い。同社は26日に、設立15周年記念株主優待を実施すると発表した。

 基準日(2025年3月31日)現在の株主名簿に記載または記録された株主のうち、同社株式を100株(1単元)以上保有している株主を対象とし、一律に、「株主様限定優待サービス」を進呈する。「株主様限定優待サービス」は、宿泊施設・日帰り温泉・グルメ・映画・レジャーなど、全国20万軒以上の提携施設を優待価格にてご提供させていただくサービス。
 加えて、保有株式数および継続保有期間に応じて、Amazonギフトカード3000円を進呈するとしている。


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